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ワイルドな見た目に反して可愛らしい性格をしたベンガル猫は日本でも人気の猫種です。肉食動物を思わせる見た目の通り、体格はやや大柄で筋肉質でがっしりしています。
成猫の平均体重は3.5~5kgほどで一般的な猫と変わりませんが、筋肉が発達しているため運動能力に優れているのが特徴です。
一方で性格は穏やかで人懐っこくて甘えるのが大好きです。社交的でたくさん話しかけてくるフレンドリーさもあり、親しみやすくとっても飼いやすい猫です。
どの猫にも同じですがまず食事とトイレ、爪とぎのしつけが必要です。好きな時間に好きなだけ食べていては肥満になります。またトイレ以外の場所で排泄されては困ります。
猫を飼っていると爪とぎで壁や木の戸がボロボロになりがちです。専用の爪とぎポールや板、キャットタワーのポールなど決めた場所でするようにしつけましょう。
好奇心旺盛なベンガル猫は人間の食べ物にも興味を示します。猫にとって人間用に味付けされた食べ物は塩分が濃すぎます。おねだりされても与えないようにしてください。
ベンガル猫のしつけで心がけたいのは優しく叱ることです。見た目に反して穏やかで甘えん坊な性格のため、ちょっときつく叱っただけで怖いと感じてしまいます。
いけないことをしたときはその場で穏やかな声で「ダメだよ」と優しく叱りましょう。
猫を家に迎えたら出来るだけ早く行いたいのがトイレのしつけです。猫は柔らかい土や砂で排泄する習性があります。
家の中では布団や毛布に粗相することがあります。猫のおしっこやウンチは臭いが強烈で、布に粗相をされると洗濯しない限り臭いが残ってしまいます。
粗相をするたびに掃除や洗濯をするのはかなりの手間ですから、出来るだけ早くトイレの場所と使い方を覚えてもらいましょう。
トイレのしつけにはトイレ本体と猫砂、システムトイレの場合は専用シートがまず必要になります。
とにかく綺麗好きな猫は汚れたトイレを嫌がります。早くトイレをしつけるためには、清潔で快適なトイレ環境を用意することが第一です。
トイレの臭いが気になる場合はペット用芳香剤や消臭剤、粗相したときの掃除用にウェットティッシュと住宅用洗剤も用意しておくと良いでしょう。
猫がそわそわしだして床の臭いを嗅ぎ始めたらトイレのサインです。優しく「ここだよ」と声をかけて、お尻を手で軽く押してトイレの場所まで誘導しましょう。
「粗相をされたら」と焦る気持ちは分かりますが、ベンガル猫は怖がりですから穏やかにトイレの中に入れることが大切です。ちゃんとトイレが使えたら褒めてあげてください。
もしトイレ以外の場所でしてしまっても怒らないで、臭いが残らないように掃除しましょう。トイレの場所と使い方さえ覚えてくれれば、ベンガル猫は利口ですから粗相はしなくなります。
活発で遊ぶのが大好きなベンガル猫は壁や柱など家のあちこちを爪とぎ場所にしてしまいます。筋肉が発達していて体格がかっしりしているため、ちょっと爪とぎされただけで壁紙はボロボロです。
まずどこなら爪とぎをして良いのか、どこでされたら困るのかしっかり決める必要があります。そして「爪とぎする場所はここ」と決めてそこでさせるようにしつけましょう。
爪とぎのしつけには市販の爪とぎグッズが必要です。紙管に麻縄を巻いたポール、ダンボールなどで出来た板状のものがポピュラーですが、中にはベット型のものや壁のように立てかけて使うタイプもあります。
爪とぎグッズは猫によって好き嫌いがかなり分かれる傾向にあり、気に入ると毎日のように使いますが、気に入らないと全く使ってくれません。
大きく分けてポールを好む派とダンボールを好む派に分かれるようです。柱や戸の角で爪とぎしたがる猫はポールを好み、壁で爪とぎしたがる猫は板を好む傾向があるようです。
ほかにもキャットタワーのポールは爪とぎできるように麻縄が巻かれていますから、大いに活用しましょう。
用意した爪とぎ用品に興味を示してくれれば、しつけをしなくても自分から使うようになります。猫が爪とぎしやすいように通り道などに爪とぎグッズを配置しましょう。
もし予め決めた爪とぎ場所ではない、壁や柱などで爪とぎしているのを目撃したときは「そこじゃないよ!」とその場で穏やかに叱ってください。
そして爪とぎ場所に優しく誘導しましょう。ちゃんと決めた場所で爪とぎしたら褒めてあげてください。
ワイルドな見た目に反して穏やかで人懐っこいベンガル猫は日本でも人気の猫種です。そんなベンガル猫のしつけで心がけたいのは優しく叱ることです。繊細な一面もあるベンガル猫はきつく叱るとすぐ怖がってしまいます。
ベンガル猫を家に迎えたらまず行いたいのが食事とトイレ、爪とぎのしつけです。好奇心旺盛なベンガル猫は人間の食べ物にも興味を示しますが与えないようにしてください。
トイレのしつけは優しく「ここだよ」と声をかけて、軽くお尻を押して穏やかにトイレまで誘導しましょう。
爪とぎのしつけはまずポールや板などの爪とぎグッズを用意して猫の通り道に配置します。
そして壁や柱などで爪とぎしてるのを目撃したら「ここじゃないよ!」と穏やかに叱って、爪とぎ場所まで誘導しましょう。