子猫のうちは甘噛みもかわいいのですが、そのまま成長した猫が甘噛みしていて突然スイッチONで本気噛み!その結果、飼い主の皮膚に小さな穴が2つと血が…なんてよくある話ですね。
完全室内飼いの猫だから噛まれても大丈夫なんて思っていませんか?
実は完全室内飼いの猫でも菌が全くないわけではないので抵抗力が低い人なら噛まれた傷が腫れたり症状が悪化することだってあるんですよ。
しかも甘噛みをするのは飼い主限定とは限りませんよね。
お客さんだったり子供をんだりして傷口が悪化したら取り返しがつきません。
完全室内飼いでも万が一脱走したときの事も考えてワクチンを摂取しておく事をおすすめします。
ワクチンを摂取するしないは別として、まずはそうならないように甘噛みの癖をしつけておく必要があります。
目次
猫と飼い主が遊んでいる時に興奮して甘噛みしてくる場合が多いですが、甘噛みしたらすぐに遊ぶのをやめて下さい。
例え軽い甘噛みで痛くなかったとしても大きめのキツイ声で「噛まないの!」などと言って遊ぶのをやめてください。
高い声を好む猫が多いので、この時あまり大きな高い声で「いたい、いたい」などと言うと猫は喜んでくれてると勘違いして余計に噛むようになる猫もいるので出来るだけ短くキツイ声で言うようにしましょう。
最初は猫的にはきょとん状態ですが、何度も何度も怒られては遊ぶのをやめられたらちゃんと学習して甘噛みをやめます。
特に子猫だとどうしても甘くなりがちですが、そこは心を鬼にしてきちんと接する事を徹底してくださいね。
どれほど軽い甘噛みだとしても甘噛みした時はその瞬間に現行犯で怒るという事を重要視してください。
時間がたってしまったら猫には飼い主が何のことを怒っているのか全く分からないので、猫からすると飼い主はどうして機嫌が悪んだろうって感じにしか受け止められません。
今までは甘噛みを放置していたわけですから初期段階として現行犯で怒る事でまずは猫に、今何があったの?と思わせる事が重要なんです。
何があったの?という疑問から飼い主は噛んだ時に怒るんだという事に気が付いていきます。
後はとにかく繰り返す事が重要で、猫のしつけは根気が必要ですが繰り返していくうちに必ず結果が出てきます。
そして例え甘噛みされて後で傷がついて痛いからと言って傷口を猫に見せてもう一度怒るような事はまったく無意味なのでやめましょう。
そして例え現行犯でしかもどんなに痛くても我慢して猫をたたかないでください。
猫の甘噛みは遊び、本気噛みは持って生まれた狩猟本能がダダ漏れしてしまった結果なので悪気はないので戦う気持ちのない猫に手を出す事だけはやめてくださいね。
猫は遊んでいる最中や遊んでほしいという要求、何かを食べたいという要求でも甘噛みしますが、遊んでいる最中は遊ぶのをすぐにやめて遊んでほしい、何かを食べたいという要求だと分かっても絶対に応じないようにしてください。
猫は賢い動物なので要求したい事があるから甘噛みしたら飼い主は遊んでくれた。
だからまた甘噛みしようと思って行動します。
だからこそ甘噛み後の要求にはは絶対に要求に応じないという事が大切です。
ここは猫が可愛くても我慢ですよ。
甘噛み時は怒ってその後は放置して、それから時間をおいて改めて思いっきり可愛がってあげてください。でもその時また甘噛みしたらすぐ怒って放置ですよ。
人間の子供と同様で、猫も可愛いからこそある程度のしつけは必要なんです。
注意点を根気よく実行しても、全く効き目のない猫もいると思いますが、その場合は甘噛み現行犯に限り近くで床などを叩くなど大きめの音を立てて軽く脅かしてください。
効果があれば甘噛みの現行犯に限り繰り返してください。
但し余りにも大きな音だと猫がショック状態に陥る場合があるのであまりにも大きな音は避けるように十分注意してくださいね。