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診療科

健康診断

病気は、予防、早期発見、早期治療が大切です…「分かってはいるけれど、元気なペットを動物病院へ連れて行くのは大変」という飼い主さまも多いのではないでしょうか?
病院が苦手な子は、ケージに入ってもらうだけで飼い主さんもペットもヘトヘトになってしまうなんてこともありますよね。 そんな方にこそ、ご利用いただきたいのが、往診サービスでの健康診断です。

また、「今まで元気で、ほとんど動物病院へ連れていったことがないけれど、年齢的にそろそろ心配になってきた」という方や 「ウサギやフェレット、ハムスターのことを相談したい」 という方にも是非ご利用いただきたいと思います。

<健康診断で出来ること>

・視診、触診、聴診

目で見る「視診」、全身を触って確かめる「触診」、聴診器などを使った「聴診」は、検査機器が普及した現代でも、体全体の状態を知るために、とても大切なことです。 往診では、時間をかけて「視診、触診、聴診」を行うことが出来ますので、体の隅々まで丁寧に調べることが出来ます。

・血液検査(大人しい子であれば可能)

一見元気そうに見えても、病気が隠れていることがあります。また、高齢になるほど、腎臓や肝臓など臓器のはたらきが低下することも考えられます。 そういった「病気」もしくは「病気予備軍」の状態を把握し、早期に対処するために役立つのが血液検査です。

その他

ゆっくりお話しをお聞きした上で、上記の検査に加え、必要に応じて、尿検査や糞便検査、エコー検査などを行います。定期的な健康チェックの機会として是非お気軽にご利用ください。

ワクチン接種

大切なペットを伝染病から守るためには、定期的にワクチン接種を行うことが重要です。往診サービスをご利用いただくことで、ご自宅や往診車で手軽にワクチン接種を行うことが出来ます。

また、「ワクチンの副作用が心配」「室内飼いだけど、本当にワクチンが必要なの?」などワクチンについて、ご不安やご質問がある場合も是非ご相談ください。ペットのライフスタイルや年齢などに合わせて、最適なワクチンプログラムをご提案させていただきます。

<伝染病とワクチンの種類>

伝染病

  • 犬ジステンパー
  • 犬伝染性肝炎
  • 犬レプトスピラ感染症
  • 犬パラインフルエンザウイルス感染症
  • 犬アデノウイルス2型感染症
  • 犬パルボウイルス
  • 猫ウイルス性鼻気管炎
  • 猫カリシウイルス感染
  • 猫汎白血球減少症

ワクチン

5種、6種、8種、10種混合ワクチン、狂犬病ワクチン

3種混合ワクチン

<伝染病とワクチンの種類>

「ワクチン接種による抗体がどれくらい体に残っているか」を検査する抗体検査を行うことも出来ます(犬のみ)。

フィラリア予防

<フィラリア症とは?>

蚊によって運ばれる寄生虫によって引き起こされる病気です。蚊の唾液から、犬猫の体内に入った寄生虫は、1~2ヵ月ほどかけて徐々に毛細血管に入り込みます。
その後、大きな血管に移動ながら成長し、15~30cmくらいの成虫になると、最終的には心臓に寄生します。

症状として、犬では、咳や黄疸、不整脈、呼吸困難、腹水などが見られます。猫では無症状の場合も多いですが、突然死することもあります。フィラリア症は、命に係わる怖い病気ですが、定期的に予防薬を飲ませることで防ぐことが出来ます。

<予防薬を飲ませる前に必ず検査を受けましょう!>

万が一フィラリアに感染していると、予防薬を飲んだ際、重篤な副作用が出る恐れがあるため、春の投薬前には、必ずフィラリアに感染していないことを確認するための血液検査を受けていただきます。 また、シーズンの途中で飲ませるのを忘れてしまった場合にも、検査を受けていただく必要があります。

<いつからいつまで飲ませればいいの?>

投薬の時期については、地域によって多少異なりますが、関東地方では、5月~12月まで計8回の投薬が推奨されています。(予防薬は、毛細血管にフィラリアの子虫が出てきたところを駆除するお薬です。 子虫が毛細血管に現れるまで1,2ヶ月かかるため、10月頃まで蚊がいると仮定して12月まで飲ませる必要があるとされています)

<予防薬の種類>

フィラリア予防薬は、フィラリアだけを予防するものと、ノミ・ダニも一緒に予防するタイプのものがあります。また、投薬方法についても、肉の味がついたチュアブルタイプや背中に付けるスポットタイプ、注射(フィラリア予防のみ、効果は6ヵ月持続)など種類があります。

往診サービスでは、生活スタイルにあったお薬をご提案させていただきます。

皮膚科

病気は、複数の原因が重なって起こることも多いものですが、皮膚病は特にその傾向が強く、慎重に診断、治療する必要があります。

<皮膚の病気の原因>

皮膚の病気は、様々な要因によって引き起こされます。しかも、それらの要因が重なっている場合もあり、適切な検査を行うことが大切です。

  • 犬ジステンパー
  • 犬伝染性肝炎
  • 犬レプトスピラ感染症
  • 犬パラインフルエンザウイルス感染症
  • 犬アデノウイルス2型感染症
  • 犬パルボウイルス

<予防薬を飲ませる前に必ず検査を受けましょう!>

万が一フィラリアに感染していると、予防薬を飲んだ際、重篤な副作用が出る恐れがあるため、春の投薬前には、必ずフィラリアに感染していないことを確認するための血液検査を受けていただきます。 また、シーズンの途中で飲ませるのを忘れてしまった場合にも、検査を受けていただく必要があります。

<こんな症状がある場合はご相談ください>

赤みがある、腫れている、出来物がある、痒がっている、毛が抜けている…など

<往診サービスで行うことが出来る検査・治療>

検査について

往診サービスでは、皮膚の状態を診ながら丁寧に問診と検査を行い、今後の治療の流れについてご説明させていただきます。必要に応じて以下の検査を受けることが出来ます。

  • 血液検査(ホルモン検査など)
  • 皮膚検査(寄生虫、細菌など)
  • 病理検査

治療について

皮膚病は、病気の種類や症状によって、複数の治療を組み合わせて行うことが必要な場合があります。「この薬を塗れば治る!」というものではなく、内服を続けながら必要に応じて塗り薬も使うなど組み合わせることやご自宅でのシャンプーなど日々のケアを行っていただくことが大切なものもあります。 往診サービスでは、ご自宅でのケアについても、ご家庭の環境やワンちゃんの状態に合わせて、無理のないものをご提案させていただきます。

内科全般

「何となく元気がない」 「よく吐くようになった」 「お腹の調子を崩しがち」 …「ペットのことが心配だけれど、急いで病院へ行くほどでもなさそうだし、どうしよう」と迷われることはありませんか?

こうした症状は、一過性のもので、すぐに治まることもありますが、重篤な病気が隠れていることもあります。見た目だけで「大したことはないだろう」と判断するのは大変危険です。 ただ、「自家用車がない」「ペットがとても繊細でストレスがかかる」など通院が困難な場合、どうしても二の足を踏んでしまうこともあると思います。
そんなときは、是非、往診サービスにご相談ください。 往診サービスでは、以下のような診療・検査・治療を受けることが出来ます。

<内科診療>

・急性期/慢性期疾患の診療

<検査>

  • 超音波画像診断検査(心臓、腹部臓器検査)
  • 血液検査(肝臓・腎臓、ホルモン検査など)
  • 糞便検査(寄生虫、細菌検査など)
  • 尿検査(結晶、潜血反応、尿PHなど)

<治療>

  • 注射/点滴(皮下、静脈などからの投薬)
  • 処置手当(外耳炎処置、怪我の手当てなど)
  • 薬の処方(内服・外用・点眼・点耳薬など)

※外科手術や入院治療が必要な場合は、通院したことのある動物病院もしくは、アニホックが提携している動物病院をご紹介いたします。 また、高度な治療を受けることのできる2次診療施設をご紹介することも可能です。

歯科

犬、猫、フェレットなどペットの歯の病気で多いのが、歯周病です。生活習慣病である歯周病は、進行すると、抜歯が必要となることがあります。また、酷くなると、炎症が歯の根っこである「根尖」まで及び、その周辺の骨が溶けてしまうこともあります。 しかし、お口の中のことなので、気づきにくく、頬に穴が開き、血や膿が出てきて、はじめて発見されるケースもあります。

猫では口内炎が問題となる場合が多いです。猫の口内炎の原因は、基礎疾患や歯周病など様々ですが、口内炎により食欲が低下し、酷いときには何も食べられなくなってしまうこともあります
その他、よく見られる歯のトラブルとしては、ケージを噛んでしまうなど硬いものでの歯の破折(折れる、かける)、ウサギの不正咬合などがあります。

<こんな症状が見られたら要注意>

  • 食欲がない
  • 食べにくそうにしている
  • 口の中が赤くなっている
  • 口臭がきつい

<往診で出来ること>

歯科治療は、全身麻酔による処置が必要なことも多いですが、以下のような場合、往診で対応することが出来ます。

お口のケアの相談

赤みがある、腫れている、出来物がある、痒がっている、毛が抜けている…など

<往診サービスで行うことが出来る検査・治療>

検査について

口臭や歯の状態が気になったときには、お気軽にご相談ください。歯磨きやジェルなど最適なデンタルケアをご提案させていただきます。

投薬(注射・点滴)

口内炎などで食べることが出来ないときには、抗炎症薬などを投与し、状態が回復するのを待ちます。また、歯や口腔内に問題があっても、高齢や持病で麻酔がかけられないこともあります。 その場合、必要に応じて投薬治療を行います。 ※診察の結果、全身麻酔による処置や入院治療が必要と獣医師が判断した場合は、通院したことのある動物病院もしくは、アニホックが提携している動物病院をご紹介いたします。

眼科

目の病気には、角膜・結膜炎、ぶどう膜炎、白内障、緑内障、流涙症、ドライアイ、網膜剥離、腫瘍など沢山の種類があります。 目の病気は、急激に悪化することも多く、早期発見・早期治療が大切です。

こうした症状は、一過性のもので、すぐに治まることもありますが、重篤な病気が隠れていることもあります。見た目だけで「大したことはないだろう」と判断するのは大変危険です。 ただ、「自家用車がない」「ペットがとても繊細でストレスがかかる」など通院が困難な場合、どうしても二の足を踏んでしまうこともあると思います。
そんなときは、是非、往診サービスにご相談ください。 往診サービスでは、以下のような診療・検査・治療を受けることが出来ます。

<チェックポイント>

こんな症状がある場合は、すぐに受診してください。

  • 涙が多い、涙やけがある
  • 目ヤニが多い
  • 目が飛び出している、赤くなっている
  • 痛がっている(目をショボショボさせている)
  • 目を痒がっている(目をこすりつけている)
  • 見え方に問題がある(物にぶつかることがある、夜の散歩を嫌がることが多くなった)
  • 目の色がいつもと違う(白くなっている、緑になっている、赤くなっている)

<検査について>

角膜検査

スリットランプという光を当てる検査や点眼による染色で、角膜の傷の具合を確かめます。目の小さな傷も確認出来ます。

眼底検査

眼底を観察する検査です。眼の内側を検査することで、網膜や視神経の病気の発見に繋がります。

眼圧検査

眼の圧力を測定します。緑内障、ぶどう膜炎などの診断に欠かせない検査です。

<治療について>

必要に応じて、点眼、内服などを行います。往診サービスでは、犬、猫だけでなく、 ウサギ、フェレット、ハムスターの眼科疾患に対応します。 少しでも気になる症状がある場合には、お早めにご連絡ください。

猫専科

猫ちゃんを病院へ連れて行くのに苦労されている方は多いと思います。 「なかなかケージに入らないから予防接種に行くだけで一苦労」 「腎不全と言われたけれど、定期的に通院なんて出来るかな?」
そんなときは是非、往診サービスをご利用ください。 猫ちゃんの往診でどんなことが出来るのか?どんなメリットがあるのか?についてお話します。

<どんなことが出来るの?>

猫ちゃんの往診では、次のようなサービスをご利用いただけます。

  • ワクチン接種などの予防
  • 定期的に必要な慢性疾患の治療(点滴や注射など)
  • 血液検査、エコー検査(おとなしく協力してくれる猫ちゃんの場合)

<往診のメリットは?>

「犬は人につく、猫は家につく」と言われるくらい、猫ちゃんにとって「家の中」は落ち着いていられる場所です。 快適なおうちの中で診察を受けることで、動物病院へ行くよりもストレスを与えずに、必要な予防や治療を受けさせることが出来ます。

病気の早期発見、早期治療に繋がる

ケージになかなか入らない猫ちゃんでも捕まるまで待つ必要がないので、早期に診断・治療を受けることが出来ます。

病院での待ち時間がない

待ち時間で疲れてしまうことがなく、猫ちゃんにも飼い主さんにもストレスがかかりません。

気軽に相談できる

往診では、十分に時間をかけて丁寧に問診や処置をすることが出来ますので、「忙しそうな動物病院の先生にこんなことを聞くのは悪いな」と遠慮してしまいがちなことでも、安心して質問することが出来ます。それによって、猫ちゃんの状態がより詳しくわかり、適切な治療にも繋がります。

生活環境の改善も

トイレやフード、おもちゃなど普段の飼育環境をそのまま拝見出来るため、生活環境について詳細なアドバイスを受けることができます。トイレやフードのこと、爪とぎのことなど、何かお困りのことがあれば、お気軽にご相談ください。

ターミナルケア

<ターミナルケアとは?>

ターミナルケア(終末期医療)とは、一般的に不治の病によって治癒が見込めず、残りの余命を少しでも心穏やかに過ごせるように行う医療行為です。痛みや不安、ストレスを緩和し、QOL(クオリティオブライフ=自分らしい生活の質)を保つことを目的とし、病気を患いながらでも、できる限りのわんちゃん、猫ちゃんが喜びを感じられるようにサポートしていく治療になります。

往診は通院の負担を軽減できます

ターミナルケアが必要な動物を動物病院に弱った動物を連れて行くと、余計に弱ってしまい、連れて行きたくないという飼い主様も多いと思います。 往診では、そういった通院の移動がない分、動物や飼い主様にとって負担になる動物病院への通院を軽減した状態でターミナルケアを行うことができます。

「諦める」わけではありません。

ターミナルケアと言っても、動物の命を見捨てるわけでも、病気の治療を諦めることではありません。不治の病だとしても、状況によって病気の積極的な治療と緩和ケアを組み合わせて行うことで、前述のQOLを長く保てることも多くあります。

当院の安楽死についての考え

当院では、「安楽死は場合によっては必要とされる医療行為」と考えています。一方、我々獣医師もヒトであり、ペットの飼い主でもあり、動物の命を重んじる立場です。「安楽死」という行為は、本音では「できれば自分では行いたくない行為」とも思っています。

しかし、「安楽死」は獣医師しかできない医療行為である以上、私たちの都合の良い治療のみ提供し、最後まで責任を持たないことも無責任だと当院では考えています。

飼い主様は家族として愛されているからこそ、辛く苦しい想いをし、悩まれ決断に至ったのだと思います。 ですから、私たちも飼い主様とご相談の上、十分な納得ができた場合には「安楽死」という医療行為を行うことが必要と考えています。

当院では上記の考えから、安楽死を行うべきかどうかの一定の基準を設けさせていただいています。

<安楽死処置を行う可能性が高い状態>

  • ペットが明らかに苦しんでいる状態で医学的にも回復の見込みがないと判断できる
  • 今まで治療をされていた慢性疾患の末期で、死期が迫っていると判断できる
  • 安楽死を行わないことで、ペットとその家族が明らかに不幸になると判断できる
  • 安楽死処置を行う獣医師の苦悩にもご理解頂ける。
  • 実際に安楽死処置を行う獣医師が納得できると判断した場合

<安楽死処置をお断りする可能性が高い状態>

  • 医学的に回復が見込めると判断できる
  • 慢性疾患ではあるが、末期ではなく治療の効果が見込める場合
  • 疾患はあるが食欲があり、ペット自身が生きようとしていると判断できる
  • 直近で診察や検査を受けていない状態での安楽死の希望
  • 実際に安楽死処置を行う獣医師が納得出来ないと判断した場合

また、その判断には、獣医師個人の考えも尊重し、所属している獣医師でも安楽死処置はお断りする場合もありますのでご了承ください。

上記内容をご理解いただいたうえで、ご相談の方はお問い合せください。