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いつものキャットフードを変えたいときに気を付ける3つの注意点

アニホック往診専門動物病院

いつものキャットフードを変えたいときに気を付ける3つの注意点

キャットフードを変えようと思ったら

いつも同じフードを食べている猫を見て、同じものばかり食べていて飽きないの?と疑問に思ったことはありませんか?毎日同じ食べ物、人間なら3日で飽きてしまいそうな気がしますよね。 人間の味蕾が1万個近くあるのに対し、猫の味蕾は800個ほどしかありません。結論から言うと、猫は同じものを毎回食べていても飽きないのです。猫は環境の変化を好まない動物ですので、食事も基本的にはいつも同じもので構わないのです。 でも、同じフードばかり食べていたら、突然食べなくなったとか、変えたら食べるようになったとか、フードに飽きてしまったのではないかと言われることはあります。ですが、本当に飽きたのかどうかは、猫に聞いてみないとわからないでしょうね。 それでも、子猫から成猫、成猫からシニアなど年齢に合ったフードへの移行、肥満によるダイエットのためのローカロリー食、便秘のための消化器サポートへの移行、また下部尿路や腎臓のトラブルなどで療法食への変更など、フードを変えなくてはならないことがあります。いつものフードから別のフードに変えたために、猫が食べなくなることはよくあることですが・・・でも、そんな時は、どうすればいいでしょうか?

キャットフードを変えたいときに気を付ける3つの注意点

1:諦めないで与えてみる

環境が変わるのを好まないとはいえ、フードを代える理由が病気であったときには仕方がありませんよね。ストルバイトが出た時など、すぐにでも療法食に代えなければいけない時は、おなかをすかせた状態にしてから与えるようにしてください。 それでも食べない時は、飼い主の手を食器代わりにし、少しずつ手から食べるようにすると案外食べてくれます。療法食の場合は食べないからと言って諦めないでください。投薬治療が終わるくらいまでは、ずっとそのフードのままにして他のフードとは絶対に混ぜないようにしないと、治療の効果があらわれてきません。 腎臓病の療法食の場合で、どうしても食べてくれない場合は、食べられるフードに少しずつ混ぜて徐々に代えていくようにしてみましょう。それでも食べない場合は、他の療法食に代えるなど、ご自分の猫が食べられる療法食を探してあげてください。 そのためには、猫が食べてくれるかどうか、小さめの袋で販売されているものから試すか、病院で分けてもらって試すなどして、ご自分の猫が好んで食べてくれそうな療法食を諦めないで探しましょう。

2:急に変えないことが基本です

そろそろシニアになってきた、またダイエットの必要が出てきたのでローカロリーのフードに代えたいなど、病気以外の目的で代えたい時は、できるだけ今まで食べていたフードメーカーと同一の目的別フードから選ぶと、変化に気付きにくいようです。 今までのフードを違うメーカーに変えたい時など、全く別のフードに変えたいときに、突然すべてを変えてしまうというのはやめておいた方がいいでしょう。そういう場合は、変化を嫌う猫のことを考え、今あるフードに少しずつ混ぜるようにして変えていきます。 フードの総量は、基準を超えないように注意してくださいね。その後、その割合を少しずつ変えていき、最後にすべてが入れ替わるようにします。1週間~10日間を目標に、徐々に変えていくと良いでしょう。 下部尿路のトラブルから治って、療法食から普通の下部尿路に配慮したフードに変えるような時も、同様のやり方で進めていきます。

3:目安は3カ月

猫の体の細胞の入れ替わりは約90日がサイクルだと言われていますので、変化があらわれるのには3カ月ほどかかると思っていてください。 便秘気味だったり、被毛の飲み込みが気になったり、また下部尿路のトラブルから回復した時など、今までのフードから目的別フードに変えた時、その目的を果たしているかどうかの判断は、3カ月を目安にするようにします。今日食べたから明日変わっているということはありません。 フードメーカーは、効果が現れないので他のフードと混ぜないことを推奨していますが、同じ目的別の別メーカーのフードを混ぜてあげるようにしても何ら問題はありません。混ぜるときは、同じ器にA社のを半分、B社のを半分といった具合に、完全に混ぜてしまわないで分けて入れておくと、猫は自分の気に入った方から食べます。 そうして猫が好んで食べるフードが見つかったら、よく食べるものをメインのフードにし、それ以外でも食べてくれそうな2社くらいをローテーションしながら同時に与えるようにしておくと、急に療法食などに代えなければいけなくなった時に、移行がうまくいくようです。

アレルギーにも注意してあげて

猫もいろいろなアレルギーはあるのですが、中には食物アレルギーの猫がいます。変えたフードが合わなくて、下痢や嘔吐などの症状が現れた時は、まよわず動物病院で相談しましょう。食物アレルギーは一生の付き合いになりますので、継続した食事の管理が必要になります。 病院でアレルギー検査や、アレルギーに対応した適切な食事(除去食)の指導をしてもらいましょう。

記事監修
動物病院病院 総長 藤野 洋

アニホック往診専門動物病院獣医師 藤野 洋

日本大学生物資源科学部(旧農獣医学部)獣医学科卒業。
卒業後、約20年にわたり動物病院でペットの治療に従事。
2007年(株)フジフィールド創業。動物病院とトリミングサロンのドミナント多店舗展開を行い、複数店舗の開業/運営を果たす。

日本大学生物資源科学部(旧農獣医学部)獣医学科卒業。
卒業後、約20年にわたり動物病院でペットの治療に従事。
2007年(株)フジフィールド創業。動物病院とトリミングサロンのドミナント多店舗展開を行い、複数店舗の開業/運営を果たす。

【エデュワードプレス(旧インターズー)】・トリミングサービス成功事例セミナー講師・トリミングサービス成功ガイド監修・Live trim2018 マネージメントセミナー講師 【メディア】・ラジオ調布FM ペットオーナー向け番組MC・多摩テレビ 「わんにゃんMAP」番組パーソナリティ・j:comジモトピ「世田谷・調布・狛江」出演

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