作成日: 更新日:
飼い猫でも飼い主に向かって突然シャーとかウーとか威嚇してくることがあります。
多頭飼いの場合は他の猫との間に何かの原因があったりも考えられますが、一匹だけで飼っている時にいきなり威嚇されたら飼い主も驚きますよね。
威嚇だけならまだしもいくら自分の猫でも爪で攻撃されたり噛まれるのは嫌なものです。
しかもいつもおとなしい猫が飼い主が引くほど本気で威嚇してきたら、大好きな猫に嫌われたのか猫の人格(?)が変わってしまったのか…なんだかショックでしばらく悲しい気持ちになりますよね。でも大丈夫です。猫が威嚇してくるときの原因を知る事で少しでも猫の気持ちを理解できればうまくしつける事も可能なので参考にしてくださいね。
目次
猫が窓から外を見ている時に飼い主が話しかけた時や、窓を見た直後に威嚇してきた場合は、外に他の猫や犬や鳥など猫が興奮するような原因があった事が考えられます。
余りにも頻繁にこのような状況になる場合は少しの間外を見せないようにしたり、散歩中の犬が原因の場合は散歩している時間は決まっていると思うので猫に窓の外を見せる時間を少しずらすなどの対処法で落ち着きます。
ただあまりにも猫が外を見て興奮する日が続く場合は、外を見せる窓を変えるなどの対策をする必要があります。
この場合の威嚇は飼い主に対してではなく外の何かへ向けたもので、猫がイラっとしている時に偶然飼い主に話しかけられたり、触られたりしたこ事で驚いてとっさに自分を止められなかっただけなので、そのままにしておけばすぐに落ち着くので出来ればそっとしておいてください。
一番のしつけは知らんぷりで放っておく事ですが、もしもどうしても威嚇をすぐにやめさせたいのであれば、手をポンと叩く事で猫の関心は音の方へ行くので落ち着きます。
原因が外にある場合は、夏など換気する季節は特にいえる事ですが猫が興奮して網戸を破ったり体当たりした時の勢いで網戸が外れて窓から脱走したりしてしまう可能性があるので、窓に対する対策をとる事の方が大切になります。
飼い主がしつけの一環で怒った時やその後で威嚇してきたときは放っておく事がいちばんのしつけになるので、とにかく猫に声をかけない・目を合わせない・遊んであげない・構わない事です。
飼い猫は飼い主に怒られたことに対して、もうしないから!怒らないで!と怖がっている証拠で威嚇しているだけです。
直前の飼い主のしつけがしっかりと効いているという証拠なのでこの場合のしつけの方法も落ち着くまで放っておく事がいちばんのしつけの方法になります。
猫は自分が悪い事をしたとわかっていればそのうちまた甘えて寄ってきます。
その時は反省してるよ~仲よくしようと言っているのと同じなので十分にかわいがってあげてください。
ただし、しつけと称して猫に手をあげてそれによって猫が威嚇してきたのであれば話は別で、もしもしつけと称した虐待をしたのであれば猫は飼い主を信用しなくなり目が合うたびに怯えて威嚇を繰り返すので二度と猫に手をあげるような事は絶対にしないでくださいね。
猫はゴロゴロいいながら自分から近づいてきて飼い主が優しく撫でていると突然威嚇してくることがあります。
飼い主的には納得いきませんが、この時の猫はもう十分撫でてもらったからもう撫でるのをやめて良いよというサインを自分では出していたつもりで…でももちろん飼い主には伝わっていません。
猫は自分から甘えてきたりしておきながら実は長く触られたりすることをとても嫌います。
これは猫の性格にもよりますが多くの猫が共通する点なので、ある程度は飼い主側が配慮して長く撫で続けない事を意識して接する事が大切で撫でる時間は大体5分程度が限界です。
撫でるのをやめても威嚇が余りにも長く続く場合のしつけの方法は、音で気持ちをリセットさせる方法がいちばん有効になります。
色々な場面で猫は威嚇してくることがありますが、猫が威嚇してきた場合のしつけ方法でいちばんは飼い主が平常心で構わない事がいちばんのしつけ方法で、次に効果的なしつけの方法は音などで猫の気持ちをそらして冷静にさせるという事です。