犬の乳がんの症状
犬の乳がん(にゅうがん)とは、母乳を生成する乳腺に腫瘍ができてしまう病気です。
乳頭の腫れ、胸のしこり、おなかを触られるのを嫌がる、食欲の低下などの症状が見られます。
犬の乳がんの原因
犬が乳がんを発症する原因は、はっきりとは解明されていません。
今現在では、女性ホルモンや遺伝が原因なのではないかと考えられています。
また、乳腺炎が原因となり、乳がんを発症することもあります。
犬の乳がんの治療・予防
外科手術によって、腫瘍の切除を行います。
摘出方法は「全乳頭切除」、「片側乳頭切除」、「部分切除」があります。
どの方法で腫瘍を摘出するかは、乳腺腫瘍の発症部位、良性か悪性かによって異なります。
食事療法としては高たんぱく・低脂肪食の食事を心がけましょう。
動物性の脂肪やチーズなどは極力避けるべきです。
原因がはっきり解明されていないため、予防することは困難です。
早期発見・早期治療ができるよう、異変に気づいたら、すぐに動物病院を受診しましょう。
犬の腫瘍の病気一覧