犬の乳がんを解説!症状・原因・治療・予防を知る

犬の乳がんの症状

犬の乳がん(にゅうがん)とは、母乳を生成する乳腺に腫瘍ができてしまう病気です。

乳頭の腫れ、胸のしこり、おなかを触られるのを嫌がる、食欲の低下などの症状が見られます。

犬の乳がんの原因

犬が乳がんを発症する原因は、はっきりとは解明されていません。

今現在では、女性ホルモンや遺伝が原因なのではないかと考えられています。

また、乳腺炎が原因となり、乳がんを発症することもあります。

犬の乳がんの治療・予防

外科手術によって、腫瘍の切除を行います。

摘出方法は「全乳頭切除」、「片側乳頭切除」、「部分切除」があります。

どの方法で腫瘍を摘出するかは、乳腺腫瘍の発症部位、良性か悪性かによって異なります。

食事療法としては高たんぱく・低脂肪食の食事を心がけましょう。

動物性の脂肪やチーズなどは極力避けるべきです。

原因がはっきり解明されていないため、予防することは困難です。

早期発見・早期治療ができるよう、異変に気づいたら、すぐに動物病院を受診しましょう。

犬の腫瘍の病気一覧

記事監修
動物病院病院 総長 藤野 洋

アニホック往診専門動物病院獣医師 藤野 洋

日本大学生物資源科学部(旧農獣医学部)獣医学科卒業。
卒業後、約20年にわたり動物病院でペットの治療に従事。
2007年(株)フジフィールド創業。動物病院とトリミングサロンのドミナント多店舗展開を行い、複数店舗の開業/運営を果たす。

日本大学生物資源科学部(旧農獣医学部)獣医学科卒業。
卒業後、約20年にわたり動物病院でペットの治療に従事。
2007年(株)フジフィールド創業。動物病院とトリミングサロンのドミナント多店舗展開を行い、複数店舗の開業/運営を果たす。

【エデュワードプレス(旧インターズー)】・トリミングサービス成功事例セミナー講師・トリミングサービス成功ガイド監修・Live trim2018 マネージメントセミナー講師 【メディア】・ラジオ調布FM ペットオーナー向け番組MC・多摩テレビ 「わんにゃんMAP」番組パーソナリティ・j:comジモトピ「世田谷・調布・狛江」出演