犬の腸炎(慢性腸炎)を解説!症状・原因・治療・予防を知る

犬の腸炎(慢性腸炎)の症状

腸炎(慢性腸炎)(ちょうえん(まんせいちょうえん))とは、腸の粘膜が繰り返し炎症を起こす病気のことです。

下痢や嘔吐、血便、口臭、腹鳴、食欲低下、元気がないなどの症状が見られます。

重度になると、体重の減少や腹水などの症状も見られるようになります。

犬の腸炎(慢性腸炎)の原因

犬が腸炎(慢性腸炎)を引き起こす原因は、アレルギー、がん、感染症、寄生虫などが考えられます。

また、遺伝的な要因もあるといわれています。

犬の腸炎(慢性腸炎)の治療・予防

犬の腸炎(慢性腸炎)は、その原因によって治療方法が異なります。

アレルギーが原因の場合は低アレルギー療法食、腫瘍が原因の場合は外科手術を行います。

感染症や寄生虫が原因の場合は、抗生物質や駆虫剤を使用します。

また、粘膜の炎症を抑えるため、副腎皮質ステロイド薬を投与することもあります。

症状が重度になると命にかかわることがあります。

早期発見・早期治療ができるよう、定期的に健康診断を受けましょう。

記事監修
動物病院病院 総長 藤野 洋

アニホック往診専門動物病院獣医師 藤野 洋

日本大学生物資源科学部(旧農獣医学部)獣医学科卒業。
卒業後、約20年にわたり動物病院でペットの治療に従事。
2007年(株)フジフィールド創業。動物病院とトリミングサロンのドミナント多店舗展開を行い、複数店舗の開業/運営を果たす。

日本大学生物資源科学部(旧農獣医学部)獣医学科卒業。
卒業後、約20年にわたり動物病院でペットの治療に従事。
2007年(株)フジフィールド創業。動物病院とトリミングサロンのドミナント多店舗展開を行い、複数店舗の開業/運営を果たす。

【エデュワードプレス(旧インターズー)】・トリミングサービス成功事例セミナー講師・トリミングサービス成功ガイド監修・Live trim2018 マネージメントセミナー講師 【メディア】・ラジオ調布FM ペットオーナー向け番組MC・多摩テレビ 「わんにゃんMAP」番組パーソナリティ・j:comジモトピ「世田谷・調布・狛江」出演