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「遺伝子検査」で親子関係を調べたり、残された髪の毛などから本人特定をすることは、人間界でドラマや事件・裁判で聞く話ですね?
実は、人間界でなくペットの世界でも「遺伝子検査」がかなり進んでいます。
特に犬界ではJKCは2003年9月からある条件を持つ子に「DNA登録」を求めています。
「DNA登録」がなぜ特定の子に求められるのか?
個人で「遺伝子検査」を受けることで得られるものは犬にとっていいのか?
一緒に見ていきましょう。
目次
JKCはある条件を持つ子に対して、「遺伝子検査」を受けたうえで「DNA登録をしてね」とホームページで出しています。ブリーダーさんならもちろん熟知しています。
とJKCでは条件を出しています。
JKCの考えは、これらの条件に含まれる子のDNA登録をしてもらうことで、純血種を保つことからの考え方です。
飼い主さんからの「遺伝子検査」を受けたいという要望は、「この子に何か遺伝子異常の病気はないか?」と先天性病気のあるなしです。
JKCでDNA登録を申請するときは、キットを申し込んで口の粘膜を採取すると検査機関に回してくれます。
個人での検査希望は病院で受けるか専門会社でキットを購入して、検体を会社に送り返します。
検査結果が出るのは約1か月後で、JKCに依頼した場合は、検査結果を知らせてくれて、DNA登録をしてくれます。
個人で検査機関に出した場合も検査結果をもちろん教えてくれます。
DNA登録の条件に含まれている子は、遺伝子検査を受けることは避けられません。
反対に、繁殖を考えていない人にはちょっと迷惑な検査かもしれません。
検査を受けたことで、知りたくない病気の情報をつかむということにもなりかねません。
遺伝子検査への興味はありますが、もし知ってしまうことで将来大変な病気を発症してしまうと知れば、どうするのでしょう?
まさか飼育放棄とはいきませんが、悲しい結果につながる恐れもあるので、敢えて必要条件でない子なら受ける必要はないです。