犬やねこちゃんを飼うと、必ず考えておかなければいけない事は、いつかは病気にかかったり、亡くなるということです。
病気といっても、外耳炎や胃腸炎などの軽いものから、心疾患や腎疾患などの重い病気、かかると亡くなることもある、パルボウイルスやジステンパーウイルスなどの重大な病気もあります。
病気の対策には色々ありますが、まずはワクチンがあります。
犬のワクチンは、狂犬病ワクチンと混合ワクチンの2種類があり(最近ではフィラリアの予防注射も出てきています。)、ねこちゃんは混合ワクチンのみになります。
狂犬病ワクチンは法律でも義務付けられております。
混合ワクチンは、飼い主さんの判断で打つか打たないかを決めますが、散歩やトリミング、動物病院等、必ず他の犬と接触する機会があるので、やはり接種するべきです。
トリミングのショップや、ペットホテル、ペット可のホテルでも、混合ワクチンの接種証明書の提示が必要なところがほとんどです。
ワクチン以外の対策になりますと、
マダニの予防薬、フィラリアの予防薬など、寄生虫の予防も大切です。マダニから媒介して感染する病気も多くありますし、フィラリアは蚊が媒介して、心臓に寄生するとても怖い病気です。
他には、定期的な健康診断も重要です。
血液検査では、いままだ症状が出ていなくても、血液の検査値で病気が初期の段階で見つかることもあります。
フィラリアの検査と共に健康診断をしてくれる病院もあるので、大切な家族の健康を守るため、定期的にチェックしましょう。