子犬ちゃんも、新しい環境に大変不安を感じながら、新居に移動しているはずです。
しつけについては、最初はまず3つだけ教えるだけで十分です。
「え?これしつけなの?」と思われますが、これを知っておくと様々なしつけがしやすくなりますよ。目次
しつけというと「トイレトレーニング」や「待て」「おすわり」「ハウス」など
いろいろとコマンドが本で紹介されていますが、初めてペットを飼うかただと
間違えた教え方をして、子犬ちゃんとの信頼関係が消えてしまうことも
あります。
まず、信頼関係をつくることができなければ「しつけもできない」ということで、
3つのことがしつけの第一歩にもなります。
1,安心感を与えてあげることお家にお迎えして、ペットショップやブリーダーさんから教えてもらったケージ類に子犬を入れてあげますが、1ヶ月の間は、ベタベタと触って、お散歩デビューなどを考えてしまいます。
それは、逆に環境が急激に変わった子犬にとって、大変なストレスを与える
ことになります。
夜中にケージで泣くこともありますが、
「かわいそう」と思って、自分たちの布団に連れて行くと、「自分は人間」と
いう間違えた認識を子犬に与えてしまいます。
「ここの囲まれたケージにいることで、ご主人様に守ってもらえる」という安心感を与えることが大切で、実はご主人様に対する服従にも繋がります。
安心感と服従することを覚えてもらうことは、非常に大切です。
2.スキンシップも非常に大切!ケージにずっと入れておくのもあまりよくないので、時々出してあげて、
体全体をマッサージしてあげるということは、非常に大切です。
人間でもマッサージをしてもらって「気持ちよかったなぁ」と感じることはありますよね?
この人間同士のマッサージと同じで、子犬ちゃんのうちから、人に触られることは大切であって、安心感にもつながります。
スキンシップが十分だと、大変子犬のご主人様への信頼感や安心感が芽生えて、
あとで教えていくしつけで、褒めてやる時に非常に役に立ちます。
3,アイコンタクトをよくする
子犬の名前を呼んでみて、飼い主さんとの目があうことは、
しつけのコマンドをしっかり聞くという意識の集中力を高めることになります。
コマンドで呼んでさせることは、アイコンタクトが基本で飼い主さんのいうことを集中してきくということは非常に大切ですから、これは、しっかり子犬のうちから教えてあげることです。
「こら、こっち見なさい」と無理やりアイコンタクトをさせようとすると、
反発する元になりますので、何回も繰り返してできるようにしてあげましょう。
子犬ちゃんは、まだまだ赤ちゃんですから寝ることがお仕事で、
起きている時間は短いです。
その中で、これら3つの簡単なしつけをしようとしても
子犬ちゃんにも子犬ちゃんの1日の行動スケジュールがありますから、
無理な時もあります。
飼育に慣れている人でも、ついやってしまうのですが、
これだけは、やめてあげてくださいね。
1,うまくいかない時は、絶対叱らない!できた時に褒めちぎる!名前を呼んでも無視されてしまったり、スキンシップで
子犬の体を触りすぎて甘噛みをされてしまうと、いやですよね。
子犬ちゃんは、まだまだ頭の中は真っ白い状態なのですから、叱られると
いじけてしまって、信頼関係が崩れて、しつけがうまくいかなくなって
しまいます。
できないときはそっとしておいてあげて、
できた時に、思いっきり褒めてあげると信頼関係がどんどん強くなります。
2,甘やかすのもほとほどにお家にお迎えしたての日は、子犬は寂しがって夜中に泣くケースが
多いのですが、「かわいそうだから一緒に寝かせよう」と
人間と一緒に寝かせる飼い主さんが非常に多いです。
最初の1ヶ月間は、子犬ちゃんと飼い主との信頼関係を築く「最初の
しつけの期間」なので、この期間に甘やかしすぎるとわがまま犬に
なりやすく、しつけのし直しが難しくことがあります。
最初の1ヶ月間はどんなに夜泣きをしても、十分な場所を確保して、
そこが「この子のおうち」と認識させていくことが、「最初のしつけ」
になります。
最初から「おすわり」「まて」などのコマンドを伴うしつけが必要なのかと
思いきや、実はそうではなくて、1ヶ月間のケージ生活の中で、簡単な
トレーニングを「しつけ」としてすることで、十分なわけです。
お迎えしてから10年以上のおつきあいがあるのですから、最初のお迎えで
信頼関係を築くことは、非常に大切です。