猫のよだれが気になる

猫のよだれが気になる

猫は健康である場合、口周りがよだれで濡れることはありません。 そのため、もし普段と違ってよだれが目立つようになったら、それは何かしら身体のサインである可能性が高いです。 気になったらすぐにかかりつけの獣医師に相談しましょう。

よだれの原因

よだれが多くなる時、原因を大きく分けると、口の中のトラブルがある時、気持ちが悪い時、神経症状がでている時、の3つに分類されます。
私たち人間も、口内炎があったり、吐き気があるときによだれが多くなるような経験をしたことがあると思いますが、それと同じ機序になります。

よだれが多いときに考えられる疾患
  • 口内炎
  • 歯周炎、歯周病
  • 歯のぐらつき
  • 口腔内腫瘍
  • 異物接種
  • 食道の異常
  • 肝疾患
  • 急性/慢性腎臓病
  • 中毒
  • てんかん
  • 脳疾患
  • 精神的な問題
  • その他
診断と治療

診断

経過、様子を伺って原因を絞り込み、必要に応じて血液検査を実施します。原因によっては往診だけで診断することが難しいこともあります。

治療

原因によって治療は大きく変わります。原因疾患の根本治療が行える場合はそちらを優先し、それが難しい場合は、よだれが多いことによって起きる影響、食事がとれない、水分がとれないなどの不調を軽減するために、皮下点滴などをおすすめすることもあります。

原因が精神的な問題である時、たとえば投薬への苦痛によるよだれの過多などがある場合は、投薬に対する苦痛を軽減していくことでしか対応ができません。

往診での診察の流れ

症状を詳しくお聞きし、身体検査と問診を実施させていただきます。
その後状況に応じて、血液検査などご提案させていただきます。

診療費の目安(税込)
診療内容 目的 価格 保険適用対象
往診料 5,500円
初診料 2,200円
血液検査 12,650円
各種治療 要相談
合計 20,350円
保険負担分 保険負担70%の場合 -10,395円
飼い主負担額 9,975円
注意事項

実際の症状によって診療検査内容は異なります。
ご加入のペット保険の種類によって金額が変更となる可能性があります。

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03-5730-1335(10時~21時) または

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