チワワの病気・ケガ・性格を解説

チワワがかかりやすい病気やケガから、性格や体の特徴なども確認していきましょう。

チワワの特徴

チワワの歴史

チワワは、メキシコ北部チワワ州原産の犬種で、北アメリカでは最も古い犬種といわれています。世界最小犬種としても知られています。日本では、1970年代から家庭で飼われるようになりました。

チワワの大きさ・見た目

チワワは、体高が15~23cm、体重3kg未満と、小型犬に分類され、世界最小犬種です。

その体の小ささから、日本の住宅でも広さを気にする必要がなく、ペット可のマンションなどで飼う方が多くなっています。

チワワには主に「スムースコートチワワ」と「ロングコートチワワ」の2種類おり、特に毛が長めのロングコートチワワは絶大な人気を誇っています。

大きな瞳に立ち耳が特徴的な犬種で、額は丸みを帯びているため、その形状から「アップルドーム」と呼ばれています。

チワワの性格

チワワはマイペースな性格で、素っ気ない様子を見せているかと思えば、ときには猫のように飼い主に甘えます。

また臆病で繊細な面も持ち合わせていて、少しの物音にも驚いてしまいます。そのため散歩中に他の犬とバッタリ出会うと怖さのあまり吠えてしまったり、飼い主に怒られないように常に気をつかったりしています。

飼い主の方は、チワワに頼れる存在になるように、守ってあげるようにしてください。

一方で独立心があり独りの状況でも耐えられるので、お留守番を任せても平気な犬種でもあります。むしろ独りの時間もしっかり確保して、安心してくつろげる環境を提供してあげることも重要です。

基本的には、勇敢で忠実な性格も持ち合わせており、飼い主に対して深い愛情を示してくれます。

ただしチワワは小さい体に比べて脳が発達している賢い犬種であり、誰でも構わず愛情を振りまくわけではありません。飼い主の方はしつけを通して、信頼関係を育めるように生活していきましょう。

チワワを飼うときの注意点

チワワが体が小さく骨が細いため、少しのきっかけで骨折することがあります。椅子をきちんとしまうなど、段差を極力つくらないように意識しましょう。

寒さにも弱いので、冬はエネルギーを増やすために食事量を少し増やしてカロリー摂取量を多くしたり、日当たりのいい場所にいられるようにしましょう。

ロングコートチワワの場合は、フサフサの被毛も多く生えており毛も多く抜けます。ブラッシングを定期的に行い、抜け毛を取るようにしてください。週に2~3回程度が目安です。

ブラッシングをすることで皮膚病のリスクも下がりますし、チワワとのコミュニケーションも十分に保つこともできます。

記事監修
動物病院病院 総長 藤野 洋

アニホック往診専門動物病院獣医師 藤野 洋

日本大学生物資源科学部(旧農獣医学部)獣医学科卒業。
卒業後、約20年にわたり動物病院でペットの治療に従事。
2007年(株)フジフィールド創業。動物病院とトリミングサロンのドミナント多店舗展開を行い、複数店舗の開業/運営を果たす。

日本大学生物資源科学部(旧農獣医学部)獣医学科卒業。
卒業後、約20年にわたり動物病院でペットの治療に従事。
2007年(株)フジフィールド創業。動物病院とトリミングサロンのドミナント多店舗展開を行い、複数店舗の開業/運営を果たす。

【エデュワードプレス(旧インターズー)】・トリミングサービス成功事例セミナー講師・トリミングサービス成功ガイド監修・Live trim2018 マネージメントセミナー講師 【メディア】・ラジオ調布FM ペットオーナー向け番組MC・多摩テレビ 「わんにゃんMAP」番組パーソナリティ・j:comジモトピ「世田谷・調布・狛江」出演