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好奇心旺盛ですばしいっこい猫たち。特に家の中だけで猫を飼っている飼い主さんにとって、何より困ってしまうのが猫が外へ逃げてしまう事ですよね。
また、逃げてしまった後も、戻ってこなければ行方が分からず、下手をすれば数日、数週間と所在が分からないなんてこともあるかもしれません。そういったことを防ぐためにも、自由奔放な猫が心配な方は首輪を使ってみる必要があるかもしれません。首輪があることによって飼い主さんのところにちゃんと戻ってくることができ、安心したという声も多く聞きます。なにせ話ができない猫ですから、飼い主さんんのところに帰りたくても帰れない場合もあるわけで、首輪があれば飼いネコであるという立派な目印にもなります。迷いネコ、脱走ネコの悲劇を防ぐためにも、ぜひあなたの大切な愛猫にも首輪を付ける習慣をつけてあげるといいでしょう。
自由奔放な飼い猫に、なぜわざわざ首輪をする必要があるのか?そういった疑問を持つ飼い主さんも実は少なくないのではないでしょうか?その見た目から、まるで犬みたいで何だかかわいそう…などと思う方もいらっしゃるかもしれません。しかしながら、ふだん家の中で大事に飼っている猫がひょんなことから脱走してしまった場合はどうでしょうか?猫が必ず飼い主さんの元に戻ってくると言う保証はありませんよね。そんな時首輪を付けた猫であれば、飼い主さんがいるんだと他の人達にも目に見えてわかりますし、保健所に連れて行かれることもなく済みます。また、猫の中には餌をくれる人のところに定期的に通ってしまったり、といったケースもあり、下手をすれば脱走をくりかえし、そのまま帰ってこなくなってしまうこともあります。飼い猫であること、猫の所在を他の方に知らせるためにも、名前や住所の入ったネームタグをつけた首輪をつけておくことがとても有効なのです。
それでは、猫にはどのような首輪を選んだらいいのでしょうか?猫の首輪選びに大切なポイントは4つです。
まずは、首輪に強い力が加わると簡単に外れるもの。そして、緩すぎずきつすぎず、適度なゆったり感じのあるサイズを選ぶこと、首輪自体が軽くて負担が少ないもの、安全装備のものです。万が一のうっかり事故を防止するためにも、危険な時には首輪が抜けるタイプのものを選びましょう。また、首輪はきつく締めすぎてはいけません。指が数本入るぐらいのサイズがよいでしょう。購入前に猫の首周りの寸法を測ってから購入しに行くとよいでしょう。また、首輪に名前や住所を載せる場合にはいくつかのタイプがあります。ネームタグのようになっていて直接名前や住所をプレートに彫れるもの、布製になっていて、アイロンプリント用の布が付属してくるもの、首輪自体が布のような素材できていて、裏に直接書き込めるようになっているものなどです。首輪自体があまり固いもの、やわらかいものでできていて、動くとしわがよって徐々に破けていってしまうようなものはできるだけ避けるようにしましょう。また、首輪をつけるもう1つのメリットとして、最近はノミ取り効果がある首輪が出回っていますので、ぜひ利用するといいでしょう。猫にとってノミは最大の敵です。首輪をつけているだけでノミを取ってくれる効果まで得られるなんて一石二鳥、世の中は本当に便利な時代になりましたよね!
猫に嫌がることなく首輪をすんなりつけてもらうためには、まず安全で邪魔にならない付け方をする必要があります。猫の首輪はサイズのあったものを選びましょう。首のところは緩すぎてもきつすぎてもダメ、だいたい指2本分ぐらいの隙間が必要です。きつすぎると首がしまったり、首の部分の肌が荒れたり、毛が抜けてしまう場合があります。緩すぎると今度は首元でぐるぐると動いてしまい、猫が動くたびにじゃまになってストレスになってしまいます。また、首輪は猫用に開発され伸縮性のある安全首輪を使うといいでしょう。狭い所に入ったり、茂みや柵などにひっかかった場合など、力がかかると外れるようなタイプのものですと、万が一の事故を防止してくれます。よく首輪に鈴がついていて、動くたびにリンリンなるタイプのものがありますが、実はこれはNGなんです。飼い主さんにとっては、外にいても猫の所在がわかるので便利ですが、猫の立場からすると、動くたびに人工的な音が鳴るのでは落ち着かずストレスを感じてしまう場合もあります。猫が成長するにしたがって首周りのサイズが変わることもありますので、サイズと首輪のフィット具合はこまめにチェックしてあげると良いですね。