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長毛のマンチカンの手入れの仕方とは?ロングヘアと短毛の違いは?

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長毛のマンチカンの手入れの仕方とは?ロングヘアと短毛の違いは?

マンチカンの長毛種と短毛種のそれぞれの特徴は?

マンチカンの被毛は、オーバーコートとよばれる皮膚を保護する役目のある被毛と、アンダーコートとよばれる体温調節の役割をする二種類の被毛で覆われているダブルコートになります。 マンチカンの長毛種の場合はオーバーコート、アンダーコートの二種類の被毛が両方長く、密度も高くなっており、日々のお手入れで艶のあるふわふわの毛並みが維持できます。 また短毛種の場合は長毛種とは逆に異なり、オーバーコート、アンダーコート共に短い為、長毛種に比べ手入れも簡単です。

長毛のマンチカンの手入れの仕方とは?抜け毛対策は?

猫を飼っている皆様の悩みでよくトップにあげられるのが、抜け毛に関することです。 猫の被毛は他の動物に比べると細やかで服などに絡みやすく、服についてしまうとやはり気になりますよね。 特に長毛種の場合は被毛が長い分目立ちやすく、そこまで量はついてないのですが、大量についているようにも見えてしまいます。 換毛期と呼ばれる大量なアンダーコートの生え変わりの時期には、一日に3回程ブラッシングしてあげるのが好ましいです。それにより、毛玉ができてしまうのを防いだり、布団や服につく毛の量もかなり減ってきます。 今では、市販でも長毛種用のブラシが販売されているので、換毛期には大活躍してくれるでしょう。換毛期以外での日常のお手入れとしては、コミュニケーションの一環として、粗めのコームタイプのブラシで一日に2回くらいが目安となります。 あまりブラッシングをしてしまうと、アンダーコートが抜けすぎてしまい、長毛種ならではのもふもふ感が損なわれてしまいますし、皮膚に傷ができてしまい、そこから炎症が起きてしまったりと一大事になりかねませんので、程々にブラッシングをしてあげましょう。 また、長毛種の子の手足には、肉球を覆ってしまうくらい毛が伸びていてホコリやごみがついてしまったり、走り回る際に滑ってしまい肉球を床との摩擦で火傷してしまったり、お尻周りの毛などもカットしてあげると安全ですし、清潔にしてあげられます。

長毛のマンチカンがかかりやすい病気とは?

マンチカンのかかりやすい病気のトップは椎間板ヘルニアですが、長毛のマンチカンの場合、椎間板ヘルニアと共になりやすいのが「毛球症」という病気で、毛づくろいの際に飲み込んだ毛が体内で絡まり、排出できなくなってしまうという病気です。 軽度の症状としては、数回の嘔吐や、食欲不振等の症状がみられますが、酷くなってしまうと腸閉塞になり、手術をしなくてはならなくなってしまったり、命にかかわる問題にもなってきます。 毛玉対策にフードを毛玉用にする事や、日ごろのブラッシングの重要さが毛並みの良し悪しを左右するだけではなく、病気の予防にもなります。 その他、短足のマンチカンでかかりやすい病気としては、スコティッシュフォールドと掛け合わせた垂れ耳のマンチカンでは「外耳炎」になりやすく、耳のマメなお手入れが必要となってきます。 また、先天性の病気を産まれ持ってくる子も多く、骨軟骨形成異常という遺伝的に骨が正常に成長できない病気によりマンチカンには短足が多いと考えられており、「変形性関節症」という病気も、その遺伝的なものによる病気が悪化したものと考えられています。 さらに「漏斗胸」という、肋骨の一部がへこんでしまっている病気も多いです。遺伝性からなる病気は購入時に、親が病気を持っていないか等を調べておくと安心ですが、悪質なブリーダーの場合は利益をあげようと教えてくれない場合もあるので気を付けましょう。

長毛のマンチカンの値段は?

マンチカン自体の値段の相場は3~50万円程と実に幅広くなっています。その理由としては、やはりマンチカンならではの特徴な足の短さ、交配時の猫同士の種類であったりと様々な理由があげられます。 ここでは主にマンチカンの長毛種に関して紹介してきましたが、マンチカンの場合は、長毛や短毛の違いよりも、足の長さが普通の猫と変わらなかったり、色柄等もメジャーな色は値段はそこまでしなことも多く、一方値段が高めのマンチカンは、やはり足が短く、柄も人気色であるクリーム色やレッドタビーが高めになっており、さらに親がキャットショーで有名な子や、アメリカンカールとのミックスは巻き耳で特に人気があり、値段も更に高くなってきます。

長毛のマンチカンの購入先

最後にマンチカンの購入先について紹介したいと思います。

ブリーダー

ブリーダーから購入するメリットとしては、欲しい色や長毛なのか短毛なのか、または足の長さまで幅広く選ぶことができます。しかし、ブリーダーの場合のデメリットとしては、利益だけを考えて知識もなく交配させて販売するような、極めて悪質なブリーダーもいます。 そのため、事前に色々調べたことを聞いてみたり、どのような環境下で繁殖させているかも購入前に見学させてもらえるか等も聞いておいたほうがよいです。 また、ブリーダーをしっかりと職業にされている方は「動物業者登録証」や「動物取扱業標識」というのも提示する義務がありますので、事前見学の際に提示してもらうと安心ですね。 良心的なブリーダーの場合、購入後に困ったことがあれば相談に乗ってくれたり、サポートをしてくれますので、その点でもいいブリーダーとの出会いをされるといいですね。

ペットショップ

ペットショップで購入のメリットとしては、開店中ならいつでも見に行けることや、一言店員さんに聞けば安易に猫に触れさせてくれます。 また購入時には、そのまますぐにペット保険に加入できたり、食べ続けていてる体に合ったフードや、使い慣れている猫砂など、必要なものをその場で揃えることができます。 しかし、ペットショップでは流通過程があまり詳細でないことが多く、心配な方はマンチカンの遺伝的な病気等を両親や兄弟がかかっていないか調べてもらう必要があったりしますので、他で購入するよりも時間がかかる可能性もあります。 また、ペットショップの場合は他の動物も飼育販売されているので、しっかりと衛生管理がされていないと伝染病のリスクもあるため、他の動物たちの衛生管理もしっかり行き届いているかも見るといいでしょう。

里親

里親から譲り受ける場合のメリットとしては、無償の場合が多いです。有償の場合でも、ワクチン代だけや、避妊去勢代だけで割と安価に手に入りやすいです。 ただし、捨てられていたり、飼えなくなってしまった等、何かしらの理由があるため多くは成猫以上であり、中にはハンデを背負っているマンチカンも少なくはありません。 そのため、子猫から飼いたい人や、マンチカンの色や毛の長さ等を明確に決めている方には不向きになってきます。

マンチカンをお家に迎える際に

ここまでで長毛のマンチカンの特徴や家族迎え入れるときの注意点などをまとめましたが、いかがでしたでしょうか。 マンチカンの長毛種の特徴や注意点をよく調べ、事前に把握しておくことは飼育するうえでとても大事なことです。 マンチカンなどの純血統種と呼ばれる猫の種類に関しては、比較的な性格の傾向や、MIXとは異なる飼育の仕方がありますので、あまり知識がないまま、ただかわいいからと飼ってしまい、後々こんなはずではなかったと困って手放してしまう方はよくいます。 購入する際や、譲り受ける際にはよく考えて責任を持ちその子の一生のお世話をする覚悟の上で家族の一員として迎え入れるようにしてください。

記事監修
動物病院病院 総長 藤野 洋

アニホック往診専門動物病院獣医師 藤野 洋

日本大学生物資源科学部(旧農獣医学部)獣医学科卒業。
卒業後、約20年にわたり動物病院でペットの治療に従事。
2007年(株)フジフィールド創業。動物病院とトリミングサロンのドミナント多店舗展開を行い、複数店舗の開業/運営を果たす。

日本大学生物資源科学部(旧農獣医学部)獣医学科卒業。
卒業後、約20年にわたり動物病院でペットの治療に従事。
2007年(株)フジフィールド創業。動物病院とトリミングサロンのドミナント多店舗展開を行い、複数店舗の開業/運営を果たす。

【エデュワードプレス(旧インターズー)】・トリミングサービス成功事例セミナー講師・トリミングサービス成功ガイド監修・Live trim2018 マネージメントセミナー講師 【メディア】・ラジオ調布FM ペットオーナー向け番組MC・多摩テレビ 「わんにゃんMAP」番組パーソナリティ・j:comジモトピ「世田谷・調布・狛江」出演

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