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ロシアンブルーの寿命ってどのくらい?丈夫に育てる飼い方とは?

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ロシアンブルーの寿命ってどのくらい?丈夫に育てる飼い方とは?

ロシアンブルーの平均寿命は?長生きのコツとは?

日本で飼育されている猫たちの平均寿命約は15歳で、医学の進歩とともに年々伸びてきています。 中でも室内で飼育されている猫の場合は平均寿命が16歳を超えてきており、これからも伸びてくるものと考えられています。 ではロシアンブルーの平均寿命はどのくらいになるのでしょうか? ロシアンブルーの平均寿命は約11~13歳と言われています。前述の飼育されている猫全体の平均寿命に比べると少し短めになっているようです。 その原因は、ロシアンブルーの性格にあると言われています。 ロシアンブルーはもともと非常に神経質で臆病であり、ストレスに弱い性質を持つ猫です。ストレスに過度にさらされてしまうとやはり下痢や嘔吐など、体調を崩しやすい傾向があるのです。 ロシアンブルーを少しでも長生きさせるコツは、何よりもストレスを与えないことが大切になります。 神経質なロシアンブルーは、工事の音や花火の音などの騒音はもちろん、部屋の模様替えや多い来客などほんの些細なことでもストレスを感じてしまう場合があります。 また臆病で大人しい性格のため、ストレスがかかっていてもあまりそれを態度に出すことはしません。 その結果体調を崩してから初めてストレスがかかっていたという事に気付くことも多く、何よりも猫の様子を毎日良く観察することが重要です。 少しでもいつもの様子と変わったことがあれば、何かストレスを感じていないか、もしくはその他に下痢や嘔吐などの症状がないかどうか注意深く見てあげましょう。 また、長生きのためにはワクチン接種などの医療のケアも必須です。繁殖を目的としない場合は早期の避妊・去勢手術を行ってあげることで生殖器の病気のリスクが減り、長生きにつながるでしょう。 そして何より室内飼いを徹底することも重要です。散歩や排泄などで外に出る猫は、室内飼いの猫よりも何倍もの感染症と交通事故などでの怪我のリスクが増え、また平均寿命も下がります。 愛猫の長生きのために出来る工夫は多いため、飼い主がしっかりと理解をして飼育することにより寿命を延ばすことが出来るでしょう。

ロシアンブルーがかかりやすい病気とは?予防法は?

ロシアンブルーは遺伝性の疾患はなく、環境も良く飼育することが出来れば、病気になることが少ない猫種と言われています。 しかしやはり猫全体がかかりやすいと言われている泌尿器系の病気や、肥満やストレスが原因となってしまう病気にはかかってしまう場合があります。 以下にロシアンブルーがかかる可能性のある代表的な病気と、その予防法をご紹介します。

尿路結石症

尿路結石症は、腎臓や膀胱、尿管や尿道などに尿結石が詰まってしまうことで尿が出ず、本来であれば尿で排出されなければならない毒素が排出できず全身に回ってしまうこともある怖い病気です。 この病気は主にミネラルの取り過ぎや飲水量の不足などが原因として起こります。 しかしストレスや肥満も原因の一つと言われており、そのためストレスを感じやすく肥満になりやすいロシアンブルーは、この尿路結石症にかかりやすいとされています。 尿路結石症になると排尿時に痛みを伴うためトイレで鳴いたり、血尿が出たりします。 そして完全に閉塞してしまうと尿が全く出なくなってしまい、尿毒症になってしまう恐れもありますので早期に治療が必要です。 詰まってしまった結石が小さい場合は食餌療法で溶かす方法がありますが、大きな結石になってしまった場合は外科手術で取り除く必要があります。 また一度尿路結石症を発症してしまうと、その後食餌療法で再発の管理をしていかなければなりません。

尿路結石症の予防

では尿路結石症を予防するためには、普段の生活からどのようなことに気を付けていけば良いのでしょうか? まずはストレスを溜めない生活環境を整えてあげることが大事になってきます。ストレスが溜まると肥満などの原因にもなり、尿路結石症にかかりやすくなってしまいます。 猫が好むおもちゃやキャットタワーなどを使用することも良いですし、ストレス予防のためのキャットフードやサプリメントなどもありますので、獣医と相談しながらその猫に合ったストレス対策をしてあげましょう。 また飲水量が少ないことも原因の一つになりますので、特に水を飲まない猫や冬場などは飲水量を増やす工夫をしてあげてください。 具体的な方法としては、1か所ではなく数か所に水飲み場を設置してあげたり、餌を水分量の多いウェットフードに変更してあげるのが良いでしょう。 水分を多く取ることによって尿が薄くなるため、尿結石が出来ることを予防する効果があります。

糖尿病

ロシアンブルーは雑種猫の約2.5倍、糖尿病にかかりやすいと言われています。特に6歳を過ぎたシニア期になったあたりから発症することが多いです。 糖尿病は膵臓から分泌されるインスリンという物質の分泌がコントロールできなくなり、高血糖や低血糖を引き起こす病気です。 特に肥満が原因で発症することが多く、一度発症してしまうと生涯にわたり自宅でのインスリン注射が必要になることもあります。 糖尿病になると多飲多尿の症状が出るほか、餌を良く食べるのに痩せてきたり重症化した糖尿病になると昏睡状態に陥ってしまうこともあり、早期に治療が必要です。

糖尿病の予防

糖尿病の原因で一番多いのは肥満とされているように、糖尿病の予防は何より肥満にさせないことが大事です。 普段から食事量のコントロールをしっかり行ってキャットフードを与えたり、適度な運動量を心がけてあげると良いでしょう。 肥満気味だなと思った時はしっかりと動物病院で診察を受け、ダイエットフードに切り替えることも大事です。 ダイエットフードは低カロリーで食物繊維も多く含まれているため満腹感を得ることが出来、神経質なロシアンブルーでもストレスを感じることなく体重管理を行うことが出来るでしょう。

ロシアンブルーは年を取ると腎不全にかかりやすい?残りの寿命は?

通常猫は加齢とともに腎不全にかかりやすいと言われていますが、ロシアンブルーも例外ではありません。 さらに最新の研究ではメインクーンやアビシニアン、バーミーズとともにロシアンブルーも他の猫種よりも腎不全にかかる確率が高いとされています。 また高齢になってからではなく、若齢期から発症する可能性もあります。 腎不全は腎臓のろ過機能が低下して起こる病気で、身体の老廃物を排出することが出来なくなってしまう病気です。 腎臓の機能はいったん低下してしまうと元に戻ることは無いため、腎不全が発覚した場合にはいかに進行を遅らせるかが主な治療になります。そのため早期発見が何より重要です。 もちろん、腎不全を発見するのが早いほど早期に治療を開始することが出来ますので、残りの寿命は長くなります。 しかし腎不全を発症した年齢や、その時点での腎臓の状態によっても差が出てくるのも事実です。 一般的に猫の腎不全が症状として表れてくるのは腎臓の機能の約75%が失われた状態になりますので、ほとんど腎臓が機能していません。 尿毒症による発作が起こってしまっている場合や、ひどい脱水を引き起こしているような腎不全末期の場合は、残りの寿命は少なくなってしまうでしょう。数ヶ月生きる猫もいますが、全体的に半年以内で亡くなることが多いです。 しかし動物病院での健康診断等で、腎臓の血液検査の値が軽度上昇したくらいの腎不全初期に発見することが出来る場合もあります。 その場合は食餌療法や投薬によって腎臓の機能を温存することが出来るため、治療により寿命を延ばすことが出来ると言えるでしょう。 定期的な点滴と適切な投薬治療、そして食餌療法を行うことによって数年単位で寿命を延ばすことは可能です。 血液検査で腎臓の値が上がってくる程度の初期の腎不全だとほぼ無症状になりますので、健康診断等で行わない限りまず発見は出来ません。 猫の寿命を少しでも伸ばしてあげるためにも、何も症状が無くても1年に1回の動物病院での定期検診は欠かさずに行いましょう。

ロシアンブルーを丈夫に育てる飼い方とは?

ロシアンブルーを丈夫に育てるには、どのような飼い方をすればよいのでしょうか? まずはロシアンブルーを購入する時点から気を付けたい点をお伝えします。それは購入時に親を見るという事です。 一般的なペットショップで購入した場合は少し難しいかもしれませんが、ブリーダーから購入する場合は必ず親の健康状態や体格も一緒に見せてもらいましょう。 猫ももちろん一般的に親の遺伝子を引き継ぎますので、親猫が丈夫に育っていれば、その子供も丈夫に育つことが多いです。 親猫の健康状態や体格などをしっかり確認したうえで健康な子猫を選ぶことが、ロシアンブルーを丈夫に育てる第一歩と言えるでしょう。 そして飼育し始めてから気を付けていただきたいのはキャットフードです。 ロシアンブルーは全体的にスラっとした体型をしていますが、しっかりとした骨を支えるために筋肉質な体格をしており、その筋肉を維持するために高タンパクなキャットフードである必要があります。 高タンパクなフードで筋肉量が増えると基礎代謝が上昇するため、肥満予防にも効果的です。キャットタワーなどの上下運動も上手に取り入れるとなお良いでしょう。

ロシアンブルーの歴代最高齢は何歳?

日本では他の猫種に比べてやや寿命が短いとされているロシアンブルーですが、アメリカなどでは逆に長寿の猫として知られています。 これには住宅事情などでストレスを軽減できているからという説や、遺伝的なものという説もありますが解明はされていません。 歴代で最高齢のロシアンブルーは約25歳だったと言われています。 しかしギネスブックに登録されている世界最高齢の猫は38歳になりますので、ロシアンブルーもこの先もっと寿命が伸びてくるかもしれません。 さすがに38歳はなかなか難しいとは思いますが、長生きのコツや飼育の仕方などを参考にしていただき、少しでも長く愛猫と一緒にいられるように工夫して育てていきましょう。

記事監修
動物病院病院 総長 藤野 洋

アニホック往診専門動物病院獣医師 藤野 洋

日本大学生物資源科学部(旧農獣医学部)獣医学科卒業。
卒業後、約20年にわたり動物病院でペットの治療に従事。
2007年(株)フジフィールド創業。動物病院とトリミングサロンのドミナント多店舗展開を行い、複数店舗の開業/運営を果たす。

日本大学生物資源科学部(旧農獣医学部)獣医学科卒業。
卒業後、約20年にわたり動物病院でペットの治療に従事。
2007年(株)フジフィールド創業。動物病院とトリミングサロンのドミナント多店舗展開を行い、複数店舗の開業/運営を果たす。

【エデュワードプレス(旧インターズー)】・トリミングサービス成功事例セミナー講師・トリミングサービス成功ガイド監修・Live trim2018 マネージメントセミナー講師 【メディア】・ラジオ調布FM ペットオーナー向け番組MC・多摩テレビ 「わんにゃんMAP」番組パーソナリティ・j:comジモトピ「世田谷・調布・狛江」出演

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