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猫にも人間同様感情がありますので褒められたら喜びますし、叱られたら落ち込んだりします。
猫だって怒られることは嫌いです。逆に褒めてもらうと「また褒められたい」と思い同じことを繰り返します。
特に大好きな飼い主さんに褒められると猫も嬉しいのです。だからこそ正しい褒め方をしないと猫に正しく伝わらなかったら飼い主と猫の関係にも関わってくるのです。
「言葉は伝わらないから言っても意味ない」ではなく、しっかり伝えるとちゃんと理解してくれますので、良いことをした時はしっかり褒めてあげてください。
ここでは猫の褒め方に効果的な方法を紹介していきたいと思います。
例えばトイレがちゃんと指定の場所で出来たり、名前を呼んだらこっちに来たり、爪切りやブラッシングなどのお手入れが上手に出来たら、その場ですぐに褒めてあげることが大事です。時間が少しでも空いてしまうと、猫も忘れてしまいますので「あれ?なんで褒められてるんだ?」と思ってしまいます。
良いことをして褒めるまでの間にもし知らないところでイタズラをしていたら、そのイタズラに対して、褒めてもらえてる!と思う可能性もあります。そうなるとそのイタズラを繰り返す可能性もあるんです。
ですので、猫が良いことをしている時にしっかりその場で待っていて、出来たらすぐに褒めることが大事なんですね。
ただ、ヨシヨシと淡々と褒めるだけでは猫には伝わりにくく、人間の子供同様、大げさに褒めた方が伝わりやすいです。オーバーリアクションで尚且つ猫が撫でられて好きな場所(例えば頭や首の周辺や、尻尾の付け根など)を撫でながら褒めるといいです。周囲の人がちょっと引くぐらい大げさに褒めましょう。自分が飼っている猫の喜ぶ場所をちゃんと知っておくのも大事になってくるんですね。撫でてあげるとノドをゴロゴロ鳴らしますので、それで好きな場所を知っておきましょう。
また、家族で褒める言葉を統一するのも大切です。自分は「いい子いい子」と褒めているのに、父親は「ヨシヨシ」と褒めているなど家族内で違うと猫も「これ褒められてる?じゃあさっきのは褒められてないの?」と理解しにくくなります。いい子と言って褒めるのであれば、家族みんな同じ言葉で褒めるようにしましょう。
猫が良いことをしたら大好きなおやつなどのご褒美をあげるのも効果的な方法です。おやつをもらえたら「また食べたい!」となり猫のやる気を刺激し、おやつを貰うために同じ事を繰り返すようになります。ここで大事なのが、普段から何もない時におやつをたくさんあげないことです。普段からあげていると猫にとっておやつが特別な物になりませんので「おやつがもらえるかもしれない」と思わなくなります。効果的に褒めるには、良いことをした時にあげるのを徹底するのが大切になってくるのです。
また、ご褒美はおやつだけではなく、オモチャなどもです。ご飯を食べた後のお腹がいっぱいの時は、おやつよりもオモチャの方が効果的です。
初めはわからなくて失敗もします。失敗した時は叱るよりも無視した方がいいです。無関心だと「あ、これは違うんだ。おやつもらえないんだ。」と考えるようになります。
猫はプライドが高い生き物ですので、叱るよりも褒めて伸ばす方を考えた方が得策でより理解してもらえます。失敗しても繰り返し根気強くやることで猫もちゃんと覚えてくれます。
大好きなご主人に褒められたい!ご褒美をもらうためにはどうしたらいいんだろう?と猫自身ちゃんと考えて行動をおこしますので、良いことをした時は猫を名一杯褒めてあげてください。