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下痢は一過性でなってしまう事も考えられます。
下痢以外に体調におかしいところが無く、すぐに収まるようであれば体への問題は特にありません。
下痢自体に血が混じっていたりする場合や、下痢がひっきりなしに続く場合は危険な下痢である場合があるので、すぐに動物病院へ連れて行ったほうがよいでしょう。
トイプードルが下痢になる原因はさまざまです。
特に心配のいらない一過性の下痢には、環境が変わる事などのストレス、ドックフードが変わった事によるもの、冷え、食べすぎなどがあります。
注意するべき下痢は誤食、アレルギー、感染症などです。その場合は病院で適切な治療をしてもらう事が必要になります。
トイプードルがなぜ下痢になったのか、思い当たる節がないかをよく考えてみましょう。病院に行っても説明が出来なければ愛犬に余計な負担となる検査をさせてしまいます。
下痢は体から水分を奪ってしまいます。脱水症状にならないようにこまめに水分補給をしてあげる必要があります。
しかし、水分を与えすぎても下痢になってしまう可能性があるので、少量を時間を空けて定期的に取らせるようにしましょう。
その他にも、消化器官を休ませる為に食事を抜いたほうがよい場合もあるのですが、ストレスになってしまう場合は、少量食べさせるようにするとよいでしょう。
下痢が1日で収まったり、下痢以外に特におかしなところが無ければ自宅で安静していて大丈夫です。
しかし、下痢とは違う普段と違う症状があったり、2日以上下痢が続く場合には動物病院へ連れて行くほうがよいでしょう。
動物病院へ連れて行くときには、下痢がどのくらい続いているか、どのくらい下痢をしたか、普段とどんなところが違っているのかなど。獣医さんにきちんと説明できるようにしておきましょう。
一過性の下痢であれば、自宅で予防策を行う事が出来ます。
ドックフードやおやつは食べ過ぎないように、愛犬の体重にあわせた量をあげるようにしましょう。
また、拾い食いなど誤食をしやすい子は、しつけをしたりトイプードルが食べてはいけないものを落とさないようにするなど気を配るようにする事が大切です。
ストレスに弱い子はなるべく環境の変化が起こらないようにしたり、整腸剤などで予防する事ができます。
冷えの場合は腹巻や毛布の使用などでお腹を冷やさないようにしましょう。
トイプードルの中でも体調によって下痢をしやすい子もいます。普段の様子をきちんと観察し、何か違うところがあればすぐに動物病院にかかるようにしておきましょう。
そのためにも普段からかかりつけの動物病院を決めておいたり、休日や時間外でも対応してくれる動物病院を探しておく事も大切です。