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大型猫のトイレは、体が大きいものの最低幅40㎝×長さ55㎝あれば使用可能です。そこでメインクーンにおすすめのトイレ容器をご紹介します。
参考:oftstore.com/?pid=121907912
大容量で28Lのベルギー製ネコ用トイレです。大型の猫におすすめの商品で、ポリエチレン製で丸洗いができます。
サイドには砂を掻いても飛び散らない防止カバーも付いているので、お掃除の負担も減らせます。またカバーのステップには肉球に挟まった砂を落とす穴が空いており、専用ライナーを使用すれば砂の入れ替えが簡単に出来ます。
参考:https://www.idog.jp/i/li-064-/
切り株の形をした可愛いトイレです。深さが20㎝もあるので、掘るのが好きな猫も満足できるトイレです。形が円形なのでメインクーンでもトイレの中で回ることが可能です。
シンプルな形の猫用トイレで、お手入れがしやすい構造になっています。飛び散り防止カバーが付いているので、砂の散らかりによる掃除の負担を軽減できます。
サイズが幅43.5cm×奥行57cm×高さ16cmと大きいので、大型種でも思い切り砂を掻くことが可能です。
参考:https://www.richell.co.jp/shop/pet/detail/56061
パステルカラーの可愛い配色で、プラスチック製のシンプルなデザインです。深型で尿が底面の手前で固まるので、お手入れが楽です。オープンタイプで出入りがしやすく、砂も掻きやすい構造です。
参考:pet.unicharm.co.jp/deotoilet/lineup/wide/
排泄スペースにゆとりがあり、大型猫もストレスなく使用することができます。また深型になので、砂の飛び散りも防げます。専用のシートを使用すれば消臭効果があり、部屋を閉め切りにしていても不快な匂いはしません。
筆者が飼育している体重6㎏のオス猫も使用しており、全体にゆとりがあるので快適そうに排泄をしています。そのためメスのメインクーンや小柄なオスのメインクーンなら、ストレスを与えずに使えるでしょう。
メインクーンは歴史の古い猫で、100年以上も前にアメリカで誕生した大型種です。
アメリカ・メイン州のシンボルキャットであり、州の名前である「メイン」とアライグマを意味する「クーン」が名前の由来となっています。
メインクーンはその姿から、アライグマと猫の混血と思われていたほど野性味を感じます。しかし性格は温厚で「ジェントルジャイアント(温厚な巨人)」と呼ばれるほど、従順で頭の良い猫です。
そんな大型猫を家族として迎える場合、一番心配なのはトイレのしつけではないでしょうか。しかし然程悩む必要はありません。猫は清潔好きな動物なので、簡単にトイレを覚えてくれます。
長毛種の猫はマイペースな性格の個体が多い中、メインクーンはワーキングキャットとして活躍していたため、活動的で状況を判断できる猫です。そのためトイレを覚えるペースも早いです。
生後3週間の子猫も1日でトイレを覚えられる個体もいるので、メインクーンにトイレを教えるのは犬よりも簡単です。
メインクーンの子猫を家族に迎える前に、トイレの準備をしましょう。子猫の場合は猫用のケージを用意し、その中にトイレを設置します。
子猫でも天井部分が無いサークルは簡単に乗り越えられるで、猫用の高さがあるケージが理想的です。子猫が新しい環境に馴れ、設置したトイレを使えるようになれば、自由に行動させましょう。
その際、ケージの他にも静かで落ち着ける場所にも新しいトイレを設置して下さい。新しいトイレに使用済みの砂を入れ、1度その場所に連れて行きます。自分の匂いによってスムーズにトイレの位置を理解できることでしょう。
また子猫の時期は遊びに夢中になり、トイレに間に合わない場合があるので、子猫が床の匂いを嗅ぎまわり、砂を掘るような動作をしたらトイレのサインです。速やかにトイレに連れて行って下さい。
新しい家族になるのは子猫だけではありません。縁があって成猫を家族に迎える場合もあります。
メインクーンが成長するのは他の猫より遅く、3~4年までは子猫らしさを残しています。しかし体は大きいので、糞尿の量も子猫の時期と比較になりません。
成猫はトイレにこだわりがあり、以前の飼い主さんや保護主さん等がトイレをしつけている場合が殆どです。新しい環境では匂いも部屋の配置も違い、トイレの位置を教えなければ戸惑って粗相をしてしまうこともあります。
子猫にトイレを教える時はケージに入れて馴れさせますが、メインクーンは体が大きいのでケージ内での生活はストレスになります。そこで以前の飼い主さんや保護施設から砂を少量譲り受け、新しいトイレに入れましょう。
自分の匂いがすると安心してそのトイレで用を足します。そのため新しい環境に慣れるまで、トイレの砂は以前と同じものを使用しましょう。
成猫もトイレに迷った場合は砂を掘る動作をします。また粗相をする場所は、布団や洗濯物など柔らかく掘りやすい場所を選ぶ傾向があります。新居に慣れるまで注意深く観察して下さい。
トイレは1度覚えれば、病気や精神的な問題が無い限りは粗相をしません。
猫のトイレトレーニングは簡単にできますが、1度教えただけで完璧に覚えられるわけではありません。仮に失敗したとしても、必要以上に叱らないで下さい。強く叱ると、隠れて用を足します。
また叱るのは粗相をしている場面に遭遇した時だけにしましょう。時間が過ぎてから叱っても飼い猫は理解ができません。ただ恐怖心を与え、飼い主さんとの信頼関係が失われるだけです。
粗相をした時は糞尿の臭いを残さず、キレイに掃除をして下さい。少しでも臭いが残っていると、トイレをする場所と勘違いをしてしまいます。
筆者も飼い猫に粗相をされたことがあります。まだ家に馴れていない子猫達がテレビの陰やベッドで粗相をしていました。
現場を押さえた時を除き、犯人捜しをせずに粗相をされた場所の汚物を片付け、重曹の入った熱いお湯で床を拭き、水3に対してお酢1が入った手作り消臭剤をその場所にスプレーしました。
仕上げとして粗相をした場所に小さな空き瓶を置くと、物が置かれているため猫はトイレではないと認識し、その場所で粗相をすることがなくなります。
またお出掛け前等の急いでいる時は、トイレ用ふき取りシートで汚れを拭き取り、仕上げに猫が嫌う柑橘系の匂いを吹き付けるだけでも、粗相をしなくなりました。
トイレのしつけができていた猫が、突然粗相をする場合があります。その主な原因は以下の3つの理由が考えられます。
1.トイレの近くに見慣れない物や家具を置かれた。
2.用を足している時に、トラブルが起きて怖い思いをした。
3.飼い主さんとのスキンシップが足りずストレスを抱えている。
いつも使っていたトイレで大きな音が鳴ったり、棚が落ちてきたりする等のトラブルが起こると、猫は2度とそのトイレを使わなくなります。その場合は、落ち着ける新しい場所を探してあげましょう。
また飼い主さんとのスキンシップが希薄になると、ストレスが原因でスプレーと呼ばれる粗相をする猫がいます。これはマーキングの一種で、縄張り意識の強い猫や去勢をしていない場合にも起こります。
筆者の知人が飼っていた猫は、遊んでくれない飼い主さんの背中にスプレーをしました。この出来事に驚いた知人はひと言注意をして、その後は出来る限りのスキンシップを取った結果、問題行動を起こさなくなりました。
そして次に考えられることは、飼い猫が病気を患っている場合です。特に腎臓系の病気である慢性腎不全(まんせいじんふぜん)は尿の量も増え、トイレに間に合わない場合があります。
また膀胱炎(ぼうこうえん)は頻尿になり、何度もトイレへ行きます。砂漠で誕生した猫は水が少ない環境で生きていたため尿が濃縮され、腎臓や膀胱に関する病気が多く見られます。
原因不明の粗相をする場合は病気を疑い、掛かりつけの病院で受診をしましょう。
飼い猫のトイレは殆どが箱型ですが、中には臭いを防ぐためにカバーで覆われているタイプや、筒状で猫が潜り込めるタイプ等があります。それでは一体、大型のメインクーンにはどのようなトイレが適しているのでしょうか。
猫のトイレの使い方は、砂を掻いて用を足した後に砂で汚物を隠すという行動です。しかし猫にもそれぞれ個性があります。中にはトイレでグルグル回る猫もいれば、砂を端に寄せる猫もいます。
トイレの使い方は猫によって癖があり、大型猫は一般的なサイズのトイレでは狭くて使いづらく、粗相をしてしまうこともあります。
メインクーンの体長は100㎝程あり、一般の猫用トイレは、Lサイズでも幅約40㎝×奥行約50㎝×高さ約20㎝です。
この大きさでは、トイレが使えてもお尻がはみ出してしまい、砂を掻くこともままなりません。使い心地が悪ければ粗相をする原因になります。そこでメインクーンに合うトイレのサイズをご紹介します。
猫のトイレは体に合ったサイズではなく、1.5~2倍の大きさが理想です。しかしメインクーンの体長を考えると、大型猫用のトイレでなければ充分なスペースは確保できません。
大型猫用トイレは幅約50㎝×奥行約70㎝×高さ約30㎝あります。メインクーンにとって理想の大きさではありませんが、トイレの中で回ることは可能です。
中には理想のトイレが見つからないために、プラスチック製の衣装ケースを代用している飼い主さんも少なくありません。
またメインクーンは尻尾も長く、長毛のため被毛がフサフサとしています。そのため、尻尾にフードの汚れが付着する可能性があるので、使用するトイレはフードが付いていないタイプをおすすめします。
大型猫のトイレ問題は、容器の大きさだけではありません。安心してトイレができる設置場所も考慮しましょう。
条件は、人目に付かない静かで風通しの良い場所です。そしてトイレ容器は、長期の留守番や洗い替えの時に活用するため、1匹に対して1~2個を用意しておきます。
飼い主さんはそれらのトイレを前述の条件に合う場所に設置します。そして猫が気に入った場所が見つかれば、そこをトイレに決めます。
ちなみに筆者宅では、人間用のトイレに続く薄暗い廊下に猫のトイレを2個設置しています。風通しが悪い場所なので小さな扇風機を取り付け、臭いがこもった時は稼働して換気をしています。
そして人通りの多い玄関近くや頻繁に音を立てる洗濯機の前等の騒がしい場所はトイレの設置場所として向かないので、これらは避けましょう。
メインクーンのトイレに関する問題は、トイレ容器の大きさだけではありません。寒冷地で育った猫のため、冷たい雪の上も歩けるように肉球の間にも被毛が生えます。
すると砂を掻く際に被毛に砂が絡まり、周囲に砂が飛び散りやすくなります。そこで以下では、トイレを快適に使用したり片付けたりするためのグッズをご紹介します。
参考:http://www.lion-pet.jp/product/sanitary/sanitary_nioi.htm
鉱物製の猫砂で、瞬時に固まり臭いを強力消臭します。その効力は24時間持続し、粉も舞いにくいので周囲が汚れにくいです。
参考:pet.unicharm.co.jp/deotoilet/lineup/sand/
ゼオライトとシリカゲルの天然鉱物を使用している砂で、消臭効果が約1ヶ月持続します。また砂に尿がしみ込まず、常にサラサラの状態なので肉球への付着を防ぐことができます。
開封から2週間程度まではトイレにうんちをしてあっても、あまり臭わないのでリビングに置いても安心です。
参考:https://www.petio.com/item/4903588251023/
立体的な構造で、足の裏に優しい弾力性があります。半円の形状で見た目にも可愛いく、水洗いも可能です。
このマットを使えば足の裏や肉球の間に付着した猫砂も取れるので、猫砂が絡まりやすいメインクーンでも足の裏を気にする必要がありません。
二重構造になっているマットで、蜂の巣状の穴が肉球に付着した砂を取り除きます。また取り除かれた猫砂はマットの内部に入るため、飛び散りを防止します。
柔らかい素材で作られているので、関節や腰に負担が掛かりやすい大型種にも優しい配慮がされています。
排泄物の臭いをシャットアウトするトイレバケツです。猫の排泄物はツンとした独特の臭いがするため、普通のバケツでは臭いが漏れてしまい、消臭剤でも効果があまり見込めません。
しかしこのバケツは直接猫砂を入れて蓋を閉じるだけなので、トイレの片付けに関するストレスが軽減される商品です。
大型猫のメインクーンはトイレグッズに関する問題がありますが、適切なトイレのしつけとグッズを活用してトイレのストレスから解放されましょう。