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小型犬のワンちゃんに、かかりやすい病気があるって知ってた?

アニホック往診専門動物病院

小型犬のワンちゃんに、かかりやすい病気があるって知ってた?

犬がかかる病気は、神経系疾患、消化器系疾患、泌尿器系疾患、内分泌系疾患など、種類はさまざまですが、犬の犬種などによっても、かかりやすい病気があります。 こちらでは、小型犬に多くみられる病気を紹介します。  

【小型犬に多い病気】

  ①膝蓋骨脱臼 膝蓋骨は、犬の後ろ足の膝のお皿の骨のことです。 その、膝蓋骨が、外れてしまった状態を膝蓋骨脱臼といいます。 こちらは、犬の脱臼のなかでも多くみられる脱臼です。 先天的に生まれた時から外れやすい犬もいますし、加齢とともに脱臼していまう犬もいます。 膝蓋骨脱臼は、グレードが4段階に分かれていて、押すと外れる段階から、常に脱臼した状態で元に戻らないグレードにまで、細かく分かれています。 犬が脱臼してしまったら、お家の中をフローリングではなく、カーペットなど、滑りにくいものにしてあげる必要があります。 若い犬ですと、整復手術を受けることもできます。遺伝することが考えられるので、重症の犬には、繁殖させないなどの対策があります。   ⚪︎かかりやすい犬種 チワワ、ポメラニアン、ヨークシャーテリア、トイプードル、パピヨンなどの小型犬に多くみられます。     ②僧帽弁閉鎖不全症 僧帽弁は、心臓の左心室と左心房の間にある弁のことです。 この弁は、血液の逆流を防いでいます。 僧帽弁閉鎖不全症になると、弁が厚くなり、完全に閉じることができなくなってしまいます。 そのため、血液が隙間から逆流してしまい、肺における血液がうっ滞してしまいます。 ⚪︎症状 初期はほとんど症状かみられませんが、心臓の音をきくと、心雑音が聴こえます。 進行していくと、すぐに疲れたり、咳をするようになります。 重度になると、肺に水が溜まり、肺水腫がひどくなり、呼吸困難や、舌が青くなるチアノーゼなどを起こします。 僧帽弁閉鎖不全症は、早期発見が大切です。具合が悪くなくても、健康チェックに、心臓の音を聞いてもらっていると、早く気付くことが出来ます。毎年行うワクチン前の、聴診も大切です。 ⚪︎かかりやすい犬種 プードル、キャバリア キング チャールズ スパニエル、シーズー、などの小型犬に多くみられます。 ③水頭症 脳室の中の、脳脊髄液が多く貯まり、脳室が拡張して脳の組織が圧迫されてしまう病気です。 遺伝や脳の奇形による先天的なものや、頭蓋の外傷や腫瘍によって後天的に生じることもあります。 ⚪︎症状 脳の組織が圧迫されることによって、体に障害がみられます。 発作や斜視、下半身麻痺、目がゆらゆら揺れる眼球振盪などがみられます。 先天的に水頭症の犬は、頭頂部の骨が薄く、穴が空いているのが触るとわかることもあります。 ですから、健康な犬を選ぶときも、ここのチェックが大切です。 ⚪︎かかりやすい犬種 チワワ、トイプードル、ヨークシャーテリアなどの小型犬や、パグやペキニーズ、ボストンテリアなどの短頭種にも、多くみられます。   ④気管虚脱 気管は、空気を肺に運び、再び外へ送り出す管です。正常な犬の気管は、C型の軟骨で出来た靭帯が繋がってパイプのようになっています。 この靭帯が弾力がなくなってきたり、軟骨がC型ではなく潰れてしまったりすると、気管も潰れてしまいます。 ⚪︎症状 気管虚脱になった犬は、うまく呼吸が出来なくなり、呼吸困難になってしまいます。 ガーガーと、アヒルのような音を出したり、舌が青くなりチアノーゼを起こしてしまうこともあります。 息を吸った時と吐いた時の、2種類のレントゲン写真をとり、診断します。 ⚪︎かかりやすい犬種 ポメラニアン、ヨークシャーテリア、トイプードルなどの小型犬に多くみられます。 ⑤残存乳歯 乳歯がすべて抜けて永久歯に生え変わる時期になっても、乳歯が残っている状態のことをいいます。 小型犬の犬達は、小さい犬を何度も掛け合わせ、人間によって小さく作られた犬です。 ですから、小さな顎に、たくさんの歯が生えています。 残存乳歯をそのまま残しておいてしまうと、噛み合わせにも影響しますし、歯と歯の間隔も狭いので、歯垢がたまりやすく、歯周病の原因にもなります。 残存乳歯は、6〜7ヶ月頃に去勢手術や避妊手術を行う際、同時に抜去することが出来ます。 ⚪︎かかりやすい犬種 ヨークシャーテリア、トイプードル、チワワ、ミニチュアダックスフント、ポメラニアンなどの小型犬に多くみられます。 こちらの5種類は、小型犬に多くみられる病気の一部です。 事前に、自分のうちの犬が、どんな病気にらかかりやすいのか、知っておくと、気をつけてあげることがわかります。 小型犬だからといって、必ずこれらの病気にかかるわけではないですが、定期的に健康チェックをしてもらいましょう。

記事監修
動物病院病院 総長 藤野 洋

アニホック往診専門動物病院獣医師 藤野 洋

日本大学生物資源科学部(旧農獣医学部)獣医学科卒業。
卒業後、約20年にわたり動物病院でペットの治療に従事。
2007年(株)フジフィールド創業。動物病院とトリミングサロンのドミナント多店舗展開を行い、複数店舗の開業/運営を果たす。

日本大学生物資源科学部(旧農獣医学部)獣医学科卒業。
卒業後、約20年にわたり動物病院でペットの治療に従事。
2007年(株)フジフィールド創業。動物病院とトリミングサロンのドミナント多店舗展開を行い、複数店舗の開業/運営を果たす。

【エデュワードプレス(旧インターズー)】・トリミングサービス成功事例セミナー講師・トリミングサービス成功ガイド監修・Live trim2018 マネージメントセミナー講師 【メディア】・ラジオ調布FM ペットオーナー向け番組MC・多摩テレビ 「わんにゃんMAP」番組パーソナリティ・j:comジモトピ「世田谷・調布・狛江」出演

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