犬の臍ヘルニアを解説!症状・原因・治療・予防を知る

犬の臍ヘルニアの症状

臍(さい)ヘルニアとは、へその下の筋肉に穴があき、その穴から腸管が皮膚の下に出てくる病気です。

へそが膨らみ、「出べそ」のような状態になります。

また、嘔吐や腹痛、食欲不振などの症状が見られることもあります。

犬の臍ヘルニアの原因

臍ヘルニアはほとんどが先天的なものとなっています。

胎児のときに発育が遅れたことが原因だと言われています。

犬の臍ヘルニアの治療・予防

臍ヘルニアが小さい場合、生後半年の間に自然治癒することがあるため、生後半年までは経過観察を行うことがあります。

治癒しなかった場合は、外科手術が必要です。手術後に再発することはありません。

避妊手術等の開腹手術の際に、同時に臍ヘルニアの治療をすることもできます。

臍ヘルニアは先天性のものがほとんどのため、予防することはできません。症状が悪化する前に、動物病院を受診しましょう。

記事監修
動物病院病院 総長 藤野 洋

アニホック往診専門動物病院獣医師 藤野 洋

日本大学生物資源科学部(旧農獣医学部)獣医学科卒業。
卒業後、約20年にわたり動物病院でペットの治療に従事。
2007年(株)フジフィールド創業。動物病院とトリミングサロンのドミナント多店舗展開を行い、複数店舗の開業/運営を果たす。

日本大学生物資源科学部(旧農獣医学部)獣医学科卒業。
卒業後、約20年にわたり動物病院でペットの治療に従事。
2007年(株)フジフィールド創業。動物病院とトリミングサロンのドミナント多店舗展開を行い、複数店舗の開業/運営を果たす。

【エデュワードプレス(旧インターズー)】・トリミングサービス成功事例セミナー講師・トリミングサービス成功ガイド監修・Live trim2018 マネージメントセミナー講師 【メディア】・ラジオ調布FM ペットオーナー向け番組MC・多摩テレビ 「わんにゃんMAP」番組パーソナリティ・j:comジモトピ「世田谷・調布・狛江」出演