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犬のしつけを始めるのは、お家に迎えてすぐに始めることをおすすめします。しつけを始める時期が早ければ早いほど身に付くのが早いので、今すぐはじめましょう。
もし里親で迎えた犬などで、年齢をある程度重ねてしまった犬でも、しつけることは可能です。
そしてしつけを始めるうえで、飼い主さんの心の準備も大切です。犬がかわいそうと思ってしまうと効果がありません。犬は頭がいいので、飼い主さんの気持ちを読み、「今悲しい顔したら、言うこと聞いてくれる」と思います。
どんなことがあっても、犬の気持ちに同情しない!と強い気持ちを持つことがポイントです。
しつけが必要なのはわかるけれど、どうしてしつけが重要なのか疑問ですよね?しつけをすることで、人間社会で一緒に生活していくルールを身につけることができるので、問題行動を起こしにくくなります。
問題行動とは、来客が来ると吠える、無駄吠えをする、人に噛みつくなど、ご近所トラブルになる可能性がある行動です。犬の吠える声がうるさいとクレームが入って、気まずい思いをすることもあります。
しつけをすることで、これらの問題行動を起こしにくくすることができるので、正しいしつけで犬に人間社会のルールを身につけさせる必要があるわけです。
犬のしつけは具体的に何をしたらいいのか解説します。飼い主さんがしつけで悩む問題を挙げていますので、ぜひ参考にしてくださいね。
インターホンに吠えてしまう、外の車の音に吠えるなど、犬が吠えてしまう場面はとても多いです。昼間ならまだしも、夜に吠えてしまうと、吠えた声が響いて「近所迷惑になっていないかな?」と焦りますよね。
吠え癖のある犬の場合は、「天罰方式」でしつけをします。天罰方式とは、吠えると嫌なことが起きると犬に覚えさせることです。嫌なことがおきる行動はしなくなるので、効果があるしつけ方法です。
準備するものは空のペットボトルとビー玉10個です。ビー玉は100均に売っているので、すぐに手に入ります。空のペットボトルにビー玉を入れて蓋をして、道具は完成です。
犬が吠えたら、飼い主さんが見えない状態にして、ペットボトルを犬に投げます。そうすると、大きな音がしてびっくりして、何が起こったのか分からないパニック状態になるのです。
そうすると、「吠える=怖いことが起きる」方程式が犬の中でできあがります。1回で吠え癖が治るのは難しいので、根気よく同じことを繰り返します。そうすると、ビー玉の音を聞くだけでビクッとします。
ここまでくると、他のしつけにも応用できるので、よりしつけがしやすくなります。ぜひ試してみてくださいね。
犬のしつけをしたら、飼い主と犬の上下関係がしっかり完成するので、いい子な犬になって楽しいわんこライフを送ることができます。問題行動ばかりでは、安心して生活することができません。
しつけは飼い主さんと一緒に暮らすうえで大切なことです。人間と生活するルールを身につけることで、犬も安心して生活ができるので、しつけをすることは、飼い主さんと犬の関係をよりよくしてくれますよ。