犬は、今や「人間の家族の一員」で人間と同等とお考えの方も多いです。
ただし、犬は「動物」という立場でもあります。
「しつけ」としてトイレや「ハウス」、「お座り」「待て」など教えてあげないといけません。子犬のうちにしっかりと覚えても、環境の変化でできなくなったり、お迎え時から全く覚えてくれずに悩む飼い主さんも少なくありません。
特にトイレのしつけが悩みのトップにあげられています。
褒めてあげることで覚えていくということを是非ご紹介します。
まず、トイレのしつけで説明しますね。
思わず叱りつけてしまいますが、叱ると勘違いをして「ここでしちゃだめ」という心理が働き、別のところでするようになってしまいます。
「トイレ」でのしくじりは、してしまったら犬をケージに入れてから、犬に見えないように始末をします。絶対叱らないでくださいね。
もし所定のトイレでしてくれたら、思いっきり褒めてあげることで、「あ、ここでなら叱られない」ということで、覚えてくれます。
「お座り」「待て」「伏せ」やお散歩の時のしつけは、おやつを使いながら、できたら褒めて
あげるという繰り返しで覚えさせます。
くれぐれもおやつのあげすぎには注意してくださいね。
しつけの本の通りにいかず、きつく叱りつけると犬がストレスから体調を崩してしまう深刻なケースもあります。
ここは動物のプロであるかかりつけの獣医師に相談して対応策をお聞きするのが早いです。
動物病院やブリーダーさんで定期的にしつけ教室を開いているところもあるので、
そこでお聞きするのもいいですね。
しつけのしやすさは個体差がありますし、環境の変化で出来ていたことが出来なくなる時もあります。上手に褒めることで犬は素直に覚えてくれます。