殴るのはだめ!猫のしつけは〇〇が一番重要!

猫のしつけで殴っては絶対だめ!その理由とは

猫のしつけで殴るのは絶対にしてはいけないことです。ではなぜ殴ってはいけないのか、以下に述べていきたいと思います。

猫との信頼関係を壊してしまう

猫をしつけで殴るのは、今まで築いてきた飼い主様との信頼関係を壊す原因となります。

猫は本来臆病な動物なので

殴られたことがストレスとなり食欲不振に陥ったり、ひどい場合には円形脱毛症になってしまう可能性もあります。

人間恐怖症になってしまう

猫は殴られた時の恐怖や痛みにより、猫と飼い主様の関係というより、人間そのものに恐怖心を持つようになります。

人間に与えられた食事や水に手を付けなくなり、人の姿を見ただけで隠れてしまうようになります。

食事や水を取らなければ脱水症状を起こす可能性もあり、命に関わります。

猫を殴らずに、しつける方法

では猫を殴らずにしつけるにはどうしたら良いのでしょうか?以下ではその方法について述べていきます。

とにかく根気強く言い聞かせる

猫のしつけにおいて一番大切なことは、根気強く何度も言い聞かせることです。そうすれば猫も徐々に学習し、してはいけないことを覚えていきます。

かなり根気のいる作業ですので、長い目で見てゆっくり進めていきましよう。

しつけ方に一貫性を持つ

飼い主様の機嫌により、昨日はこれはしても良い、しかし今日はしては駄目、というようにしつけに一貫性がないと、猫は混乱してしまいます。

また、まだ子猫だからと言って甘やかすのも良くありません。

しつけは子猫のうちに、一貫性を持ち同じことを繰り返すことで覚えさせていきましょう。

時にはごほうびをあげる

良い子でお留守番をしていてくれた時、言うことを聞いてくれた時など、「⚪⚪ちゃん、良い子だね」と言いながら猫用のおやつを与えるのも良いでしょう。

もちろん与えすぎは良くありませんが、言うことを聞けばおやつがもらえると猫なりに学習し、しつけにも役立ちます。

ほめることが、猫のしつけができる一番大切なこと

猫のしつけにおいて叱ることより大切なこと、それは猫を良くほめてあげることです。

ちょっとしたことでも言うことを聞いてくれた時には、「⚪⚪ちゃん、えらいね」と名前を呼びながら頭や身体をなてであげましょう。

飼い主様の優しい気持ちが猫に伝わり、喜ぶはずです。

猫のしつけはとにかく焦らず、何度も繰り返していくことが大切です。

猫にもそれぞれ個性があります。

ですので飼い主様もあまり焦らずほめることに重点をおいて、猫のしつけを進めていきましょう。

記事監修
動物病院病院 総長 藤野 洋

アニホック往診専門動物病院獣医師 藤野 洋

日本大学生物資源科学部(旧農獣医学部)獣医学科卒業。
卒業後、約20年にわたり動物病院でペットの治療に従事。
2007年(株)フジフィールド創業。動物病院とトリミングサロンのドミナント多店舗展開を行い、複数店舗の開業/運営を果たす。

日本大学生物資源科学部(旧農獣医学部)獣医学科卒業。
卒業後、約20年にわたり動物病院でペットの治療に従事。
2007年(株)フジフィールド創業。動物病院とトリミングサロンのドミナント多店舗展開を行い、複数店舗の開業/運営を果たす。

【エデュワードプレス(旧インターズー)】・トリミングサービス成功事例セミナー講師・トリミングサービス成功ガイド監修・Live trim2018 マネージメントセミナー講師 【メディア】・ラジオ調布FM ペットオーナー向け番組MC・多摩テレビ 「わんにゃんMAP」番組パーソナリティ・j:comジモトピ「世田谷・調布・狛江」出演