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チワワがトンビにさらわれる?必要な対策とは?

アニホック往診専門動物病院

チワワがトンビにさらわれる?必要な対策とは?

チワワがトンビにさらわれることがある?

チワワは成犬でも1〜3kgが平均体重で、大変小さな体格をしています。 結論から言うと、チワワは場合により、トンビのターゲットに十分なり得ます。 トンビはタカ科に属する鳥類で、日本全国に広く分布しています。 体の大きさは翼を広げると150〜160cmにもなります。 通常、トンビが食べる餌は動物の死骸、ネズミ、魚、へびなどの小動物を捕まえて食べます。 そう考えると、わざわざ犬をさらうことはあり得るのか?生きている犬を狙うのか?と疑問が湧くかもしれません。でもご承知のように、チワワは超小型犬です。 成犬でも3kg以下、増してその子犬となると、トンビから見ればネズミや子ウサギくらいの大きさに感じることがあるでしょう。 トンビは犬を好んで捕らえることはしませんが、いつも食べているネズミや子ウサギと勘違いして襲ってくることはあり得ます。 そのため、数々のさらわれ未遂事件が起きています。

さらわれた時の法的責任、捜索方法を解説!

では実際愛犬チワワが、トンビにさらわれたらどうしますか? ドッグランや公園、海などで起こった場合、管理者が責任を取ってくれるのでしょうか?

チワワがトンビにさらわれた時の法的責任について

ドッグランにしてもどこかの公園、海、山など、いずれもそこを管理している個人や会社が存在します。 万が一、そこで自分のチワワがさらわれてしまうような事故が起きた時、管理責任を問えるような気もしますが、実際は難しいところです。 野生のトンビがしたことなので、そこまでの責任は負う義務はないと言う見方が通常の意見になります。 ただ、そういったトンビによる被害が多発しているにも関わらず、管理者が利用者に対して、何の警告・注意をしていないとなると、話は違ってくるかもしれません。 いずれにしても、仮にその管理者を訴えたにしても、大事なチワワがさらわれた事実は消えません。 まずは私たち飼い主がチワワを守るという意識を持つことが、1番大切なことになります。

チワワがトンビにさらわれた!どうやって捜索したらいい?

チワワがトンビにさらわれてしまった時、とにかく早く救出してあげたいと思います。 でも実際、飛び立たれてしまっては、どこをどう探せばいいか見当もつきません。 まずパニックにならずに、チワワがさらわれた場所周辺に林や森のように、木が集中してあるところがないか探しましょう。 トンビは木の高いところに巣を作ります。そして、さらったチワワを巣に持ち帰る可能性があります。 ただし、トンビの飛行距離はかなりあり、行動範囲がどれほど広いのか、予測をつけることはかなり難しいことではあります。 ダメもとで探すとともに、万が一、トンビが飛行途中、チワワを手放した時のことを考え、
  • 警察に遺失物届
  • 管轄の動物愛護センター(保健所)に報告
  • さらわれた場所を中心に、捜索の張り紙を配る
などの手続きを忘れないでするようにしましょう。どこかで保護されたときに、連絡を受ける可能性が高くなります。 地域によっては、ボランティアの犬の保護団体などが多数存在していますので、インターネットなどで検索し、万が一見つかった時、連絡をもらえるように手配することも方法になります。 また、さらわれた場所周辺の動物病院なども、事情を説明して捜索の張り紙を貼らせてもらうのも有効的です。 トンビがチワワを離した時にケガをしていた場合、誰かに保護されて病院に出向くかもしれません。

チワワがトンビにさらわれないようにする対策、危機管理とは?

まずは、自分のチワワがさらわれないようにすることが、1番大切なことになります。 トンビにさらわれないようにする対策を つご紹介しますので、ぜひ参考になさってください。

1. ドッグランや大きな公園など開けた場所では頭上に注意する

基本の対策になります。 トンビは街中で獲物を探しません。 トンビに出会うのは主に、広い場所に行った時になります。 私たち飼い主も、チワワを思い切り走らせてあげたくて、そういった広い場所に連れて行きます。 そういう場所に行った時はまず、リードを外す前に空をチェックする癖をつけましょう。 何もいないことを確認してからリードを外します。そして、それで安心してはいけません。 四六時中空を監視している必要はありませんが、時々チェックすることが大切です。 トンビは獲物をすぐに摘もうとするのではなく、しばらく旋回をして、狙いを定めます。 旋回しているトンビを見つけたら、リードを付け、チワワをロングリードで自由にさせず、しばらく近い距離で遊ばせるようにしましょう。

2. 明らかにトンビがいる場所ではノーリードにしない

遊ばせようと出向いた先に、すでにトンビがいるということがあります。 餌を探しているであろうトンビの目の前に、餌になれるであろうチワワを差し出すような行為はやめましょう。 その場所でどうしても遊ばせてあげたい場合は、絶対リードを外さないようにして歩きます。 また、リードには種類があり、かなりロングになるリードもあります。 あまりのロングリードだと、やはりトンビのターゲットになり兼ねません。 できれば、通常の散歩の時に使うリードくらいの距離で歩くようにしましょう。 リードを付けている限り、連れ去られることはありませんが、ロングリードの場合、連れ去りを試み、トンビの爪でチワワがケガをしてしまう可能性があります。 そういったことを防ぐためにも、リードの距離は短くキープするようにおすすめします。

3. チワワ1頭と飼い主だけではなく、数頭の犬や人間と行動

小さなチワワはトンビの絶好のターゲットになり得ます。 ただ、トンビは絶対人は狙わないのと、中型〜大型犬も狙いません。 また、チワワ1頭がちょこちょこ歩いているところをトンビは好み、さらおうとしますが、人間が複数人いて、犬も1頭ではない場合、わざわざ危険を冒してまでも、チワワを狙ってくるのは稀です。 そのため、もし、郊外のドッグランや広場に行く時、犬友達も一緒に行けるのであれば、一緒に行ってワイワイする方が間違いなく安全でしょう。

4. 派手な色の洋服を着せる

上記の対策をとった上で、試せる方法として、チワワに派手な色の洋服を着せるという方法もあります。 自然界の動物の色というのは、だいたい決まっています。 派手な原色の小動物というのは存在しません。 そんな派手な色の小動物が歩いている場合、トンビは恐らく、餌かどうかわからないものにわざわざ的を絞ってこないでしょう。 洋服を着ている・着ていない場合のトンビの見方は明らかに変わってくると思われるので、安全のため、普段から洋服を着ることに慣れているチワワであれば、派手な洋服を着せて出かけましょう。

チワワがトンビにさらわれた体験談を紹介します

それでは実際、チワワがトンビにさらわれた体験談を3つご紹介します。 不安を煽るためではなく、そういうこともあるので、注意をして欲しいという啓発になります。

1. チワワの子犬4ヶ月がトンビにさらわれた!

チワワの公園デビューで、遊ばせていた時の出来事です。 まだまだ小さく、2kgないようなチワワの子犬でした。たまたま飼い主さんは、周りに人もいなく、チワワ自身、まだ外に慣れていなかったので、そう遠くはいかないだろうとの判断で、ノーリードで遊ばせていました。 ほんの少し、飼い主さんから離れた瞬間、距離は3mも離れていなかったでしょう。 突然頭上から大きな塊が現れ、次の瞬間、小さなチワワは空へ連れ去られてしまいました。

2. チワワの成犬が、トンビに連れ去られそうになった事件

とある自然いっぱいの広いドッグランでの出来事になります。 他の犬で混む前にと、飼い主さんは朝早くにチワワを連れてドッグランに行きました。幸い、ドッグランに先客はおらず、チワワのプライベートドッグラン状態で楽しんでいたところ、飼い主さんは気づきました。頭上高くにトンビ2匹が旋回していることに。 まさか…と思いながらも、時々その存在を気にしながら、チワワを遊ばせていました。万が一のことも考え、ノーリードではありましたが、チワワと距離が開かないように近くにいるように努めていたその時!トンビがスーッとチワワの近くまで急降下してきました。 飼い主さんはその状況に危険を感じ、早々とリードを付け、しばらく遊ばせてドッグランを後にしました。 この時もし、飼い主さんがトンビの存在を気にしていなかったら、連れ去られていたかもしれません。

3. 観光地でもトンビはチワワを狙っている

観光地なら人も多いし、いくらなんでもトンビの心配はいらないだろうと、安心しきっていた飼い主さんのお話になります。 観光地である海に出向き、駐車場に車を停め、チワワを連れて車から降りました。 午前中の早い時間で、まだ人もまばらで観光にはちょうどいい時間帯でした。ほんの少しなら…とチワワをノーリードで浜辺を歩かせていた時のことです。 トンビが飼い主さんの頭上をすり抜け、チワワ目がけて飛んできました。 いきなりのことで、飼い主さんはパニックになりながらも、とにかくトンビを追い払おうと、持っているバッグを振り回し、トンビを威嚇しました。 そしてラッキーなことに、飼い主さんのチワワはビビリな性格だったので、突然起きたことに恐怖を覚え、飼い主さんの足元に走り寄って来ました。 そうなるとトンビは手も足も出ません。トンビはチワワを傷つけることなく飛び立って行きました。 万が一この時、チワワがびっくりして、逆に飼い主さんから離れて走り出していたら、トンビはがっちりチワワを掴んで連れ去ったかもしれません。

行く場所によって、トンビよりも危険な鳥「ワシ」に注意

トンビよりもアグレッシブなのが「ワシ」になります。 ワシは、トンビよりも間違いなく大きな動物を捕食します。 ただワシはトンビと違い、どこにでもいるわけではなく、主に山岳地帯に生息しています。 もし、チワワを連れて山にアウトドアに行くなどという機会があるときには、どうぞ、トンビだけではなく、ワシにも注意するようにしましょう。 特に、山奥まで行く予定などの場合は、そこに生息する動物情報を事前に調べておくと、様々な対策を立てられるので安心です。

記事監修
動物病院病院 総長 藤野 洋

アニホック往診専門動物病院獣医師 藤野 洋

日本大学生物資源科学部(旧農獣医学部)獣医学科卒業。
卒業後、約20年にわたり動物病院でペットの治療に従事。
2007年(株)フジフィールド創業。動物病院とトリミングサロンのドミナント多店舗展開を行い、複数店舗の開業/運営を果たす。

日本大学生物資源科学部(旧農獣医学部)獣医学科卒業。
卒業後、約20年にわたり動物病院でペットの治療に従事。
2007年(株)フジフィールド創業。動物病院とトリミングサロンのドミナント多店舗展開を行い、複数店舗の開業/運営を果たす。

【エデュワードプレス(旧インターズー)】・トリミングサービス成功事例セミナー講師・トリミングサービス成功ガイド監修・Live trim2018 マネージメントセミナー講師 【メディア】・ラジオ調布FM ペットオーナー向け番組MC・多摩テレビ 「わんにゃんMAP」番組パーソナリティ・j:comジモトピ「世田谷・調布・狛江」出演

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