犬の、泌尿器疾患は珍しいものではありません。
主な病気を覚えておきましょう。
膀胱や腎臓に結晶のような石ができてしまう病気です。
ストラバイト結石や、シュウ酸カルシウム結石が多く見られます。
おしっこに血が混じったり、赤っぽいおしっこをします。何度もトイレに行き、排尿体勢になっても出ないなどの症状がみられます。
大きければ手術で取り出します。小さければ、尿路結石用の処方食があるので、それを食べさせて溶かしてあげます。
たくさんお水を飲ませ、トイレを清潔に保ってあげましょう。
膀胱に細菌がはいり、炎症をおこします。
血の混じったおしっこや、濁ったり臭いおしっこが出ます。何度もトイレに行き、排尿体勢になっても出ないなどの症状がみられます。
飲み薬を投与して治療します。いつも新鮮な水が飲めるようにしてあげましょう。
犬の泌尿器系の病気は少なくありません。定期的に健康チェックも兼ねて尿検査をしていると、結石も小さなうちに発見できますし、治療も短期間で終わることが出来ます。
具合が悪くなくても、健康診断をしてあげましょう。