犬の尿に異常がある

犬の尿に異常がある

犬の尿に異常がある場合は、膀胱炎や尿石症などの下部尿路疾患を患っていることがあります。この下部尿路疾患は再発しやすいため、適切な治療を受けて一度治ったとしても、再発予防のために療法食を続けるこが重要になります。

犬の尿に異常が起こる原因

犬の尿に異常が起こる原因は、細菌が尿道から侵入することや不適切なペットフードのために、結晶や結石ができ炎症を起こすことによるものです。

考えられる病気

犬の尿に異常を起こす病気の、約40%が膀胱炎、約20%が尿石症という報告があります。いずれ病気も下記のいくつかの症状が見られます。

  • おしっこの回数が増えた
  • おしっこが赤色やピンク色になる
  • おしっこがなかなか出ない
  • うめいたり、踏ん張ったりしながらおしっこする
  • トイレ以外の場所でおしっこをする
  • 陰部を頻繁に気にする

膀胱炎

主な原因は、細菌が尿道から体内に入ることです。通常は防御反応が働いているので細菌は侵入できません。しかし、何らかの原因で細菌を防ぎきれない場合に、侵入した細菌が増殖して膀胱炎を起こします。特にメスの場合は、肛門と尿道口が近いので、便を介して腸の細菌が尿道に侵入してしまうこともあります。

尿石症

腎臓から尿管、膀胱、尿道の中に結晶や結石ができる病気です。

原因としては、細菌感染や不適切なペットフードのために、オシッコの中にミネラル成分が増えたり、尿のpHバランスが崩れてしまうことで結晶や結石ができやすくなります。また、ミニチュア・シュナウザーやウェルシュ・コーギー、ダルメシアンなどの一部の犬種では遺伝的に結石ができやすい傾向にあります。

膀胱内の腫瘍

膀胱内の粘膜に発生する腫瘍で、血尿などを起こします。 犬の膀胱腫瘍は「移行上皮癌」とよばれる悪性腫瘍の場合と、良性の腫瘍や、慢性の膀胱炎によるポリープの場合があり、良性腫瘍やポリープの場合、外科手術で切除することで完治します。

往診での診察の流れ

例えば)細菌性膀胱炎の場合

犬の尿に異常がある場合の検査は「尿検査」と「超音波検査」です。「尿検査」は尿を取り(採尿)試験紙や顕微鏡で出血・細菌・結晶などの有無を確認します。「超音波検査」では膀胱自体の状態や膀胱内に結石がないかを確認します。
これらの検査の結果、細菌性膀胱炎を診断した場合は、抗生物質や消炎剤の注射や内服薬での治療を行います。

診療費の目安(税込)

例えば)軽度角膜炎の場合

診療内容 目的 価格 保険適用対象
往診料 5,500円
初診料 2,200円
尿ステック検査 出血などの確認 3,300円
超音波検査 膀胱内の確認 4,400円
抗生物質内服 症状の緩和 1,650円
合計 17,050円
保険負担分 保険負担70%の場合 -8,085円
飼い主負担額 8,965円
注意事項

実際の症状によって診療検査内容は異なります。
ご加入のペット保険の種類によって金額が変更となる可能性があります。

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