フレンチ・ブルドッグの病気・ケガ・性格を解説

フレンチ・ブルドッグがかかりやすい病気やケガから、性格や体の特徴なども確認していきましょう。

フレンチ・ブルドッグの特徴

フレンチ・ブルドッグの歴史

フレンチ・ブルドッグは、18世紀にフランスに渡ったイギリス人織物職人が一緒に連れて行ったイングリッシュ・ブルドッグと、パグやテリアが交配を重ねて誕生したといわれています。

もともとは、ねずみ退治や闘犬を目的としてされていましたが、フランスでは一部の人からそのかわいさから徐々に愛玩動物として普及していきました。そのうわさが広まり、当時のフランス貴族の間でも爆発的な人気を呼んだといわれています。

また、フレンチブルドッグは交配の過程でアメリカタイプとヨーロッパタイプの2種類に分かれたといわれています。

フレンチ・ブルドッグの大きさ・見た目

フレンチ・ブルドッグの大きさは、体高が約30cm、体重10~13kgで、小型犬に分類されています。

体つきはガッツリとしていて極めて鼻が短いのが特徴です。その他の特徴としては、コウモリが羽を広げたような耳を持っていて、尾が非常に短い点です。

フレンチ・ブルドッグの性格

フレンチ・ブルドッグの性格はよく勘違いをされる人がいますが、起源とされる戦闘犬ブルドッグとは正反対です。

イングリッシュブルドッグに、テリアやパグなどを掛け合わせてフレンチブルドッグが誕生したので、性格はとても明るく活発で人なつっこいです。

明るい性格の持ち主ですが、知らない人には警戒心を抱くので、番犬としても向いています。

前述のとおり、フレンチブルドッグにはアメリカタイプとヨーロッパタイプの2種類があります。そのそれぞれで若干性格が異なります。

アメリカタイプのフレンチブルドッグはほとんど吠えることがなくとても穏やかです。一方で、ヨーロッパタイプのフレンチブルドッグはアメリカタイプよりは吠えますが、少し慎重派の傾向があると考えられています。

フレンチ・ブルドッグを飼うときの注意点

フレンチ・ブルドッグを飼育する上で注意すべきことは、体調管理です。フレンチブルドッグはかなり暑さに弱いです。夏場には、はしゃぎすぎや運動のしすぎにより酸欠になる可能性がります。

気温が高い夏場などは注意が必要です。ひどい場合には、白目をむいて痙攣を起こす可能性もあります。そのときの対策としては、首の周りに保冷剤を付けることが有効です。

また、フレンチブルドッグは食欲が旺盛であるため、肥満になりやすい犬種でもあります。毎日の食事管理に加え、運動がとても大切です。散歩に関しては、長時間する必要はないですが、連れて行ってあげると良いでしょう。

その他の注意手としては、季節ごとに毛が生え変わりやすい犬種ですので、毛の手入れやケアをしてあげる必要があるでしょう。

記事監修
動物病院病院 総長 藤野 洋

アニホック往診専門動物病院獣医師 藤野 洋

日本大学生物資源科学部(旧農獣医学部)獣医学科卒業。
卒業後、約20年にわたり動物病院でペットの治療に従事。
2007年(株)フジフィールド創業。動物病院とトリミングサロンのドミナント多店舗展開を行い、複数店舗の開業/運営を果たす。

日本大学生物資源科学部(旧農獣医学部)獣医学科卒業。
卒業後、約20年にわたり動物病院でペットの治療に従事。
2007年(株)フジフィールド創業。動物病院とトリミングサロンのドミナント多店舗展開を行い、複数店舗の開業/運営を果たす。

【エデュワードプレス(旧インターズー)】・トリミングサービス成功事例セミナー講師・トリミングサービス成功ガイド監修・Live trim2018 マネージメントセミナー講師 【メディア】・ラジオ調布FM ペットオーナー向け番組MC・多摩テレビ 「わんにゃんMAP」番組パーソナリティ・j:comジモトピ「世田谷・調布・狛江」出演