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リードや首輪、胴輪が抜けないようにする方法

アニホック往診専門動物病院

リードや首輪、胴輪が抜けないようにする方法

わんちゃんからすっぽりと、リードや首輪、胴輪(ハーネス)が抜けてしまった!という経験をされた方、意外といらっしゃるのではないでしょうか?
実は私も幼き頃、初めての散歩でやってしまいました。リードをしっかり持っていたつもりが、するりと手から離れてしまったのです。

あの時の冷や汗は今でも忘れません。
飼い犬は追えば追うほど逃げていく・・・

たまたま車も、人もいない場所だったので、どうにか無事に捕まえた記憶がありますが、
「もしそのまま脱走して捕まらなかったら・・・」
「人を襲ってしまったら・・・」
大げさかもしれませんが、この後、その子と続いた幸せな生活はなかったのかもしれません。

今回はリードや首輪、胴輪がなぜ抜けてしまうのか、どうしたら防げるのか、一緒に考えていきましょう。

1,首輪や胴輪が抜けてしまう主な理由

よくあるパターンとしては、わんちゃんが後ずさりした際にすぽっと抜けてしまう状況です。特に、胴輪は、構造上からも首輪以上に後ずさりには弱いのですが、わんちゃんから抜けてしまう理由は何なのでしょうか?

①商品(サイズ)の選択ミス

一般的に、わんちゃんが引っ張る力は体重に比例していると言われています。そのため、体重に合わせて強度試験などを行っている製造元が多く、まずはわが子の体重をきちんと把握することが重要となります。

もちろん体重だけでなく、体型によっても適したサイズは異なります。計測できる場合は、
首輪:首回り
胴輪:前足の付け根の一番太い部分(胴回り)など
を出来る限り正しく計測して、一番合ったものを選びましょう。その際、毛の長いわんちゃんは必ずかき分けてくださいね。

さらに、犬種によっても、適したタイプが違います。例えば首輪の場合、首が太い犬種(例・・パグやフレンチブルドックなどの短頭種)には幅が広い平首輪、長毛種には丸首輪が向いています。
胴輪にも、色々なタイプがあります。中には胴輪が苦手とする後ずさり対策をされた商品もあるようです。それぞれの特徴を理解して、どのタイプが向いているのか考えてあげましょう。

②調整ミス

せっかくその子にぴったりの商品を手に入れても、つける際に調整を間違えれば抜けてしまいます。
苦しそうだからといって緩くつけてしまう方がいますが、それはNG。もちろん、きつすぎてしまうと負担がかかり、苦しくなってしまいますが、正しく付ければ問題ありません。 装着時の目安としては、首と首輪の間に指が1~2本入るくらいのサイズがよいでしょう。
胴輪の場合も同様で、足元でたるみすぎたり、逆にきつすぎて動きが抑制されないよう気をつけて調整してください。(多段階に調整できるタイプがおすすめです)

③買い替え時のミス

一般的には、約半年間隔で買い替えるとよいと言われています。しかし、わんちゃんの成長度合いや素材、使用具合によってもその間隔は異なりますので、日頃からのこまめなチェックが大切です。
わんちゃんへのサイズ感はもちろんのこと、劣化した部分がないか、留め金はきちんと役割を果たしているかなど、散歩の前などに必ず確認するようにしましょう。

2,リードが抜けないようにするには

リードはわんちゃんと飼い主さんを繋ぐ命綱です。また、適した使い方をすれば、わんちゃんのしつけも担ってくれる道具になります。

①おすすめの持ち方は両手

わんちゃんが急に走り出しても、手から抜けてしまわないように、正しく持ちましょう。
ポイントは、輪っかを持つのではなく、利き手の親指にリードの輪の部分をかけて握りこむ持ち方です。大型犬など力の強い子の場合は、二重にして握りこんでもよいでしょう。そして、もう片方の手は首輪や胴輪側に小指が向くように握り、いざというときに引けるようにして持つ方法がおすすめです。
また、様々な長さや素材のものが出ていますので、わんちゃんの体型や性格、使う目的に合ったものを選びましょう。伸縮性のリードも人気がありますが、やや注意が必要です。わんちゃんの行動をとっさに抑制することが難しいので、わんちゃんの性格や使う状況をよく考えて使うようにしてください。

②首輪や胴輪と共に日頃からチェックを

リードも劣化すれば、ちぎれてしまうことがあります。必ず散歩前に確認するようにしましょう。

3,どうしても抜けてしまいやすい子にはこれ

ダブルリードといって、首輪に1本、かつ、胴輪に1本のリードを繋げ、合計2本のリードを使う方法もあります。逃げ癖のある子や引っ張る子、パニックになりやすい子などにもおすすめな方法です。
2本あれば、どちらか一方に不具合(壊れた、手から離れた)が生じた場合でも安心ですね。

4,まとめ

わんちゃんを飼う以上、利用することは当たり前のマナーでもありますが、とっさに想定外の行動をとったときにでも、リードや首輪、胴輪は、わんちゃんと飼い主を繋ぎ、命を守る大切な道具になってくれます。正しく使って、安全を守っていきましょう。

記事監修
動物病院病院 総長 藤野 洋

アニホック往診専門動物病院獣医師 藤野 洋

日本大学生物資源科学部(旧農獣医学部)獣医学科卒業。
卒業後、約20年にわたり動物病院でペットの治療に従事。
2007年(株)フジフィールド創業。動物病院とトリミングサロンのドミナント多店舗展開を行い、複数店舗の開業/運営を果たす。

日本大学生物資源科学部(旧農獣医学部)獣医学科卒業。
卒業後、約20年にわたり動物病院でペットの治療に従事。
2007年(株)フジフィールド創業。動物病院とトリミングサロンのドミナント多店舗展開を行い、複数店舗の開業/運営を果たす。

【エデュワードプレス(旧インターズー)】・トリミングサービス成功事例セミナー講師・トリミングサービス成功ガイド監修・Live trim2018 マネージメントセミナー講師 【メディア】・ラジオ調布FM ペットオーナー向け番組MC・多摩テレビ 「わんにゃんMAP」番組パーソナリティ・j:comジモトピ「世田谷・調布・狛江」出演

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