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オッドアイのメインクーンの里親になるには?販売状況や値段は?

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オッドアイのメインクーンの里親になるには?販売状況や値段は?

オッドアイのメインクーンが生まれるのはなぜ?短命になりやすい?

オッドアイとは左右の瞳の色が異なることを言い、多くが青色の瞳と黄色や橙色もしくは緑がかった黄色の瞳を持っています。 その美しい瞳を持つ猫は希少性が高く「幸運を運んでくる」と言われることもあり、日本では古くから「金目銀目」と呼ばれ縁起がいいとされてきました。昔から多くの人がその瞳に神秘性を感じていたようですね。 ではなぜそのような神秘的な瞳を持った猫が生まれてくるのでしょうか? それには主に「先天的な理由」と「後天的な理由」の二つの理由があると言われています。

先天的な理由

オッドアイの医学的な正式名称は「虹彩異色症」と言い、先天的な場合は遺伝子の突然変異が一般的な原因の症状で病気ではありません。 人の肌にできるシミの原因であるメラニンをご存知でしょうか?メラニンはメラノサイトという色素細胞によって作られます。 そのメラノサイトの量によって猫の毛色や瞳の色が決まるのですが、青い瞳はそのメラノサイトが少ないことで生まれます。 オッドアイの特徴である片側の青い瞳は、左右の瞳でメラノサイトの抑制が違った結果なのです。

後天的な理由

後天的な理由としてまず考えられるのは、緑内障などの目の病気や事故で手術をしたり、ケンカで傷を負った場合などに、目の神経を損傷し虹彩の色が変わってしまった事が考えられます。 他には稀に「キトンブルー」が成猫になっても変化しなかったということもあります。 猫の瞳は生まれて約2ヶ月の間はキトンブルーと呼ばれる青い瞳をしているのですが、成長に伴い本来の瞳の色に変化します。 これは生後しばらくの間猫は目を開ける事が少なく、虹彩の中にメラニン色素が沈着しないためなのですが、目を開けるようになってもこの変化がうまくいかずに片方が青い瞳のまま成長してしまう猫もいるからです。

オッドアイのメインクーンは短命ってホント?

メインクーンの祖先は、北アメリカの過酷な環境下で生き残ってきました。 純血種に多い「肥大型心筋症」やペルシャ系の猫に多く発症する「多発性のう胞腎」また「脊椎性筋萎縮症」など気を付けなければならない病気もありますが、メインクーンは比較的丈夫な猫と言われています。 ですが、先天性のオッドアイは遺伝子異常が原因で生まれてくるため、気を付けてあげなければいけない事がでてきます。

聴覚障害

瞳を青くするメラノサイトの抑制は聴覚にも深い関わりがあります。 そのため青い瞳の猫は難聴の可能性が高く、オッドアイの猫では青い瞳の側の耳に聴覚障害が現れることがあります。これはオッドアイの猫の30~40%にみられる障害です。 外敵を素早く察知する必要のある自然界で暮らす猫にとって、聴覚障害は大きなハンデになるため生存率が低くなり、それが「オッドアイは短命」と呼ばれる一因となってしまいました。 このように聴覚障害が必ずしも短命の原因とは言えません。室内飼いを徹底するなど、飼い主さんがその障害を理解してあげることで充分ケアできるはずです。

皮膚病

オッドアイの猫の多くは白猫もしくは白毛を持っています。これは青い瞳が出来るのと同じく毛色が白くなるのもメラノサイトの抑制によるものです。 メラノサイトによって作られるメラニンが紫外線から皮膚を守ってくれるのですが、メラノサイトをほとんど持たない白毛の部分は紫外線に弱くなってしまいます。 そのため白毛の猫は、日向ぼっこなどで日焼けすると「皮膚がん」や「扁平上皮がん」を患う可能性もあるので注意が必要です。 窓ガラスに紫外線カットシートを貼る、嫌がらないようであれば洋服を着せる、日向ぼっこの時間を制限するなどの対処をしてあげましょう。

オッドアイのメインクーンの里親になるには?ブリーダーの選び方は?

メインクーン特有の気品あふれる長い毛並みと大きな体、神秘的なオッドアイの瞳。ぜひうちの子に迎えたい!と思われる方も多いでしょう。 そもそもオッドアイの猫が希少な中、メインクーン限定となるとさらに出会いは少なくなってしまいますね。 ではどんな方法でオッドアイのメインクーンを迎えることが出来るのでしょうか? 猫を迎える場合「ペットショップで購入する」「里親に応募する」「ブリーダーから直接もらい受ける」が考えられます。

里親になるには?

「飼っている猫に子猫が生まれたから」「どうしても手放さなくてはいけない事情ができたから」と里親を募集する方には様々な理由があります。 不幸な猫が増えないためにも、猫を迎えるにあたって里親になることはぜひ検討に入れたいことの一つですね。 今では里親募集のサイトはたくさん存在し、「オッドアイのメインクーン」で検索すれば巡り合える可能性が高くなっています。 ただその希少性から人気も高く、公開されるとたちまち里親が決まってしまいます。そのため、やはりこまめなチェックと決断力が必要かもしれませんね。 数多くある里親サイトをこまめにチェックすることで必然的に、良心的なサイト、あまり歓迎すべきではないサイトがわかってくると思います。その上で、出会えた猫を迎えてあげてください。

ブリーダーの選び方はどうすればいいの?

メインクーンは専門ブリーダーが多い猫種の一つです。 専門ブリーダーはその猫種の知識が豊富で、生まれた子猫の性格や特徴を把握しています。病気や食事のアドバイスなど猫を飼う上で強い味方となってくれるでしょう。 ただし残念なことに、猫を生き物としてではなく商品として扱うブリーダーも存在しています。 ではどうやってブリーダーを見分ければ良いのでしょうか?

資格を取得しているかどうか

ブリーダーに必要な資格は「動物取扱業の登録」「動物取扱責任者の資格」の二つです。これは必要最低限の要素なので必ずチェックしましょう。 逆に言えば、この二つの資格さえあればブリーダーを名乗ることが出来るのです。ブリーダーを名乗って劣悪な環境で猫を飼育・繁殖させている業者も存在しますので注意してください。

キャッテリーを探す

キャッテリーとは世界的な動物愛護団体であるTICA(The International Cat Association) とCFA(Cat Fanciers Association)のどちらかに正式に認可されたブリーダーのことを言います。 TICA,CFAは共に世界最大級の血統書発行機関で、ここでキャッテリーと認可されるには純血統と認定された猫の飼育と繁殖を行っている必要があります。 専門的に扱う猫種の血統を守らなけらばならない使命がキャッテリーにはあり、定められた条件をクリアしているブリーダーがキャッテリーなのです。

知識が豊富かどうか

メインクーンの病気で注意したい一つが「肥大型心筋症」です。この病気は遺伝性ですが、遺伝子検査をして陰性であれば発症リスクは少ないと言われています。 このような遺伝子検査をし、検査結果を開示しているかを聞いてみましょう。 こちらの疑問に的確に応じてくれるかなど、ブリーダーとしての責任と豊富な知識を持っているかで良いブリーダーかどうか判断できることでしょう。

飼育環境を見学できるかどうか

我が家に迎える猫にとって実家とも言える存在がブリーダーです。どんな飼育環境で生まれ育ったのか、親猫の性格や健康状態はどうかなど確認しておきたいですよね。 見学できるかどうかはとても重要です。もしも見学できないとしたら、その理由に正当性を感じられるかどうかよく聞いてみてください。 見学の際には、飲み水が汚れたままになっていないか、狭いケージに入れられたままになっていないかなどを確認しておきましょう。 無計画な繁殖を避けるためにも、雄と雌の部屋が分かれているかも重要です。 また本来穏やかで人懐っこい性格のメインクーンですが、むやみに人を威嚇したり怖がり過ぎる猫が多ければ、飼育環境に疑問を持った方がいいでしょう。

話をしてみましょう

あなたが迎える猫にとっての最初の飼い主さんはブリーダーです。親猫の出産に立ち会い、必要ならばミルクを飲ませ育てた子猫が可愛くないわけがありませんよね。 ブリーダーからたっぷりの愛情をもらった親猫が子猫を産み育てるからこそ、健康な子猫が育つのです。 会話をすることで、子猫の性格・健康状態を把握しているか、その子猫に対する愛情を感じられるかがわかるでしょう。 猫を大事にしているか、信頼できる人柄か、ブリーダー選びに一番必要なのは意外とこういうことかもしれませんね。

オッドアイのメインクーンの販売状況や値段は?

オッドアイの猫をペットショップで探すのは至難の業と言えるでしょう。 なぜならペットショップでは猫を猫種でカテゴリー分けしているため、メインクーンを探すのは簡単ですが、オッドアイがどの店にいるかはわからないのが現状です。 オッドアイのメインクーンを迎えたい場合は、里親募集サイトやブリーダー仲介サイトをこまめにチェックするか、ブリーダーに直接お願いしておくのがいいでしょう。 参考までにあるブリーダー仲介サイトでは、メインクーンの子猫成約時の価格が約200,000円前後で、月齢が増すにつれて価格も下がります。血統や人気の毛色などで価格が上がり、330,000円の価格の付いた子猫もいました。 一般的にはオッドアイだからと価格に大きな差は生じませんが、希少性を重視して少し高額にしている所もあります。

白いメインクーンはオッドアイになりやすい?

先ほど少し触れましたが、青い瞳と白い毛色は同じくメラノサイトの抑制によるものです。 白猫はメラニンを作るメラノサイトの量が抑制されて白い毛色で生まれてきます。同じメカニズムで瞳の色も青くなるのですが、メラノサイトが抑制される過程で左右に違いが生じたのがオッドアイです。 オッドアイはどんな猫種にもいますが、特に白猫に多くみられ約25%の確率で生まれてきます。そのためオッドアイのメインクーンも多くが白猫か白い毛を持っています。

幸運を運んでくれるように

オッドアイのメインクーンについてご紹介してきましたが、その姿かたちに魅了されるだけではなくその特性を理解した上で、快適な環境とたくさんの愛情をもって迎えてあげたいですね。 きっと「幸運を運ぶ猫」になってくれることでしょう。

記事監修
動物病院病院 総長 藤野 洋

アニホック往診専門動物病院獣医師 藤野 洋

日本大学生物資源科学部(旧農獣医学部)獣医学科卒業。
卒業後、約20年にわたり動物病院でペットの治療に従事。
2007年(株)フジフィールド創業。動物病院とトリミングサロンのドミナント多店舗展開を行い、複数店舗の開業/運営を果たす。

日本大学生物資源科学部(旧農獣医学部)獣医学科卒業。
卒業後、約20年にわたり動物病院でペットの治療に従事。
2007年(株)フジフィールド創業。動物病院とトリミングサロンのドミナント多店舗展開を行い、複数店舗の開業/運営を果たす。

【エデュワードプレス(旧インターズー)】・トリミングサービス成功事例セミナー講師・トリミングサービス成功ガイド監修・Live trim2018 マネージメントセミナー講師 【メディア】・ラジオ調布FM ペットオーナー向け番組MC・多摩テレビ 「わんにゃんMAP」番組パーソナリティ・j:comジモトピ「世田谷・調布・狛江」出演

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