犬の骨折を解説!症状・原因・治療・予防を知る

犬の骨折の症状

骨折(こっせつ)は、折れた部位によって症状が変わりますが、どの部位が折れても痛がるようになります。

外観に表れる変化としては、該当箇所が腫れあがる、触ると熱を持っているなどが挙げられます。足を引きずりながら歩く、該当箇所をなめるなど普段とは異なる動きをします。

犬の骨折の原因

階段の上や抱っこされている状況などの高いところから飛び降りたり、暴れたりすることで骨折することがあります。

また誤って飼い主に踏まれたりドアに挟まれたりして、足や尻尾などを骨折することもあります。

また散歩中の交通事故による骨折も多くなっています。

犬の骨折の治療・予防

骨の異常は、骨折なのか脱臼なのか捻挫なのかの区別が付きづらいです。そのため、動物病院で正確な診断をしてもらいましょう。

治療としては、添木などを使い、骨折した部位を固定します。レントゲン検査などを経て必要があれば、外科治療を行うこともあります。手術では、ワイヤーなどを使って骨を直接固定します。

予防としては、骨折の危険性を下げる生活をすることが必要です。高いところから飛び降りないようにしつけをしたり、散歩中は車や自転車に気を付けるなどが大切です。また犬がいないことに気付かずに、犬の足や尻尾を踏んだりドアで挟んだりしないように、日頃から注意するようにしましょう。

犬の骨・関節の病気一覧

記事監修
動物病院病院 総長 藤野 洋

アニホック往診専門動物病院獣医師 藤野 洋

日本大学生物資源科学部(旧農獣医学部)獣医学科卒業。
卒業後、約20年にわたり動物病院でペットの治療に従事。
2007年(株)フジフィールド創業。動物病院とトリミングサロンのドミナント多店舗展開を行い、複数店舗の開業/運営を果たす。

日本大学生物資源科学部(旧農獣医学部)獣医学科卒業。
卒業後、約20年にわたり動物病院でペットの治療に従事。
2007年(株)フジフィールド創業。動物病院とトリミングサロンのドミナント多店舗展開を行い、複数店舗の開業/運営を果たす。

【エデュワードプレス(旧インターズー)】・トリミングサービス成功事例セミナー講師・トリミングサービス成功ガイド監修・Live trim2018 マネージメントセミナー講師 【メディア】・ラジオ調布FM ペットオーナー向け番組MC・多摩テレビ 「わんにゃんMAP」番組パーソナリティ・j:comジモトピ「世田谷・調布・狛江」出演