アニホック往診専門動物病院では、猫伝染性腹膜炎(FIP)の治療を猫ちゃんにとって負担が少ないご自宅へ訪問して行うことが可能です。
猫伝染性腹膜炎は主に3種類の薬を猫ちゃんの状態によって、単体もしく組み合わせて治療をしていきます。
GS-441524やレムデシビル(GS-5734)などの抗ウイルス薬です。猫伝染性腹膜炎の治療の主役となる薬剤です。
FIPは猫コロナウイルスの変異なので、ヒトの新型コロナウイルスの治療薬がFIPに効果があると報告されています。
当院の猫伝染性腹膜炎の治療は、注射剤と内服薬を使用します。主に内服薬中心の治療ですが、重症例では初期に注射剤を使用することもあります。
猫伝染性腹膜炎の治療は猫ちゃんの状態や使用する薬の種類、検査回数によって大きく変わってきます。長期の治療になりますのでご相談の上、決めていきます。
約 55 万
約 70 万
約 15 万
ご都合の良い日程にてご予約ください
予約日に獣医師がご訪問いたします。状況によって血液検査や超音波検査を行います。他院でのFIP検査結果がある場合はご提示ください。
注射を使った治療もしくは内服薬での治療など猫ちゃんの状態にあった治療方法で治療を開始します。
基本的には84日間の継続治療が必要とされています。その間、一定間隔でご自宅に訪問させていただき、検査をして経過を確認させていただきます。
状態が安定すれば、内服薬の処方はオンライン処方が可能です。
猫伝染性腹膜炎(FIP)は、猫コロナウイルスの一種が原因で発症する、猫にとって非常に重篤な疾患です。未治療の場合、高い死亡率を伴います。
体内の特定の器官に炎症と組織の損傷を引き起こす病態です。この型では神経系や眼など、特定の器官が影響を受けることが特徴で、診断が難しく治療も複雑になります。
腹部や胸部に液体が溜まることを特徴とする病態で、急速に進行します。この液体の蓄積は呼吸困難や腹部の膨張を引き起こし、診断と治療が緊急を要します。
以前は治療がほぼ不可能な病気でしたが、新しい抗ウイルス薬(GS-441524など)の効果が認められてきました。