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猫のしつけで殴るのは絶対にしてはいけないことです。ではなぜ殴ってはいけないのか、以下に述べていきたいと思います。
猫をしつけで殴るのは、今まで築いてきた飼い主様との信頼関係を壊す原因となります。
猫は本来臆病な動物なので
殴られたことがストレスとなり食欲不振に陥ったり、ひどい場合には円形脱毛症になってしまう可能性もあります。
猫は殴られた時の恐怖や痛みにより、猫と飼い主様の関係というより、人間そのものに恐怖心を持つようになります。
人間に与えられた食事や水に手を付けなくなり、人の姿を見ただけで隠れてしまうようになります。
食事や水を取らなければ脱水症状を起こす可能性もあり、命に関わります。
では猫を殴らずにしつけるにはどうしたら良いのでしょうか?以下ではその方法について述べていきます。
猫のしつけにおいて一番大切なことは、根気強く何度も言い聞かせることです。そうすれば猫も徐々に学習し、してはいけないことを覚えていきます。
かなり根気のいる作業ですので、長い目で見てゆっくり進めていきましよう。
飼い主様の機嫌により、昨日はこれはしても良い、しかし今日はしては駄目、というようにしつけに一貫性がないと、猫は混乱してしまいます。
また、まだ子猫だからと言って甘やかすのも良くありません。
しつけは子猫のうちに、一貫性を持ち同じことを繰り返すことで覚えさせていきましょう。
良い子でお留守番をしていてくれた時、言うことを聞いてくれた時など、「⚪⚪ちゃん、良い子だね」と言いながら猫用のおやつを与えるのも良いでしょう。
もちろん与えすぎは良くありませんが、言うことを聞けばおやつがもらえると猫なりに学習し、しつけにも役立ちます。
猫のしつけにおいて叱ることより大切なこと、それは猫を良くほめてあげることです。
ちょっとしたことでも言うことを聞いてくれた時には、「⚪⚪ちゃん、えらいね」と名前を呼びながら頭や身体をなてであげましょう。
飼い主様の優しい気持ちが猫に伝わり、喜ぶはずです。
猫のしつけはとにかく焦らず、何度も繰り返していくことが大切です。
猫にもそれぞれ個性があります。
ですので飼い主様もあまり焦らずほめることに重点をおいて、猫のしつけを進めていきましょう。