オーストラリアン・シェパードの病気・ケガ・性格を解説

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オーストラリアン・シェパードがかかりやすい病気やケガから、性格や体の特徴なども確認していきましょう。

オーストラリアン・シェパードの特徴

オーストラリアン・シェパードの歴史

オーストラリアン・シェパードの起源は、1800年代にヨーロッパ・バスク地方の人々がオーストラリアに移住した際、羊と一緒に連れ込んだ僕畜犬だと言われています。

その後このは移住者と共にアメリカに渡り、1950年代まではあまり目立たない存在でしたが、ある時にカウボーイが荒馬乗りや投げ縄などの腕を競うロデオ大会で芸当を披露する犬として活躍し、それが映画化されることによって一気に人気と知名度が上がりました。

その後、オーストラリアン・シェパードの登録団体がいくつか出来、1993年にAKCに犬種として認定されたとされています。

オーストラリアン・シェパードという犬名は、オーストラリアから移住してきた羊飼いたちのことを、当時の日人が「オーストラリアから来た(australian)羊飼い(shepherd)」と呼んだことにちなんでいますが、近年になって行われた血統の研究では、アメリカに来てから大きく改良が進んだことが判明し、必ずしも適切な犬名とは言えなくなってきています。

現在では世界中で多く飼育され、牧羊犬としてだけでなく聴導犬や救助犬、麻薬探知犬や介助犬、ドッグスポーツ用の犬として広い分野で活躍していますが、ペットやショードッグとしても人気があります。

日本でも人気がある犬種で、国内でもブリーディングが行われており、毎年登録が行われていて、2009年度の国内登録頭数順位は136位中61位でした。

オーストラリアン・シェパードの大きさ・見た目

垂れ耳のコリーのような体型で骨は太く、体は筋肉質でがっしりとしています。尾は短く、生まれつきの「ナチュラルボブテイル」もしくは断尾されていることが多いです。

一般的には茶色の目ですが、マールの遺伝子を持つ個体には両目がブルーの「ブルーアイ」、片目がブルーと茶色の「オッドアイ」などになることがあります。

被毛はどんな天候の中でも作業ができるに二層構造のロングコートで、牧羊犬として性質を特化させるため、コリー系犬種との交配が繰り返された結果、被毛はコリーによく似ていて、上毛は部分的に直毛であったりカールがかったりしています。

毛色はブルーマール、ブラックトライ、レッドマール、レッドの4種とされています。

体高はオスメス共に46~59cm、体重はオスメス共に16~32㎏、平均寿命は13歳~15歳ほどです。

オーストラリアン・シェパードの性格

オーストラリアン・シェパードは、大胆で賢く愛情深さを持っており、警戒心と独立心に富んで、責任感の強い面も持ち合わせた仕事熱心で愛情深い性格です。

おとなしいので、他の犬と喧嘩をすることは滅多になく、家庭でも比較的飼いやすい犬種といえます。

オーストラリアン・シェパードを飼うときの注意点

運動能力が高いので散歩は毎日、朝夕とも60分程度必要になるほか、場合によっては、歩くだけの散歩ではなく、一緒に走るジョギングやトレーニングをして頭を使わせたりするなどの工夫もあると尚良いでしょう。

何か新しいことに挑戦できるような環境を好むので、新しいゲームやアジリティなどを取り入れてあげると喜びます。

ドッグランをノーリードで走り回れる環境でのフリスビーやボール遊びなど、適切な運動やトレーニングをさせることで、飼い主に忠実で従順な犬となってくれるでしょう。

ジャーマン・シェパード・ドッグ同様に、触れ合いやコミュニケーションが不足すると、情緒的な健康に影響を及ぼすので定期的にスキンシップなどは欠かさないようにしてあげることが大切です。

牧羊犬として活躍してた犬種なので、吠え癖や噛み癖、散歩中の引っ張りなど問題行動が起こりやすい犬種でもあります。

忠実で賢い犬種であるが故に、覚えてほしくない行動も覚えやすいため、そうならないように基本的なしつけや家庭内でのルールをきちんと決めて覚えさせることが大切になります。

大変賢いので一度覚えると従順で状況判断力にも富んだ行動をとれるようになります。しかし、子犬の頃は夜泣きや、かまってほしくて鳴く、おやつが欲しくて鳴くなどの要求が起こり、ついかまいたくなることも多くなりますが、グッと我慢して応えないようにし、犬が落ち着いて静かになってから沢山褒めて遊んであげるなど、根気よく向き合ってあげましょう。

被毛はダブルコートなので、抜け毛は多く、換毛期にはたくさん抜けますので、毎日のブラッシングは欠かさないようにしましょう。

記事監修
動物病院病院 総長 藤野 洋

アニホック往診専門動物病院獣医師 藤野 洋

日本大学生物資源科学部(旧農獣医学部)獣医学科卒業。
卒業後、約20年にわたり動物病院でペットの治療に従事。
2007年(株)フジフィールド創業。動物病院とトリミングサロンのドミナント多店舗展開を行い、複数店舗の開業/運営を果たす。

日本大学生物資源科学部(旧農獣医学部)獣医学科卒業。
卒業後、約20年にわたり動物病院でペットの治療に従事。
2007年(株)フジフィールド創業。動物病院とトリミングサロンのドミナント多店舗展開を行い、複数店舗の開業/運営を果たす。

【エデュワードプレス(旧インターズー)】・トリミングサービス成功事例セミナー講師・トリミングサービス成功ガイド監修・Live trim2018 マネージメントセミナー講師 【メディア】・ラジオ調布FM ペットオーナー向け番組MC・多摩テレビ 「わんにゃんMAP」番組パーソナリティ・j:comジモトピ「世田谷・調布・狛江」出演