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全身麻酔をかけての手術になるので、犬の身体にも負担がかかりますし、もし細菌が入った場合は、壊死してしまうこともあります。
手術をした後は、固定する器具をつかって、犬の耳をたった状態に、約3ヶ月の間、固定します。
ボクサー
ミニチュア ピンシャー
シュナウザー
ドーベルマン
ナポリタン マスチフ
グレート デン
他には、獲物を追いかけ狭いところへ入った時に、木の枝などが刺さり怪我をしてしまったりしたためです。
もう一つの理由は、寒いところでの体温の発散を防止したり、凍傷や霜焼けを防ぐためです。
こちらの処置は、無麻酔もしくは局所麻酔で行われます。
小さな頃に断尾をするので、その傷を母親が舐めてしまい、そこから化膿してしまうということもあります。
断耳に比べて、断尾のほうが、行われている傾向が強いです。なので、ペットショップやブリーダーのところから、飼い主さんのところへ来た時には、すでに断尾されているという事が多いです。
シュナウザー
プードル
ミニチュア ピンシャー
ヨークシャー テリア
ボクサー
ドーベルマン
エアデール テリア
断耳と同じように、獲物を追いかけ狭いところへ入った時に、木の枝などが刺さり怪我をするのを防ぐため、寒いところでの体温の発散を防止したり、凍傷や霜焼けを防ぐためです。
他には、水中での仕事をしやすくするため、しっぽの力が強い犬種ですと、しっぽの力で自分の身体を傷つけてしまわないために、行われました。
もともとは、馬の断尾の模倣から始まったとも言われています。イギリスでは昔、家畜の犬に税金をかけられていたときがありました。
その税金を払った時に、しっぽを切り、納税証明としていたそうです。その他には、イギリスで鹿を狩っていた頃、牧羊犬が鹿を襲わないように、つま先などを傷つけることを義務付けられていました。
その傷をつけない代わりに税金を払っていたそうです。その税金を払えない人の救済のために、断尾をするようにしていたと言われています。
日本では、断尾を行なっています。日本(ジャパン ケンネル クラブ)では、断耳も断尾も法的に禁止にはしていません。
現在の犬は、ほとんどペットとして飼われているため、断耳も断尾も必要がなくなりました。
動物愛護の観点から、禁止している国もあります。 もし、あなたのご自宅で飼っている犬の赤ちゃんが生まれたら、断耳、断尾の手術を行いますか? 動物愛護の観点や、手術でのデメリットなどを、よく考えてから行ってあげましょう。