お知らせ

小学生向け職場体験イベントレポート

グループからのお知らせ

【リアルな獣医師が行う、臨場感あふれるリアルな職場体験!】

2023年8月に開催された職場体験イベントは「帝王切開」というテーマで小学生対象に行いました。

「胃切開」「骨折」の治療体験を実施した前回と比較してもさらにパワーアップ!

本イベントを実施した、ひろし先生にイベントの目的を聞きました。

「当社がペットの家族化を推進する上で、必ず直面するペットの医療を少しでも体感してもらい、また飼育すること、生を預かることの尊さと大変さを子供たちに体験して欲しい、そして動物医療に少しでも関心を持ってもらったり、ご家庭でペットとの共生について改めて対話し考えるきっかけになってほしい、という想いで実施しました。生体を使わない形での動物診療の体験でしたが、そのあとの参加者との対話を通じて、想いが通じたこと、改めて動物との共生、ペットの家族化について深く考えてくれていることを実感しました。当社はこれからも様々な研究や啓蒙活動を想いを持った事業者様と連携して行っていきペットの家族化を推進してまいります」

実際の子どもたちの反応は?写真とともに職場体験イベントの様子をお届けします!

白衣を着て準備万端。カルテを見て手術をするお母さん犬の情報を読み合わせ。

「犬の赤ちゃんは、お母さんのお腹の中に何日間いるのかな?」

小学校では勉強しないことも、たくさん学べます。

レントゲンの写真で、お母さん犬のお腹の中を確認。

「何匹の赤ちゃんがいるかな?」「丸い影は赤ちゃんの頭かな?」

妊娠している犬のレントゲン写真に興味津々です。

お母さん犬に麻酔をかけて、みんなで心電図の確認。

「モニターを見てみましょう。一番上の波は、心臓の状態を表してます。」

心電図の音も問題ないか、ちゃんと確認しています。

手術は、動物病院で実際に行われている手順と同じでメス以外の器具も全て本物です。

器具は使い方にコツが必要なので、ひろし先生にレクチャーを受けます。

日常生活では触ることがない手術器具を使えるのもイベントの醍醐味です。

手術中はお母さん犬の心拍数が乱れるなどのハプニングも起こりましたが

事前にひろし先生が説明していた通りに、心臓マッサージや注射をする姿は獣医師そのものです。

赤ちゃんを取り出してから、お母さんのお腹を縫う作業は子どもたち全員で行います。

ひろし先生のお手本を見て「むずかしそう・・」と呟く親御さんが印象的でした。

本イベントは、小学生1年生から6年生までの子どもたちが参加しているので、一人一人に合ったレクチャーが入ります。

失敗しながらも一生懸命に挑戦をする姿もあれば、ひろし先生も驚くほどスムーズな手捌きで縫い合わせる姿もあり

子どもたちの熱心な様子に、見学している大人たちは感無量。

将来有望なこども獣医さんばかりだったので、無事に手術を終えることができました。

手術終了後の質問コーナーでは、子どもたちからの純粋な質疑応答で大盛り上がり。

一番多かった質問は「どうやったら獣医さんになれますか?」。

本イベントを通して、動物医療業界に興味を持ってくれた子どもがたくさんいたことに嬉しく思います。

最後に本イベントの感想をいただきました。

<参加されたお子さまの声>

・動物病院に行くといつも〇〇(飼い犬の名前)が震えているけど、こわいことじゃないんだと知りました(8歳)

・学校の自由研究でみんなに教えてあげたいと思った(8歳)

・犬がふくろにはいっていたり、おなかのぬいかたを知れたり、とっても楽しかった!(7歳)

<参加されたお子さまの親御さまの声>

・獣医師のひろし先生が気さくで子供達が楽しみながら学べたのがとてもよかったです。子供のために体験型学習を企画してくださってありがとうございました

・息子の自由研究が進んでいない中でチャンス!と思って参加してみましたが、親が勉強させてもらった気持ちです。ペットを飼うことを気軽なことと思いがちですが、こういった医療に支えられていること、生命を預かることの重みを気づかせていただき、飼い主としてしっかり心に刻みたいと思うきっかけになりました

・「わんちゃんが出てこない!」といった指令から、子どもが退屈しないように途中で色々なハプニングや、順番に手術をやっていくようなことをしっかり企画されていたのは素直に感心しました。定期的に色々なところでやって欲しいと思いましたし、お友達にも紹介したいと思いました

 

本イベントに参加してくださった皆様、ありがとうございました。次回も乞うご期待!