犬の泌尿器系の病気って?

犬の、泌尿器疾患は珍しいものではありません。

主な病気を覚えておきましょう。

犬の泌尿器系の病気はどんなものがあるか?

尿路結石

膀胱や腎臓に結晶のような石ができてしまう病気です。

ストラバイト結石や、シュウ酸カルシウム結石が多く見られます。

症状

おしっこに血が混じったり、赤っぽいおしっこをします。何度もトイレに行き、排尿体勢になっても出ないなどの症状がみられます。

治療

大きければ手術で取り出します。小さければ、尿路結石用の処方食があるので、それを食べさせて溶かしてあげます。

たくさんお水を飲ませ、トイレを清潔に保ってあげましょう。

膀胱炎

膀胱に細菌がはいり、炎症をおこします。

症状

血の混じったおしっこや、濁ったり臭いおしっこが出ます。何度もトイレに行き、排尿体勢になっても出ないなどの症状がみられます。

治療

飲み薬を投与して治療します。いつも新鮮な水が飲めるようにしてあげましょう。

犬の泌尿器系の病気は少なくありません。定期的に健康チェックも兼ねて尿検査をしていると、結石も小さなうちに発見できますし、治療も短期間で終わることが出来ます。

具合が悪くなくても、健康診断をしてあげましょう。

記事監修
動物病院病院 総長 藤野 洋

アニホック往診専門動物病院獣医師 藤野 洋

日本大学生物資源科学部(旧農獣医学部)獣医学科卒業。
卒業後、約20年にわたり動物病院でペットの治療に従事。
2007年(株)フジフィールド創業。動物病院とトリミングサロンのドミナント多店舗展開を行い、複数店舗の開業/運営を果たす。

日本大学生物資源科学部(旧農獣医学部)獣医学科卒業。
卒業後、約20年にわたり動物病院でペットの治療に従事。
2007年(株)フジフィールド創業。動物病院とトリミングサロンのドミナント多店舗展開を行い、複数店舗の開業/運営を果たす。

【エデュワードプレス(旧インターズー)】・トリミングサービス成功事例セミナー講師・トリミングサービス成功ガイド監修・Live trim2018 マネージメントセミナー講師 【メディア】・ラジオ調布FM ペットオーナー向け番組MC・多摩テレビ 「わんにゃんMAP」番組パーソナリティ・j:comジモトピ「世田谷・調布・狛江」出演