よく寄せられるしつけの相談にいつもはできているのに、してほしいときにはできないというものがあります。
例えばいつもはできているのに、お散歩中に待てといっても聞いてくれなかったなどですね。これはどういうことでしょうか?
ではいつもはどうしつけをしていたのかを聞いてみますと、いつも同じ部屋で行っていた、毎日同じ時間に行っていたというのが多いです。
確かに私たちの生活にはそれぞれのリズムがありますし、犬を遊ばせる空間が決まっている家庭も多いでしょう。
ではなぜいつもできていたことができないのか。それはいつもと違う空間で、犬の注意力が他に向いてしまっているからです。
いつもの部屋で慣れている状態と、お散歩中の周り全てが興奮できる状態ですと注意力が散漫になるのも無理ありませんよね。
特にお散歩中に「待て」をさせる状況であれば犬は興奮状態です。なかなか「待て」を聞く状況ではありません。ではどうすればいいのか。
簡単です。トレーニングの時間や場所を変えていろいろな状況下で「待て」ができるようにしていきましょう。
それができるようになれば興奮状態の犬でも貴方の「待て」にきちんと反応して対応してくれるようになりますよ。
基本はできています。もう少しです。頑張ってください!!