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メインクーンのミックス(雑種)の特徴とは?里親になるには?

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メインクーンのミックス(雑種)の特徴とは?里親になるには?

メインクーンのミックスにはどんな種類があるの?

最近よく耳にするようになった「ミックス猫」ですが、「雑種猫」と何が違うのでしょうか?どちらも「純血種ではない猫」を指しますが、純血種同士の交配によって計画的に生み出された猫の事を「ミックス猫」と呼びます。 父猫と母猫の猫種がはっきりしていてルーツが明確にわかる猫が「ミックス猫」で、自然交配によりルーツが定かでなくなった猫が「雑種猫」です。 ですが、いわゆる雑種猫でもペットとして飼われている猫を「ミックス猫」と呼ぶこともあります。これは「雑種猫=ノラ猫」のイメージが強すぎるため、かわいい我が家の猫を「雑種猫」と呼びたくない飼い主さんの気持ちの表れかもしれませんね。 では、どんなミックス猫がいるのでしょうか?ここではメインクーンと洋猫純血種とのミックス猫をご紹介します。

マンチカンとのミックス

マンチカンの特徴である短足と、大型で長毛が魅力のメインクーンとのミックス猫は比較的よく見られ、ふわふわとした毛並みと可愛らしい印象です。 しかし、全てのマンチカンが短足になるわけではないので、ミックス猫にも同じことが言えます。 マンチカンは突然変異による奇形が原因で生まれた種類のため、奇形同士の交配すなわち短足同士の交配は認められていません。そのため、短足のマンチカンは全体の2~3割程度だと言われています。 とは言え、マンチカンはもともと遺伝性疾患の少ない猫種なので、メインクーンとのミックス猫としては飼いやすい猫と言えるでしょう。

ラグドールとのミックス

ラグドールとのミックス猫は他のミックス猫に比べてペットショップでの取り扱いが多い猫です。 その理由として、ラグドールは交配を繰り返したにも関わらず純血種の中では遺伝子疾患が少なく、ミックス猫の親猫として最適だった事があげられます。よって、ラグドールとのミックス猫は販売される種類が多くなりました。 また、ラグドールがもともと人気の高い猫種だったことは言うまでもありませんね。 まるでぬいぐるみのように大人しい性格から、英語で「ぬいぐるみ」という意味の名前を付けられたラグドール。青い瞳と顔の中心や尾先の毛色が濃いポイントカラーが特徴です。 メインクーンのミックス猫が欲しい方は、販売数の多さからも検討に入れたい猫の一つですね。

ラガマフィンとのミックス

ラガマフインはラグドールを改良した猫種でその出自の経緯はやや複雑ですが、その見た目は非常によく似ています。 見分け方としては、ラグドールの瞳の色が青色一色なのに対し、ラガマフインは猫によって様々な瞳の色をしています。 また毛色に規定はなく、メインクーン同様そのバリエーションは多彩です。ソリッドと呼ばれる単色や縞模様のタビーなど色柄ともに豊富で、それが白色をベースにしたラグドールにはない魅力の一つと言えるでしょう。 親猫のどんな毛柄を引き継ぐか、成長してみないとわからないのもミックス猫の楽しみです。そういった意味でも、様々な毛色柄や瞳の色の組み合わせが生まれるメインクーンとラガマフインとのミックスは、ミックス猫ならではの楽しみ方ができるでしょう。

ノルウェージャンフォレストキャットとのミックス

メインクーンとのミックス猫で人気が高いのが、ノルウェージャンフォレストキャットとのミックスです。 ノルウェージャンフォレストキャット、メインクーン共に同じような自然環境で生まれたためよく似た姿をしています。 どちらもサブスタシャルタイプと呼ばれる大型でがっしりとした体と、ふわふわした長毛が持ち味で、尾の根元が最も太く尾先に連れて細くなるのもそっくりです。 また、どちらも自然発生的に生まれた祖先を持っているので、他の純血種に比べて遺伝子疾患が少ないのも特徴です。 異なる体の部分として「リンクスティップ」という耳の先端にある色の濃い房毛がメインクーンにはありますが、ノルウェージャンフォレストキャットにはありません。 顔の形もメインクーンは丸顔でなだらかな鼻筋、ノルウェージャンフォレストキャットは真っ直ぐに通った鼻筋です。 どちらに似ても見た目に大きな差が生じないのが、ミックス猫の組み合わせとして人気が高い理由と言えるでしょう。

メインクーンのミックス猫の特徴とは?

ミックス猫は純血種同士の交配で生まれた言わば純血種のハーフです。見た目や性格など、親の純血種の特徴を引き継ぎますが、純血種とは違う特徴も持っています。 メインクーンのミックス猫の特徴にはどのようなものがあるのでしょうか?大きく二つの特徴があげられます。

病気になりにくい

ミックス猫の特徴としてまずあげられるのが病気になりにくいことです。純血種に近い猫でありながら、純血種ほど病気の心配をしなくていいのは嬉しいですね。 純血種の猫は、同じ遺伝情報を持つ者同士の掛け合わせによるため、遺伝性の病気を持つ猫が生まれやすくなってしまいます。そのため、メインクーンでは「肥大性心筋症」「脊髄性筋萎縮症」「異形成症」「多発性のう胞腎」などの遺伝病が多く見受けられます。 ですが、ミックス猫は異なった純血種の血統が二品種混ざっているため、遺伝性の病気を減らすことが出来、丈夫な猫になると言われています。

オリジナルな姿

メインクーンとのミックス猫は、メインクーンの特徴と他の猫種の特徴をそれぞれ併せ持った個性的なルックスで、その猫ならではのオリジナルの姿かたちをを楽しむ事ができます。 しかしながら、純血種ではルックスや大まかな性格などを予想できるのに対し、ミックス猫では成長後の姿を予想することが難しくなってしまいます。 子猫の時は薄い茶色の毛色だったのに成猫になるにつれて濃くなってしまったということもあり得ます。 どんな猫に育つのか想像しながら育てるのもミックス猫を飼う楽しみの一つかもしれませんね。

毛色や柄はどんな猫がいるの?

メインクーンの毛色は30種類以上あるとされていて、一番よく知られているのがブラウンで、ブルーやホワイトも人気です。他にもブラックやレッド、シルバーなど実に多彩です。 また、クラシック・タビーと呼ばれる雲形・煙の輪型の縞模様や、線状の縞模様のマッカレル・タビー、三毛、二色以上の混ざり毛のパーティーカラー、上毛と下毛で色が変わるスモークと多くの柄があり、色との組み合わせで多くのバリエーションが存在します。 まるで靴下を履いているようにつま先だけが白い姿や、あごから胸元、お腹にかけて白い猫もいてとても愛らしいですね。 この様に豊富な色柄を持つメインクーンなので、その血筋を受け継ぐミックス猫も様々な色や柄で生まれてきます。 ミックス猫はまさにオリジナル。自分の気に入った毛色柄を探す楽しみがある一方で、二度と同じ毛柄の猫に会えないかもしれません。 気に入った猫が見つかったならば直ぐに迎えられる準備をしておくか、あらかじめ欲しい毛色柄を絞り込んで探すのが良いでしょう。

どれくらいの大きさなの?

大柄でがっしりと骨太が特徴のメインクーンですが、ミックス猫となるとその大きさも成長してみないとわからないのが正直なところです。 メインクーンのオスの平均体重は6~8㎏、メスは4~5.5㎏なので、メインクーンが父猫なのか母猫なのかでもその大きさも随分と変わってきます。 大型の猫を希望されている場合は、メインクーン同様大型種のラグドールやラガマフインとのミックスを検討されてはいかがでしょうか。 いずれにしても猫は個体差が大きい動物なので、成長後の大きさは一概には言えません。 ペットショップやブリーダーから引き取る場合には両親猫がわかっているので、両親の大きさを確認しておくと、成猫時の参考になるでしょう。

性格はどんな感じですか?

メインクーンの性格としてよく言われるのが、おっとりとして人懐っこいところです。しかしどちらかと言えば内弁慶で、見知らぬ人には遠慮がちな面もあります。 また「永遠の子猫」と呼ばれるくらい遊び好きなところもあり、家族や同居猫と追いかけっこをしたり、飼い主さんに頻繫に遊びをねだったりします。 このように愛らしい性格と言われるメインクーンですが、猫はもともと個体差が大きく、性格に関しても猫それぞれです。 むしろ性格に関しては、血統よりも育った環境の影響を受けやすいと言えます。 メインクーンの血を引き継いでいるからと言って、必ずしもおっとりとした猫に育つかはわかりません。飼い主さんがどのように接していたか、どのような育て方をしたかによって変わってくるでしょう。 人に敵意むき出しだったノラ猫が保護され可愛がられていくうちに、とても甘えたな猫になったという話もよく聞きますね。 飼い主さんが愛情をもって接していれば猫もきっと応えてくれるでしょう。

メインクーンのミックス猫の里親になるには?

猫を家族に迎えたい時、一般的にはまずペットショップへ行きますよね。ペットショップでは実際に猫を手に取って触れ合うこともできるので、猫との相性をみることも出来ます。 しかし残念ながら、取り扱い数が増えてきたとはいえ、ペットショップでのミックス猫はまだまだ数が少ないのが現状です。 そこで選択肢の一つに入れていただきたいのが、里親に応募する事です。 ネット上では多くの里親募集サイトが立ち上げられていますので、メインクーンのミックス猫をお探しの場合見つかる可能性も高くなります。 また、保健センターや保護団体などが行っている譲渡会や、保護猫カフェなどで出会える可能性もゼロではないので、猫に触れ合う意味でも参加してみてはいかがでしょうか? 里親や保護猫と聞くと成猫や雑種を思い浮かべる方が多いかもしれませんが、意外と子猫も多く保護されていて、特定の純血種を専門に扱う団体もあります。 譲渡にかかる費用としては、猫の生体代は無料です。ただし、団体によってはその猫にかかったワクチン代や避妊・去勢費用などを事前に求められる場合もあります。これはその保護団体が活動していくうえで必要な費用でもあるので、譲渡の際には事前に確認しておきましょう。

メインクーンのミックス猫の値段はどれくらい?

様々な特徴を持ったミックス猫ですが、その可愛さと人気の高まりにより取り扱うペットショップやブリーダーも増えてきました。 そのため先ほどご紹介した里親募集サイトのチェックとあわせて、ブリーダーに直接問い合わせてみるのも良いでしょう。 ブリーダーの多くが専門的に特定の猫種を飼育・繁殖させていますが、ミックス猫の人気が高まって来ている事と、純血種よりも遺伝性の病気が少ないことなどを考慮して、ミックス猫の繁殖をしているところもあります。 ある子猫専門のブリーダーサイトで紹介されていた子猫たちの値段は以下の通りでした。

メインクーン&ラガマフイン

  • 毛色ホワイト&クリーム  生後約3か月オス  100,000円(税込)
  • 毛色ダイリュートキャリコ  生後約3か月メス  140,000円(税込)

メインクーン&マンチカン

  • 毛色ホワイト&クリーム  生後約2か月半オス  97,500円(税込)

メインクーン&スコティッシュフォールド

  • 毛色レッドタビー  生後約2か月半メス  108,000円(税込)
  • 毛色ブラウンタビー  生後約2か月半メス  108,000円(税込)

メインクーン&アメリカンカール

  • 毛色レッドタビー&ホワイト  生後約4か月オス  75,600円(税込)

メインクーン&ソマリ

  • 毛色ブラウンタビー  生後約4か月メス  108,000円(税込)
値段は親猫の血統書の有無、人気の毛色や瞳の色といった見た目によっても異なりますが、100,000円前後が多く、純血種よりも低く設定されているようです。

オンリーワンの魅力

メインクーンのミックス猫についてご紹介してきましたが、異なる血統と交配させることにより、遺伝性の病気を減らすことが出来、なおかつ見た目もユニークな猫が生まれるようですね。 メインクーンには多くの毛色柄があるので、そのミックスも様々な姿かたちを見せてくれます。ミックス猫の最大の魅力はそのオンリーワンなところかもしれませんね。 ミックス猫の人気の高まりとともに、これからその姿を見る機会も増えていくことでしょう。

記事監修
動物病院病院 総長 藤野 洋

アニホック往診専門動物病院獣医師 藤野 洋

日本大学生物資源科学部(旧農獣医学部)獣医学科卒業。
卒業後、約20年にわたり動物病院でペットの治療に従事。
2007年(株)フジフィールド創業。動物病院とトリミングサロンのドミナント多店舗展開を行い、複数店舗の開業/運営を果たす。

日本大学生物資源科学部(旧農獣医学部)獣医学科卒業。
卒業後、約20年にわたり動物病院でペットの治療に従事。
2007年(株)フジフィールド創業。動物病院とトリミングサロンのドミナント多店舗展開を行い、複数店舗の開業/運営を果たす。

【エデュワードプレス(旧インターズー)】・トリミングサービス成功事例セミナー講師・トリミングサービス成功ガイド監修・Live trim2018 マネージメントセミナー講師 【メディア】・ラジオ調布FM ペットオーナー向け番組MC・多摩テレビ 「わんにゃんMAP」番組パーソナリティ・j:comジモトピ「世田谷・調布・狛江」出演

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