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レプトスピラ症は、レプトスピラ菌という菌に感染することで発症する病気です。
感染してから3~14日間の潜伏期間があります。レプトスピラ菌はいくつかの型があり、その型によって症状が変わってきますが、初期症状としては、発熱、嘔吐、脱水などが表れることがあります。急性の場合には、腎不全や肝不全、黄疸などの症状を引き起こすこともあり、命に関わる病気といえます。
また犬から人へ感染することもあり病気です。
ただしレプトスピラ菌に感染してもすぐに症状が表れず、そのまま自然治癒する型もあります。
レプトスピラ菌に感染することで、レプトスピラ症は発症します。感染経路としては、ネズミの尿などから感染することがあります。また尿が混じった水たまりや土壌に触れたり、口を付けたりすることでも感染します。
主に抗生物質を投与して、レプトスピラ菌を除外します。また症状に応じて、点滴なども行います。
予防接種は、一定の予防効果が見込めます。また汚染された水からの感染を防ぐために、路上の水たまりや不潔な川などの不衛生な場所には、愛犬を近づかせないように気を付ける必要があります。ネズミが発生している場合には、ネズミを駆除することも効果的といえます。