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猫は耳が大きく聴覚も敏感なので小さな音に機敏に反応します。だからこそ私たち人間にとっては何でもない音でも猫にとっては不快に感じる猫の嫌いな音があるんです。
そこで猫が嫌いな音をうまく使う事でしつけする方法と実際に音で猫をしつける際の注意点などについてもいくつかお話したいと思います。
自由奔放な猫だからこそしつけには根気がいります。
でも音を使ってうまく猫をしつけられるなら良いと思いませんか?
飼い主と猫が不仲になる心配もなくいくつかの注意点を守る事で猫も傷つかない方法なので猫の嫌いな音でしつけをするという方法を是非試してみてくださいね。
目次
掃除機の音が嫌いな猫は多くいますね。
嫌いすぎて掃除機の棒やノズルだけでも慌てて逃げてしまうほどの猫もいる位なので猫のしつけに使うという事も有効ですが、普段から掃除機を出すだけでリラックスしていたはずの猫がいなくなるので掃除機をかけづらいという飼い主的には更に掃除機を使いづらくなるという現実もついてきます。
それでもあえてしつけに使うのであれば、いけない行動をした瞬間に掃除機を見せるもしくはスイッチを入れて一瞬だけ音を出して脅かすなどという方法を試してみてください。ただしあくまでも一瞬だけにするようにしないとただ飼い主が掃除をしているだけだと思われてしまいます。
頻繁に掃除機の音を聞かせていると慣れてしまう猫もいるのでそうなったらもう掃除機でのしつけは無理なので掃除機以外の方法を試してみてくださいね。
掃除機を嫌う猫の中でも高齢猫の場合は注意が必要です。
余りにもストレスが大きすぎると病気も引き起こしてしまうので十分に注意するようにしてください。
猫は手を叩く音の中でも特に高い音を出されるのを嫌うので、しつけしたい時は現行犯に限りコラッ!等と声をかけながらパンっと1、2度手を叩いてください。
何度も手を叩いても余り意味がないので1度で十分効果が出るように猫のいない場所で手を叩いて大きな音が出るように練習してください。
ですが練習するとしても猫のいる場所で練習するとただ猫に嫌われてしまうので猫がいない場所で練習するようにしましょう。
また普段から手を叩く音を出していると猫が音に慣れてしまったり、しつけの時に使っても効果がなくなってしまうので注意が必要で、笑う時に拍手してしまうような癖のある飼い主には向きません。
拍手癖がある飼い主の方は自分では気が付かないうちに猫に嫌がられていないか様子を見てみましょう。知らないうちに猫に嫌われているなんて悲しい事がない事を祈っています。
ちなみに手を叩く音でしつけする方法も全猫に有効なわけではないので、まずは試してみてください。
猫は子供などが出す甲高い声も嫌いますが、男の人の野太く低い声を特に嫌います。
猫のしつけに使う場合は飼い主が女性のみの場合は出来るだけ低い声で短く怒る方法がおすすめです。
飼い主が男性ならば普段の声と差がなければ全く意味がないので、普段の声と差をつける必要があるので普段よりも低い声で短く怒る事が重要になってきます。
どの方法を使うにしても猫がビクッとなって一瞬動きが止まる感じになればしつけに有効なので、持続して音でしつけをしてください。
そしてどの場合もあくまでも現行犯で怒る事が重要です。
ちなみに高齢猫の場合は特にいえる事ですが、甲高い声、舌打ち、アルミ箔やビニール袋をクシャクシャとさせる音、金属スプーンで食器などをカンカンと鳴らす音などを嫌いその音を聞くことで発作を起こす事があります。
ですが猫それぞれで違うので猫がどの音を異常な程嫌いなのかを見極めて異変がないか注意しながらしつけに使うという必要はあります。
まずは自宅の猫にとってどの音が嫌かを確かめてからしつけに有効に使ってみてくださいね。