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猫を飼うことで良い意味で得られた3つの事

アニホック往診専門動物病院

猫を飼うことで良い意味で得られた3つの事

猫を飼うと得られるもの

「吾輩は猫である」は有名な小説の冒頭ですが、猫を飼ったらお話のネタにできる?今も昔も、文化人に愛されていた猫。夏目漱石だけでなく、紫式部や清少納言の作品にも猫が登場しています。 猫の起源はエジプトのリビアヤマネコとされていますが、狩りをする猫はネズミを捕ってくれるというので世界中に広まったようです。航海するのに食料をたくさん積むのですから、海の上での貴重な食料を守るのは猫の仕事でした。日本に来たのは随分と後のようですが、それでも飛鳥時代には猫と暮らした形跡が残っています。 今、ちょっとした猫ブームですが、実はこの猫ブーム、江戸時代にもありました。歌川国芳が浮世絵に好んで描いたことがブームの火付け役と言われていますが、外国の方にも人気の「招き猫」もこの頃からのようです。 日本でも、猫は農作物や蚕を食べるネズミを駆除するために重宝がられたので、「猫はネズミを捕ってくれる」のが昔の人の猫を飼うことで得られた良いことには間違いないようです。 ですが、高度成長期までは普通の家庭でも見られた家ネズミも、今ではほとんど見ることはなくなってしまいました。 それでも、今の時代ならではの猫を飼うことで得られる良い事って何でしょう?

家の中が綺麗になります

意外と思われるかもしれませんが、猫がイタズラするので片づけたというものは多いのです。クリスマスツリーもおもちゃになってしまうことだってあります。 玄関でも、脱いだままにしていた靴にオシッコをかけたりされたことがあれば、靴は玄関に出しっぱなしにはできません。また、ビニール袋を噛む癖のある猫がいれば、買い物をした後はすぐに片づけます。 換毛期でなくても猫の毛はあちらこちらに落ちているので、アレルギーでなくてもマメに掃除をするようになります。ソファの下などに入り込んだ猫が、おなかにたくさんの埃を付けて出てきたら、猫が入りそうな狭いところも掃除するようになります。 クローゼットを開けっぱなしにしていると、知らないうちに猫が入り込んでいたりするのはよくあることなので、開けっ放しにはできません。 脱ぎっぱなしの汗臭いシャツにオシッコをかけられた経験もあるでしょう。そうなると、脱いだ洋服は洗濯機に直行です。 畳んでおいてあった洗濯物の上に、猫が乗っていて毛がついてしまった、なんてことは日常茶飯事。畳んだらさっさと引き出しに片づけます。 猫の性格や個体差で、いろいろと対応は変わるでしょうが、猫に何かされないために傾向と対策をたてて、家の中を綺麗に保っている飼い主は案外多いのです。

心が温かくなります

猫を飼い始めたら、人の居住空間は狭くなり、餌代やトイレ代に病院代、お財布の中はどう考えたって寒くなります。でも、その反面に温かくなることがあります。 冬なら布団に入ってきたり、膝に乗ったりするだけでも温かいのですが、実質的な温かさだけでなく、心がほっこりするという精神的な温かさが得られます。猫の何気ないしぐさで癒されて、心が温かくなるのは江戸時代から変わらないようで、その様子は浮世絵からもうかがえます。  子どもが独り立ちして空の巣症候群になった熟年夫婦の溝を埋めたり、老若男女にかかわらず、独りで暮らす寂しさを紛らわせてくれたり、また、介護や子育てで余裕のない生活のうるおいになったり、殺伐としていた家庭内の雰囲気を和らげてくれたりと猫が果たす役割は大きいのです。 飼い主が病気になって寝込んでいる時に、その傍らで一緒に添い寝してくれるのは、猫に何かができるわけでなくても心が休まります。 認知症のお年寄りや病気の子どもには、ツンデレの猫だってアニマルセラピー的な役割を果たしてくれ、重い空気を軽くし、家族の笑顔が増えます。 

人として成長します

自由奔放、わがままで自分勝手のいいように生きている、そんな猫との付き合いの中で、言っても仕方がない事やどうしようもないことを受け入れられるようになります。 例えば、猫の毛が洋服などに付くのもそう、猫を飼えば仕方がないことで、付いた毛は取るだけだし、毛を付けられたくないスーツは、猫が触れないところに掛けておくだけのこと。 また、世話を怠ったために、トイレでないところにオシッコをされたとしても、それは猫が悪いのではないのです。猫が花瓶をひっくり返したとしても、そんなところに置いてしまった飼い主に責任があるのです。 また、休みなく続く毎日の世話や長期で旅行に出かけられないなど、飼い主は猫がいることで我慢することもたくさんあるでしょう。 そういう猫との付き合いの中で、飼い主は人として成長し、少しくらいのことでは怒ったりしなくなります。「人間としてできてくる」っていうことですね。 日々、日常生活の中で起こる理不尽なことへの向き合い方も、無意識のうちに身についているかもしれません。 また、物言わぬ子だけに鳴き声で何を要求しているのか、猫の気持ちになってわかってあげようとします。人を含む自分以外の生き物のために、何かができる人に知らず知らずになっています。子どもなら優しさや思いやりも一緒に育っていくでしょう。 ただ、猫を飼う人が全員そうなるわけではありません。飼い猫が、その寿命を迎える最期まで責任をもってお世話をした人のみが得ることができる、最高の学びなのです。 どうぞ、みなさんも最高の学びを猫から得て、人として大きく成長してください。

記事監修
動物病院病院 総長 藤野 洋

アニホック往診専門動物病院獣医師 藤野 洋

日本大学生物資源科学部(旧農獣医学部)獣医学科卒業。
卒業後、約20年にわたり動物病院でペットの治療に従事。
2007年(株)フジフィールド創業。動物病院とトリミングサロンのドミナント多店舗展開を行い、複数店舗の開業/運営を果たす。

日本大学生物資源科学部(旧農獣医学部)獣医学科卒業。
卒業後、約20年にわたり動物病院でペットの治療に従事。
2007年(株)フジフィールド創業。動物病院とトリミングサロンのドミナント多店舗展開を行い、複数店舗の開業/運営を果たす。

【エデュワードプレス(旧インターズー)】・トリミングサービス成功事例セミナー講師・トリミングサービス成功ガイド監修・Live trim2018 マネージメントセミナー講師 【メディア】・ラジオ調布FM ペットオーナー向け番組MC・多摩テレビ 「わんにゃんMAP」番組パーソナリティ・j:comジモトピ「世田谷・調布・狛江」出演

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