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飼い主にとって一番大切なことは「しつけ」です。
しつけをきちんとしないと本当に家の中が大変な事になってしまいます。
例えば…服やタオルなどをボロボロにしてして遊んでいたり、洗濯物にダイブしたり…
高い所にあがって物を落としてみたり(下に人間がいたら大変ですよ)
危ない猫だど電気コードで遊んでいたり、洗濯機の中に入って遊んでいたりする猫もいます。
家にあるもの全てをきちんと猫に分からせてあげないと危険な道具にもなってしまうのです。
しかし猫は犬と違い自分で行動する生きものです。
本来、単独で行動をしていたので他からの命令や指示されるのを嫌がります。
「だめ!」と一回言っただけでは理解しないでしょう。
叩いただけでは逆にビクビクしてしまい、飼い主さんと距離ができてしまうことも…
ですが、完全室内飼いをしている猫にとってはしつけが必要になってきます。
しつけをするにあたり真っ先に思いつくのは叱ることですよね。
だた、大声で叱る、叩くなどは虐待にもつながりかねません。
叱り方にも工夫をしなければ猫はびっくりしてしまい
逆効果になってしまう事もあります。
そこで猫をしつけが逆効果になってしまったパターンを振り返り上手にしつけていく方法を見ていきましょう。
子猫のときによくあると思います。
トイレ以外でオシッコをしてしまった。
だからと言って叩く。これは全く効果がありません。
猫の習性からして叩かれると、攻撃されたと理解してしまい飼い主さんから逃げようとします。
猫が飼い主さんに近づかなくなってしまうと、しつけはおろか、コミュニケーションすら取れなくなってしまいます。
猫を叩いて叱るのはやめましょう。
トイレ以外でオシッコをしてしまい叱ってしまうと猫はオシッコをしてしまった事を怒られているのだと勘違いをしてしまい
逆にオシッコを我慢して膀胱炎になってしまう場合があります。
オシッコでしつけをするには、トイレが猫にとって良い環境かどうか飼い主さんが考えてあげてください。
トイレは猫にとって無防備な場所であり、攻撃されやすい場所だからです。
そのトイレで用を足さなかったのであれば、何らかの理由があるはずです。
猫が何かをいたずらしたとします。
家に帰ったら部屋の中がぐちゃぐちゃでした。おそらく留守中に遊んでオーブントースターを落として壊したとします。
ですが、後から飼い主さんが気がついてオーブントースターの前に連れて行き猫に「壊れたのはあなたのせいよ!」と叱った所で
猫は理解できません。何がいけないのか分からないのです。
この場合、やみくもに叱ると猫はビクビクするだけです。
壊したタイミングで叱らない限り、何度も注意しても理解しません。
いたずらするのをひたすら待つのは飼い主さんにとって大変なことかもしてませんが、
タイミングで猫をしかっていくうちに、猫は段々と飼い主さんの顔をうかがうようになります…
「あっちゃ~やっちゃった…」と言う顔をしますよ。
そして何が悪いのかを学習していきます。
上手なしつけは、一度叱ったら毎回叱ることです。
叱ったり叱らなかったりすると、猫は混乱します。
そして褒めます。褒めてコミニュケーションをとって行くうちに猫はこうしたら褒められると理解していきます。
ソファーや壁にがりがりと爪とぎ…
飼い主にとっては家具がボロボロになるのでしつけたくなる気持ち…理解できます。
本来、猫の爪とぎはストレス発散方法です。
それを邪魔された訳ですから猫にとって苦痛です。
猫はただ単にいやな事をされると、飼い主さんを嫌いになります。少し距離をおくようになります。
今度はうまくいくように、見つからないように!と考えるのです。
そして気がつくと家具がボロボロになっているわけです。
猫の爪とぎ専用を購入したり、タワーを購入したりしましょう。
一度、癖がつくと同じ所でしか爪とぎはしません。
必ず褒めることも忘れないようにしましょう。
猫はしつこい生き物です。飼い主にも忍耐が必要です。
あらゆる場所での爪とぎはいけないこと!を教えるには時間が掛かるかもしれません。
普段、猫の爪を切る。ソファにカバーをかける、フィルムを張るなどして
猫が爪とぎをしないような環境に飼い主が飼えるのも一つの案です。
自分に注目してほしいとき、甘えたいとき、おなかが空いたとき、この様なときは
爪と研いで飼い主さんからの注目を浴びたい一心で目をランランさせる時があります。
こんなときに「ダメ!」と強く叱ってしまったらせっかく甘えたいのに…
許されないことなんだと理解してしまい、飼い主さんにチ近づかなくなってしまいます。
悪いことをしても人の気を引くために行っている時もあります。
これは日ごろから飼い主さんの愛情不足も考えられます。
あまりにも爪とぎがひどいようであれば、叱らずに愛情を沢山注いでみてはいかがでしょうか?
きっと猫も飼い主さんを見ています。観察しています。
猫が何かしたいときは何かを訴えている時です。