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チンチラ(ペルシャ猫)に最適なブラッシングとは?

アニホック往診専門動物病院

チンチラ(ペルシャ猫)に最適なブラッシングとは?

そもそもチンチラ(ペルシャ猫)の毛質とは?

チンチラはとてもゴージャスでふわふわした毛質を持っている、ペルシャ猫のカラーの一種です。 ペルシャ猫の中のシェーデットカラーのうち、ゴールドまたはシルバーの毛色で、さらに青もしくは緑の目の色を持つ猫をチンチラと呼んでいます。 実はネズミの仲間にも「チンチラ」という非常に柔らかい被毛を持った生き物がいるので、チンチラの名前の由来になったと言われています。 チンチラの被毛はペルシャ猫の中でもひときわ目立つ美しさを持ち合わせており、世界各国にペルシャから独立させようとしている猫愛好家たちがいるようですが残念ながらまだ血統登録団体に認められていません。 そのためキャットショーなどではペルシャの毛色のバリエーションの一つとして、チンチラ部門を設けてショーを行っています。 そんなチンチラの毛質は、通常のペルシャ猫よりも軽いとされており手触りも軽く、とても繊細な毛質をしています。そのため非常に絡まりやすく、なかなか猫自身の毛繕いだけでは毛玉が出来やすくなってしまいます。 そのため、チンチラ飼育の際は必ず日々のお手入れとしてブラッシングを行ってあげる必要があるのです。

チンチラに最適なブラッシング方法を解説!

チンチラの毛質に適したブラッシング方法をみなさんご存知でしょうか? 前述の通り、チンチラの毛質は繊細で絡まりやすいため適したブラッシングを行わないと毛玉が出来てしまいます。 毛玉が出来てしまうと見た目が悪くなってしまうだけでなく、皮膚病の原因になってしまったり毛玉を飲み込んでしまうことによって毛球症などになってしまうことがありますので注意が必要です。 そんなチンチラの毛質に最適なブラッシングの方法を順にご紹介していきます。

1.スリッカーブラシでとかす

まずはスリッカーブラシと呼ばれる、細い針金で出来ているものでチンチラの被毛の根元からとかしてあげましょう。 スリッカーブラシには一般的にソフトタイプとハードタイプがありますが、チンチラの柔らかい被毛には必ずソフトタイプの柔らかいブラシを使用してください。 スリッカーブラシでとかすことによって、絡まり合ってしまっている毛をほどくことが出来、さらに小さな毛玉であればスリッカーブラシで取ることも可能です。 しかしその際に、力を強くかけてしまったりスリッカーブラシの角度を皮膚に直角に立ててしまったりすると猫が嫌がってしまうだけでなく、皮膚を傷つけてしまうことがありますので注意しましょう。 また毛玉がある際にそのままブラシでとかしてしまうと毛玉が引っ張られて痛みを伴いますので、必ず根元を抑えて皮膚を引っ張らないように工夫しながらとかしてあげましょう。

2.コームでとかす

スリッカーブラシで被毛のもつれをとかした後に、仕上げとしてコームでとかしてあげましょう。 コームは人間で使用するクシと同じ形をしており、金属で出来ているものもあれば木製のコームもあります。猫の好みで選んであげると良いでしょう。 毛のもつれが無ければコームを使用することによって、チンチラの美しい被毛をサラサラにとかすことが出来ます。 その際、特に冬場などは静電気が起こることがありますので、保湿スプレーなどを使用してあげるのもおすすめです。

チンチラをブラッシングする最適な頻度は?

チンチラは自身でも毛づくろいを行いますが、長毛種なのでなかなか完全に毛のもつれを取ることは出来ません。そのため飼い主が定期的にブラッシングを行ってあげる必要があります。 ブラッシングの頻度ですが、最低でも1日に1回は行ってあげましょう。寝ていることが多い猫は同じ姿勢でいることが多く、たった1日ブラッシングを行わなかっただけで毛玉になってしまうこともあります。 また日々の日課としてブラッシングを行うことによって、猫もブラッシングに慣れてくれるようになり、お手入れが行いやすくなるでしょう。

チンチラがブラッシングを嫌がる時とは?

チンチラの中にはブラッシングされるのが大好きで、中には自分から寄ってきてブラッシングをせがむ猫もいますがもちろん嫌がってしまう猫もいます。 その際は以下のことを試してあげましょう。

ブラシの種類を変える

前述でご紹介したスリッカーブラシには好みがあり、金属が当たる感覚を嫌がったり一度痛い思いをしたためスリッカーブラシを使用することを嫌がる場合があります。 その際は無理にスリッカーブラシを使用するのではなく、柔らかいブラシやクシを使用し、とかせるところから優しくマッサージするようにブラッシングしてあげましょう。 ブラッシングは痛くない、気持ち良いものだという事が分かればブラッシングを嫌がらなくなることもあります。しかし時間がかかることが多いので、短期間で行うのではなく長期間かけて行ってあげましょう。

無理に行わない

神経質な性格であるチンチラでは、ブラッシングがストレスになってしまうことも多くあります。 そのためどうしても逃げてしまう場合や暴れてブラッシングを嫌がる場合には、無理に行わないことも大切です。無理矢理ブラッシングを行ってしまうことでストレスがかかり、体調を崩してしまうこともあります。 ブラッシングを嫌がってしまい毛玉が出来てしまう場合には、動物病院などで毛玉取りを行っているところも多いので相談すると良いでしょう。中にはストレスがかかるのを防ぐために麻酔をかけて行うこともあります。 そして定期的なブラッシングが難しい場合には全身毛刈りを行ってブラッシングの必要をなくすことも効果的です。チンチラの皮膚が出るくらいの全身毛刈りを行えば、少なくとも数ヶ月はブラッシングの必要はありません。 チンチラの性格、そして飼い主がどのようなスタイルにしたいかということを動物病院と相談して毛玉だけを取るのか全身毛刈りをするのかを決めると良いでしょう。

ブラッシングにおすすめのグッズはこれ!

チンチラに最適なブラッシングに必要なグッズは、ペットショップなどでもたくさん販売されていて何をどのように使用したらよいのかわかりにくい場合もあるのではないでしょうか? そこで、ここでは具体的にどのようなグッズを使用すればよいのかをご紹介いたします。

ファーミネーター

https://www.amazon.co.jp/dp/B004E4KBYS/ref=cm_sw_em_r_mt_dp_U_JAmBCbY02BWG5 長毛種であるチンチラにまずおすすめしたい商品が、こちらのファーミネーターというブラシです。 これはブラシの部分が金属で出来ている点ではスリッカーブラシと変わらないのですが、ブラシが特許を取得している特殊な構造になっており、それによって被毛の下の方で絡まり合っている毛もごっそり取ることが出来るのです。 チンチラの被毛は、トップコートと呼ばれる被毛の下にアンダーコートという毛が生えていて、一般的にそのアンダーコートが絡まり合うことで毛玉が発生します。 このファーミネーターを使用し、アンダーコートをしっかり除去することによって抜け毛や毛玉の防止にとても効果的です。 初めてファーミネーターを使用する方は、ごっそりと毛が抜けるので驚かれる方も多いのですが、本来であればその毛はもう皮膚からは抜けてしまっている毛であり、除去しなければならないので問題はありません。 しかしファーミネーターを使用する際は、脇の下やお腹など、皮膚の薄い部分に強く当てないように注意してください。皮膚の薄い場所にブラシの部分を当ててしまうと、皮膚が傷ついてしまうこともあります。 また最初から皮膚に強くブラシを当ててしまうと猫が驚いてしまったり嫌がってしまう原因になりますので、最初は優しくブラッシングをするのを忘れないようにしましょう。

コーム

https://store.shopping.yahoo.co.jp/civil-life/4907733140033 チンチラに使用するコームでおすすめなのは、上記でご紹介している商品のような粗い目と細かい目が一緒に使用できるタイプです。 どうしても最初にコームを通す時は細かい目でとかしてしまうと毛が引っ掛かってしまい、皮膚を引っ張ってしまう原因にもなります。 そのようなときに粗い目の方のコームで毛をとかし、しっかり通るようになってから細かい目の方でとかすことによって、チンチラの毛はより光沢があり美しい被毛になるのです。 細かい目のコームと粗い目のコームを二つ用意するのも良いのですが、持ち替えている間に猫が逃げてしまうこともありますので、この商品のように1つで2役になるタイプのコームが良いでしょう。 またコームの先端は丸く作られていますので、直接皮膚に当たってしまったとしても痛みを伴うことも少なく猫にとっても安全に使用することが出来ます。

静電気防止スプレー

https://item.rakuten.co.jp/dandcshop/10002153/ チンチラの長い毛は、どうしてもブラッシングをしているとバチバチと嫌な静電気が発生してしまうことがあります。特に冬場などの乾燥している時期は尚更です。 そんな時は上記商品のような静電気防止のスプレーを使用してあげましょう。 注意点としてスプレーを選ぶ際、犬用として販売されているブラッシング用のスプレーには猫に有害な物質(ティーツリーオイルなど)が配合されてしまっている場合がありますので、必ず猫用のものを使用してあげてください。 また静電気の防止のみでなくブラッシングの後にスプレーを使用することによって、毛がもつれず毛玉が出来にくくなるというメリットもあります。 日々のお手入れでブラッシングの最後に仕上げでスプレーを使用し、チンチラの美しい被毛を保ってあげましょう。

バリカン

https://item.rakuten.co.jp/kingstar/vo-dtj-o72/ チンチラの毛がすでに毛玉になってしまっている際や、自宅で全身毛刈りを行う際などにペット用バリカンがあると便利です。 毛玉の根元からバリカンで毛玉を取ってしまうとその部分だけはげてしまうため見た目は悪くなってしまいますが、皮膚を清潔に保つことが出来ます。 バリカンを購入する際は、まず第一に音が静かなものを選びましょう。チンチラは猫の中でも特に神経質な性格の持ち主なので、音がうるさいだけでも嫌がってしまいバリカンを使用させてくれないこともあります。 そしてバリカンを使用する際に多少猫が動いてしまっても対応できるように、コードレスで使用が可能なものが良いでしょう。コードがあるとなかなか煩わしいことも多いため、充電式がおすすめです。 また上記商品のようにアタッチメントが付いていて残す被毛の長さを調節できるタイプだと、全身毛刈りを行う時に希望の長さにすることが出来ます。 自宅で全身毛刈りを行う際は、皮膚の薄い部分をバリカンで刈ってしまう事故が多く発生しておりますので、充分に注意して行ってください。 また猫が暴れてしまう場合は無理をせず、動物病院に相談し適切な処置をしてもらいましょう。

記事監修
動物病院病院 総長 藤野 洋

アニホック往診専門動物病院獣医師 藤野 洋

日本大学生物資源科学部(旧農獣医学部)獣医学科卒業。
卒業後、約20年にわたり動物病院でペットの治療に従事。
2007年(株)フジフィールド創業。動物病院とトリミングサロンのドミナント多店舗展開を行い、複数店舗の開業/運営を果たす。

日本大学生物資源科学部(旧農獣医学部)獣医学科卒業。
卒業後、約20年にわたり動物病院でペットの治療に従事。
2007年(株)フジフィールド創業。動物病院とトリミングサロンのドミナント多店舗展開を行い、複数店舗の開業/運営を果たす。

【エデュワードプレス(旧インターズー)】・トリミングサービス成功事例セミナー講師・トリミングサービス成功ガイド監修・Live trim2018 マネージメントセミナー講師 【メディア】・ラジオ調布FM ペットオーナー向け番組MC・多摩テレビ 「わんにゃんMAP」番組パーソナリティ・j:comジモトピ「世田谷・調布・狛江」出演

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