犬がけいれんした

犬がけいれんした

犬がけいれんを起こしたら、多くの飼い主さまはきっとびっくりされると思います。 単発で起きた場合は単なる筋肉の収縮であり、疾患としては問題にならないことが多いですが、けいれんが長く続く、あるいは定期的にみられる場合には、 疾患が隠れている場合がありますので、動物病院の受診を強く勧めます。

けいれんが起きる原因

筋肉疲労、神経疾患、体内毒素の貯留、低血糖

犬のけいれんで考えられる疾患

犬の尿に異常を起こす病気の、約40%が膀胱炎、約20%が尿石症という報告があります。いずれ病気も下記のいくつかの症状が見られます。

  • 激しい運動後
  • てんかん
  • 脳炎(壊死性髄膜脳炎<パグ脳炎>、壊死性白質脳炎など)
  • 脳腫瘍
  • 水頭症
  • 中毒
  • 腎機能不全
  • 肝機能不全
  • 低血糖

その他

診断と治療

診断

けいれんが止まらない、時間を空けずに何度も繰り返すなどの場合は、重篤になる可能性が高く、かつ後遺症が残ってしまうこともあるので、できるだけ早く動物病院を受診しましょう。

時々見られる程度であれば、上記の疾患がないか、全身的に検査をする必要があります。
問診、身体検査、神経学的検査、血液検査、レントゲン、腹部超音波を実施し、神経疾患の確定診断が必要になった場合は、MRIや脳波測定なども検討します。

治療

神経疾患であれば、抗てんかん薬などを使用し、そのほかの臓器に異常がある場合はその疾患の治療を行います。

往診での診察の流れ

症状を詳しくお聞きし、身体検査と問診を実施させていただきます。
その後状況に応じて、神経学的検査、血液検査、超音波検査などご提案させていただきます。
ここまでで診断がつかなかった場合、レントゲンやMRI検査を受けることができる病院を紹介させていただきます。

診療費の目安(税込)

例えば)軽度角膜炎の場合

診療内容 目的 価格 保険適用対象
往診料 5,500円
初診料 2,200円
神経学的検査 2,200円〜
血液検査 9,900円
超音波検査 4,400円
合計 24,200円
保険負担分 保険負担70%の場合 -13,090円
飼い主負担額 11,110円
注意事項

実際の症状によって診療検査内容は異なります。
ご加入のペット保険の種類によって金額が変更となる可能性があります。

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03-5730-1335(10時~21時) または

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