犬が認知症かも?と思ったら

認知症かも?と思ったら

ヒトでもよく問題となっている認知症。これは犬にも起きうる疾患です。症状は様々なものが考えられ、効果的な治療が見つかっていないのが現状です。しかしながら、症状の進行を遅らせたり、在宅でのケアをしてあげることで、認知症の犬をサポートしてあげることは可能です。

犬の認知症の原因

ヒトと同じく、脳の病理学的変化、いわゆる老化が原因とされています。
ただし、認知症と同じような症状で、ただの老化ではなく他の病気が隠れていることもあるので、注意が必要です。

犬の認知症の症状
  • 飼い主に対する反応が悪くなる
  • トイレがうまくできなくなる
  • 昼夜逆転や睡眠に問題がでる
  • 行ったり来たりする、うろうろする
診断と治療

診断は症状の確認と他の病気の除外で行います。
正直、効果的な治療法が確立されているわけではありませんが、症状の進行を遅らせるため、環境整備、適度な運動、薬物療法、サプリメント、食事療法を組み合わせていくことになります。
いずれにしても進行していくものなので、できるだけQOLを保ちながら、穏やかに余生を送れるようにそのつど相談しながら治療を進めていくことになります。

往診での診察の流れ

症状を詳しくお聞きし、他の病気が疑わしい場合はその検査を、そうでない場合は、上記治療のご提案をさせていただくことになります。

診療費の目安(税込)
診療内容 目的 価格 保険適用対象
往診料 5,500円
初診料 2,200円
内服薬 症状の緩和のため 1,650円
サプリメント 症状の緩和のため 要相談
療法食 症状の緩和のため 要相談
合計 9,350円
保険負担分 保険負担70%の場合 -2,695円
飼い主負担額 6,655円
注意事項

実際の症状によって診療検査内容は異なります。
ご加入のペット保険の種類によって金額が変更となる可能性があります。

診療の予約はこちら

03-5730-1335(10時~21時) または

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