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こんにちは!アニホック動物病院グループ総獣医師長の藤野です。この記事をご覧いただき、ありがとうございます。
新横浜病院開業に向けて着々と準備を進めています。このまま順調に準備が進めば予定通り、2025年2月末、新横浜に新しい病院をオープンできそうです。現在私たちが取り組んでいるのは内装の図面作りや医療機器の選定などです。新横浜動物病院の院長や私たちの本部スタッフと缶詰になってミーティングを実施しています。
さて、今回のコラムでは少し私たちの会社の考えとその中で動物病院がどのように運営されているかをご紹介できればと思っています。
私たちは動物病院を運営していますが、動物病院以外にも、「ペットの家族化推進」をミッションにペットのサービスを幅広く行っている株式会社TYLの一員です。TYLはペットと飼い主が真の意味での家族として生き生きと暮らせるような世界を実現するための課題解決に取り組んでいます。
最近は、ペットと飼い主の関係性は家族と言えるものになって来ていますが、まだまだペットを取り巻く周辺サービスや正しい情報を提供する体制は整っていない状態です。
例えば、ペットと住むことや一緒に外出することには制限があったり、動物病院やペット保険を含む動物の医療体制はまだまだ整っていません。他にもペットの生体販売やペット関連サービスの運営が脆弱であったりと飼い主の意識は変わっていても、周辺環境には課題が多くあります。
私たちTYLはペットと飼い主が人間同様、本当の家族として共に幸せに暮らせる世の中になるように、これらの課題を解決するビジネスを生み出し、事業運営をおこなうことでペットの家族化推進に貢献したいと考えています。
その中で、アニホック動物病院グループは、動物病院の職場環境を安心して働ける場にすることを第一に考え、日本全国の獣医師、動物看護師、トリマーなど様々な職種の方がアニホック動物病院グループで「働きたい、働き続けたい」と思ってもらえるような場にしたいと考えています。
現在、多くの動物病院は獣医師や動物看護師、トリマーなどのスタッフのマンパワーによって支えられていますが、その一方でスタッフへの負担が大きく、これが長期的な課題となっています。実際、ワークライフバランスの問題や体力的な負担により、多くの優れたスタッフが業界を離れてしまうことも多く、これは動物病院の将来にとって深刻な問題であり、飼い主様にとっても、日頃から信頼してペットを診てもらえる獣医師やスタッフが変わってしまうという不安を生じさせる要因となっています。
またこの問題の根底には、日本の動物病院の半分以上が獣医師1名、動物看護師を含めても4~5人の個人経営に近い運営をしており、経営や労務、マネジメントを専門に管理する人員がいないため、獣医師である院長が診療をしながら、片手間の経営をせざる得ない状況になっていることも課題の一つです。
私たちは、この課題を解決するために、動物病院の運営に必要な知識をもった本部機能を持った「持続成長可能なグループ動物病院」としてスタッフが安心して長く働ける環境を整え、動物病院の持続成長可能な発展を支える基盤づくりに取り組んでいます。
そして「働きたい・働き続けたい動物病院」になることで、飼い主様にとっても、ずっと自分のペットを知ってくれている獣医師や動物看護師そしてトリマーがいることで、地域に根ざしながら、ペットと飼い主様にとって便利で質の高いサービスを提供し、「通いたい・通い続けたい動物病院」になることで「ペットの家族化推進」に貢献することを目標にしています。
年明けには具体的な新横浜動物病院の内容をお伝えできると思いますのでご期待ください。