犬のしつけに罰を与えることが逆効果である3つの理由

罰はしつけにとって、重要な事柄ですが、罰にも与えていい罰と、があります。

罰の与えるタイミングは、ごほうびと同様で、行動を起こした直後です。

弱すぎても効果がなく、強すぎると怖がってしまいます。

罰のデメリット

新たに問題行動を引き起こしてしまう

しつけの時に、罰ばかり与えてしまうと、怖いから、仕方なく従っているだけになってしまい、萎縮した性格の子だったり、触られるのが怖く、咬んでしまう子になり、撫でることも出来ない犬になってしまいます。

飼い主さんとの信頼関係が失われる

感情的に、長々と叱ってしまい、ごほうびが少なく罰の多いしつけ方になると、飼い主さんのことが怖くなってしまい、信頼関係が失われていきます。

意欲が失われてしまう。

あまり怒りすぎると、犬のトレーニングへの意欲が失われていってしまいます。

トレーニングは楽しいことだと思ってもらうために、罰を与えてばかりではなく、たくさん褒めてあげます。

与えても良い罰とは

叩いたり、睨みつけたりするのは良くありません。

大きな声ではっきりとした口調で叱ったり、無視をします。

人間との交流がなくなることは、犬にとってとても厳しい罰になります。

基本的にしつけは、たくさん褒めてあげること、少なく叱ることがポイントです。

叱った後は、かならず犬を呼んであげて、お互いの信頼関係を修復します。

信頼関係は、これからずっと犬が死ぬまで続くものです。信頼関係が失われないように、そしてトレーニングが楽しいと思ってもらうために、たくさん褒めて伸ばしてあげましょう。

記事監修
動物病院病院 総長 藤野 洋

アニホック往診専門動物病院獣医師 藤野 洋

日本大学生物資源科学部(旧農獣医学部)獣医学科卒業。
卒業後、約20年にわたり動物病院でペットの治療に従事。
2007年(株)フジフィールド創業。動物病院とトリミングサロンのドミナント多店舗展開を行い、複数店舗の開業/運営を果たす。

日本大学生物資源科学部(旧農獣医学部)獣医学科卒業。
卒業後、約20年にわたり動物病院でペットの治療に従事。
2007年(株)フジフィールド創業。動物病院とトリミングサロンのドミナント多店舗展開を行い、複数店舗の開業/運営を果たす。

【エデュワードプレス(旧インターズー)】・トリミングサービス成功事例セミナー講師・トリミングサービス成功ガイド監修・Live trim2018 マネージメントセミナー講師 【メディア】・ラジオ調布FM ペットオーナー向け番組MC・多摩テレビ 「わんにゃんMAP」番組パーソナリティ・j:comジモトピ「世田谷・調布・狛江」出演