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犬の核硬化症(かくこうかしょう)とは、眼球内にある水晶体核が加齢に伴い、中心に向かって圧縮されて硬くなることで青みをおびて白く濁る病気です。
核硬化症だけでは視力障害を起こすことはありませんが、肉眼で見ただけでは白内障と変わらないため、区別が難しい症状です。
原因は水晶体の老化によるもので、犬の年齢が6歳頃になると、水晶体の中心部に白くて丸い輪郭がみられるようになります。
白内障を併発している場合、点眼をすることもありますが、核硬化症に対して治療の必要は特にありません。
老化現象なので予防方法はありませんが、あえて予防をするならば併発の危険性がある白内障を防ぐためにも、5~6歳ころになったら定期的に眼科検査を受けるようにしましょう。
特にありません。どの犬種でもかかる可能性があります。
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