メインクーンの特徴と性格は?飼い方のコツを教えて!

作成日:  更新日:

メインクーンの歴史

北アメリカでアメリカのニューイングランド地方の最も古く散られている自然発生の猫種です。

猫種名は、原産国アメリカのメイン州とアライグマを意味するクーンに由来しています。

実際にクーン州公式の猫として市民に可愛がられています。

またメインクーンの起源には諸説あります。

猫とアライグマが交尾したから生まれたという話もあります。

容姿がアライグマに似ていることからこの話が生まれたのでしょうね。

実際は北欧発祥のノルウェージャンフォレストキャットが交易ルートでアメリカに渡って、

地元の猫との交配によって誕生したという説が有力となっています。

メインクーンは1980年までの間に血統登録団体に登録されている品種です。

1990年代に入り、同じ長毛種であるペルシャ猫に人気を奪われてしまいましたが

愛好家達が品種保護のために専門クラブを設立し、現在では猫好きの人たちにとっては、っとも人気のある品種とされています。

紛らわしいですが名前として「メイクィーン」があります。

これはジャガイモの品種です。間違えないように気をつけましょう。

メインクーンの性格

メインクーンはとても聡明で意志が強い猫です。

温和で物静かな性格の猫が多く、とても人懐っこい性格で人見知りはあまりしませんが、逆にべたべたもしてきたりしません。

一定の距離を飼い主さんと保ち、さりげなく飼い主さんと一緒にいるのが好きです。

性格については、とても穏やかです。いつもリラックス状態。

のんびり屋さんです。オスは甘えん坊ですが、メスに関しては自分の世界があり独立心があります。

ですがオスも、メスもちゃめっけたっぷりでとても可愛いです。

飼い主さんと遊ぶのも好きでネズミのおもちゃを投げるとくわえてきて「また投げて~」という遊びを繰り返します。

まるで犬と遊んでいるみたいですよ!

メインクーンは穏やかな気質から、他の猫とも比較的仲良く暮らしていけます。

多頭飼いに適した猫でしょう。

メインクーンの特徴

メインクーンは「世界一体が長い猫」としてギネスブックに登録されています。

体が大きく銅が長いのも特徴で、中には体調1メートルを超える猫もいます。

標準体重はオスが6キロ~9キロ、メスが4キロ~6キロですが大きな猫になると10キロ以上にもなります。

非常に体の大きな猫として有名です。

またメインクーンの体型は、頭の幅が広いです。

輪郭は丸みを帯びており、鼻と口は四角く横広で、目は大きく卵型で耳の付け根に向かって吊り上っているのが特徴です。

似ている猫として北欧原産のノルウェージャンフォレストキャットと言われていますが、メインクーンの横顔は鼻筋がやわらかな曲線を描いています。

特徴ともいえる大きな耳は、毛先に濃色が入っていて顔の高い位置に耳がついています。

野性的な容姿をしていますが思慮深い性格で「やさしい巨人」の愛称でも呼ばれています。

毛に関しては冬の寒さに耐えられるよう長く、とてもふさふさです。

毛並みは不ぞろいが多く尻尾が長いのも特徴です。

体が大きいので成長のスピードが遅く、完全な成猫になるには3年から5年かかります。

メインクーンの飼い方のコツ

大人になったメインクーンの睡眠時間は1日15~16時間、赤ちゃんや高齢になった時は20時間程寝ると言われています。

基本的に起きてる時間が非常に短く、昼間も夜も非常に良く寝る猫です。

この点から考えると非常に飼いやすいのではないかと感じます。

昼寝以外は基本的に人間と同じような生活リズムと思ってよいでしょう。

昼間も寝ているので、怠けているのか?と思わずに猫は基本的に良く寝る動物です。

そっとしておいてあげましょうね。

メインクーンは基本的に一年中、毛が抜けます。

夏前は冬の毛が生え換わる時期もかさなり、大量の毛が抜けます。

こればかりは病気ではありません。季節的なものですので気にしないで上げてください。

抜け毛は基本体に付着したまま、家中落ちます。

この時期に自分の毛を飲みこんで毛と一緒に嘔吐することが猫にはありますが、びっくりしないでください。

猫は毛を履きだすことによって胃のムカムカ感をとっています。

草を一緒にたべて吐き出す方法もありますので、猫専用の草を一緒においてあげる事をおすすめします。

だたし、吐かないでおなかにためているような猫は、食べ物が食べれなくなってしまって、病気になってしまう可能性もあります。

こうならないためにも毛の長いメインクーンは予防として、こまめなブラッシングを心がけましょう。

とてもひとなつこく飼いやすい猫です。

体が大きいので存在感もたっぷりです。

時には犬のようにねずみをとってくる一面もありますが、残念ながら犬ではありませんし、猫は気分屋ですので飼い主との主従関係の構築は難しいです。

遊ぶのが大好きなメインクーン。

起きている時間が非常に短いので、できるだけ飼い主さんはメインクーンが起きている時間は

楽しく元気に遊んであげることをおすすめします。

記事監修
動物病院病院 総長 藤野 洋

アニホック往診専門動物病院獣医師 藤野 洋

日本大学生物資源科学部(旧農獣医学部)獣医学科卒業。
卒業後、約20年にわたり動物病院でペットの治療に従事。
2007年(株)フジフィールド創業。動物病院とトリミングサロンのドミナント多店舗展開を行い、複数店舗の開業/運営を果たす。

日本大学生物資源科学部(旧農獣医学部)獣医学科卒業。
卒業後、約20年にわたり動物病院でペットの治療に従事。
2007年(株)フジフィールド創業。動物病院とトリミングサロンのドミナント多店舗展開を行い、複数店舗の開業/運営を果たす。

【エデュワードプレス(旧インターズー)】・トリミングサービス成功事例セミナー講師・トリミングサービス成功ガイド監修・Live trim2018 マネージメントセミナー講師 【メディア】・ラジオ調布FM ペットオーナー向け番組MC・多摩テレビ 「わんにゃんMAP」番組パーソナリティ・j:comジモトピ「世田谷・調布・狛江」出演