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ゴールデン・レトリーバーがかかりやすい病気やケガから、性格や体の特徴なども確認していきましょう。
ゴールデン・レトリーバーは、19世紀中ごろにもともと狩猟犬として開発された犬種です。その頃は盛んに鳥狩猟が行われており、その狩猟を手伝うための犬に注目が集まっていました。狩猟犬には我慢強さ、勇敢さ、足の速さ、泳ぎのうまさなどが重要であるため、それらの素質のある犬を交配させることにより誕生しました。
これらの交配を研究してゴールデン・レトリーバーを生み出した人は、スコットランドのダッドリー・マーシュバンクス伯爵(別名:ツウィードマウス卿)という人です。また、犬種としては1903年に「フラットコート-ゴールデン」として登録され、1920年には「ゴールデンレトリーバー」に名称が変更されたようです。
ゴールデン・レトリーバーの大きさは、体高が51~61cm、体重25~34kgで、大型犬に分類されています。
ゴールデン・レトリーバーは、もともと狩猟犬であるということもあり、体力や瞬発力のある犬種です。人に慣れやすくやさしい性格であることから、飼育しやすいと考えられています。
闘争心がそれほど高くなく、温厚であるため番犬としては不向きかもしれません。また、しつけをしっかりとせずに甘やかしてしまうとわがままな性格に育ってしまうため、飼育したての頃は注意が必要です。
ゴールデン・レトリーバーは平均寿命が約12年といわれています。大型犬であるため、他の犬種よりも寿命が短くなってしまいます。大型犬は股関節や心臓への負担が大きい分、体に受けるダメージが大きくなってしまいます。ゴールデン・レトリーバーを飼育する上では、その点に注意する必要があります。
具体的には、毎日運動をさせてあげることや健康な食事です。毎日の運動に関しては、1日2回30分散歩をさせてあげましょう。また、元気な成犬の時期はドッグランなどに連れて行ってあげるのも良いでしょう。
健康な食事に関しては、毎日適量のドッグフードを与えましょう。必要以上にあげすぎたり
ドッグフードではなく人間の食事などを与えてしまうと肥満の原因になりかねません。