小型犬は運動量からいうと、「外に出さなくてもいい」ということにはなりますが、犬は犬で「社交性」や外に出ることの楽しさを教えてあげないと、知らず知らずのうちにストレスが溜まってしまうことにもなるので、外へ犬と一緒にお散歩を楽しみませんか?
大型犬はもちろん散歩は必須です。
お散歩は楽しいけれど、お散歩で困ることもあるので、3つのポイントをしつけておけば楽しくお散歩は楽しめるので、よく読んでおいてくださいね。
目次
犬の中で、生まれてから一歩も外に出たことがない子もたまにはいますし、外へ出ることが楽しくてたまらないと期待に胸膨らませる犬もいます。
残念ならが、犬の本能から困った行動を起こすはいるし、外へ出しても歩かない子もいます。
まず、基本的なお散歩を楽しくするための3つのポイントをあげましょう。
1. リードはゆるめにして歩かせる犬は、家の中の世界では物足りないという心理があって、自分の気に入ったコースを歩こうとします。
時々、ぐいっと引っ張る飼い主さんもいらっしゃいますが、リードは基本的には逃亡防止のためのものではあります。
ですが、ゆるめにして歩かせることは、無理に引っ張って歩かせるというものではなくて、違う方向を歩いたり、拾い食いをしたときに、「ダメだよ」と
ちょんちょんとひっぱる程度のもので、力任せにぐいっとひっぱるものではありません。
しつけ道具ではないので、リードをつけた時はゆるめにして歩かせるのが
ポイントです。
2.「私が主人ですよ」と主従関係を凛とした態度で示すことお散歩で犬に引きずられてしまう飼い主さんや、拾い食いをして注意をする
と歯をむき出して怒る犬もいます。
もしくは、飼い主さんが決めているコースを歩かずに、犬が
行きたいところへ歩いて、家からどんどん離れてしまうというパターンも
あります。
「犬がいうことを聞いてくれない」「反抗してくる」というのは、
犬とご主人様の主従関係がきちんとできていないという証拠です。
「犬>飼い主」という力関係ができているために、飼い主さんの
お散歩でのいうことを聞いてくれないということになります。
3.飼い主さんがお散歩コースの主導権を握ることが重要犬が「私(ぼく)の方が偉いんだぞ」という認識を持っていると、
主従関係が崩れているわけですので、お散歩コースは犬の
行きたいコースになってしまいます。
人間が本来は「犬より偉い立場」なのですから、勝手にお散歩コースを
決めるということは、犬の飼育としつけ面では「ダメ!」と言わざるを
得ません。
あくまでも、犬は人間と一緒にいる以上は家族とはいえ、
人間と同等の立場ではなく「主従関係ですよ」と飼い主さんが教えなければ
いけませんよ。
犬の散歩でありがちな行動は多々あります。それは、基本的なしつけが出来上がっていないから出てくることや、小さい時からの習慣づけができていなかったからということです。
「何がいけないんだろう」と見直して見ることも、上手にお散歩に出かけられるということになります。
1,拾い食いをしてしまう道端に人間が捨ててしまったお菓子などの食べさしがある場合、
「拾い食い」をしてしまう子がいますが、これは「犬の生存本能」から食べて
しまいます。
あまりよくないくせで、命に関わることもあるので、普段から「待て」
「お預け」の命令を聞くようにしつけておきましょう。
2. 外に出るのが怖い。他の犬が嫌い!小さいときから抱っこでもいいので、室内ではなく外の世界に連れ出していれば大丈夫です。年齢があがってからの「お散歩デビュー」は少々難しくなってしまいますから、小さいうちから外へ連れ出してあげましょう。
ドッグランや公園に連れ出すと、気の合いそうな犬と出会えるチャンスもあるので、リードで散歩に出ることができるようになりますよ。
3. お散歩に行こうとすると興奮して走り回るおてんばな子だと、「早く外へ出たい!」という子も中にはいますが、
家と外ではルールが違うということを教えてあげましょう。
外へ出る前にリードはつけますが、「待て」で興奮を抑えてから連れ出すと、飼い主さんが追いかけることも少なくなります。
なかなか覚えてくれない子もいますが、小さいときからのしつけや外へ積極的に連れ出すことで犬も社交性が出てきて、「外に行きたい」気持ちになります。最低限のしつけしておいた方が変な癖がついても直しやすけれども、性格もあるので、慌てずに教えてあげてくださいね。